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「運び屋」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は土曜日で午前中は中村医師が外来を担当し、
午後2時以降は石原が外来を担当する予定です。

土曜日は趣味の話題です。
今日はこちら。
運び屋.jpg
クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務めた、
新作映画を観て来ました。

最近のクリント・イーストウッドの映画は、
本人は出演せずに実話を元にし、
上映時間は1時間半弱という短いものが多く、
別にダラダラ長ければ良いというものではないのですが、
内容的にも必要なカットが、
しっかりとは撮れていない、
という感じの不満が残るものでした。

もうイーストウッドの映画は、
こんな感じで楽しむべきものなのかしら、
と思っていたのですが、
今回は久しぶりにイーストウッド自身が主役を演じ、
上映時間も2時間弱と最近では最も長尺です。
勿論これも長ければそれで良いということはないのですが、
今回の作品については、
イーストウッド自身の芝居も良く、
内容もちょっとラストは説教臭が鼻につくものの、
場面も過不足なくしっかり撮り切っていて、
最近になく充実した作品になっていました。

これは主人公が90歳で、
家族を顧みないダメ親父という設定になっていて、
それがひょんなことから麻薬の運び屋になるのです。

イーストウッドがこうした役柄を演じるのは、
かなり珍しいと思いますが、
なかなか説得力のある渋い芝居で、
90の駄目男の最後の切ない挑戦を、
リアルに肉付けしていたと思います。
良い芝居でした。

周囲はおつきあいという感じで、
豪華キャストが脇を固めています。
捜査側の描写など、
段取り的で味気ない描写も混じりますが、
トータルにはこちらも単なるにぎやかしではない、
適材適所の熱の入った芝居で、
イーストウッドをもりたてていたのも好印象でした。

最近のイーストウッド映画としてはベストの出来映えで、
高齢者が主役の映画としても、
映画史に残る出来映えだと思います。

なかなかのお薦めです。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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