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「タンホイザー」(2019年新国立劇場レパートリー) [オペラ]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は土曜日で午前午後とも石原が外来を担当する予定です。
今日は東京も雪ですね。
受診予定の方はお気を付け下さい。

それでは今日の話題です。
今日はこちら。
タンホイザー.jpg
新国立劇場の2018/2019シーズンのレパートリーとして、
ワーグナーの「タンホイザー」が上演されました。

「タンホイザー」はワーグナーの作品の中では、
比較的上演時間が短く、
それでいてワーグナーらしい聴き所も豊富で、
ワーグナーの思想が、
簡明に表現されているようなところもあるので、
初めてワーグナーを聴く方にはお薦めの作品です。

これまでに生で聴いたのは、
新国立劇場のレパートリーで2回くらい、
ドイツの歌劇場の引っ越し公演で3パターンくらい、
東京オペラの森とその後継の東京春音楽祭の公演と、
都合7回くらいで、
今回が多分8回目くらいになります。

演出として印象に残っているのは、
ロベルト・カーセンが演出した東京春音楽祭の舞台と、
鬼才コンヴィチュニーが、
それほど前衛的でなかった時期に演出した、
バイエルン歌劇場(そうでなかったかも…)の舞台です。
カーセンの舞台は魔女は殆ど全裸で登場して、
白い布のセットを赤いペンキで塗りたくるような舞台。
コンヴィチュニーのものは、
大人の童話という雰囲気の、
彼としては前衛に走りすぎない、
見やすい舞台でした。

今回の新国立のプロダクションは、
新国立らしい比較的オーソドックスで、
セットや美術は構想は悪くないものの、
大味で細部が雑なものでしたが、
あまり変わったことはしていないので、
まあまあ音楽を聴くには支障のないものです。

オケは最初の管楽器の響きなど、
何とかならないものかな、とガッカリするレベルでしたが、
その後は堅実で後半はまずまずでした。
歌手陣はメインの3人がなかなか頑張っていて、
ビジュアルも役柄に合っていましたし、
声が美しいので良かったと思います。

例によって良い演奏でも観客は終わるとすぐに帰り出して、
アンコールをじっくり待たない慌ただしい新国立クオリティですが、
今や日本のオペラの屋台骨は、
新国立劇場のみが支えているので、
応援は是非し続けたいと思っています。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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