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「ルイの9番目の人生」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は日曜日でクリニックは休診です。

1日何もなければのんびり過ごす予定です。

今日は日曜日なので趣味の話題です。

まずははこちら。
ルイの9番目の人士.jpg
これはホラーを得意とするフランス出身のアレクサンドル・アジャ監督が、
イギリスのリズ・ジェンセンが2004年に発表した、
同題のミステリーを映画化したもので、
イギリス・カナダ・アメリカの合作ですが、
ハリウッド制作より地味な感じのスリラーになっています。

ラストにどんでん返しのあるような宣伝をしていて、
こうした作品が好きなので、
「どんなものかな…」
とは思いながらつい騙されて観てしまいました。

実際にはかなり地味なB級の映画で、
よほどB級映画が好きな方以外にはお薦め出来ません。

原作も一応翻訳はされていますが、
殆ど話題にはなっていません。
僕は原作物は基本的には原作を先に読むようにしているのですが、
この作品は未読で、
映画を観てしまうと、
とてもこの作品の原作を読むという気にはなりませんでした。

内容はルイ・ドラックスという9歳の少年が、
両親とのピクニックの最中に崖から転落して、
一旦は心肺停止してから意識はない状態で蘇生します。
実はこの少年はそれまでに、
食中毒や事故や感電などで9回も死にかけていて、
それが単なる偶然であるのか分かりません。
少年の母親は男の心を惑わさずにはおかない美女で、
父親は元ボクサーですが、
夫婦仲は悪くその原因にも謎がありそうです。
小児の昏睡の専門医(?)が、
意識不明の少年の診察に当たるのですが、
少年からと思われる謎の手紙が届いたり、
少年の周囲でまた奇怪な出来事が起こり始めます。

果たして少年の事故の原因は何なのでしょうか?

とあらすじを書いただけでも、
何となく真相が分かってしまいそうですが、
実際に多くの方が想像する通りの真相で、
○○症候群という、手垢に塗れた病名が、
出て来たところでガックリしてしまいました。

ホラーかと思うと別に怖いところはなく、
海の怪物みたいなものが登場しますが、
結局肩すかしで終わってしまいます。
「氷の微笑」みたいな雰囲気もありますが、
要するに思わせぶりなだけです。
映像がそこそこ綺麗なのが救いですが、
演出もファンタジーを狙ったのかサスペンスを狙ったのか、
良く分からないものになっていました。

そんな訳で配給会社の方には失礼と思いますが、
鑑賞するかどうか迷われている方には、
余程の物好き以外にはお薦め出来ない、
と個人的にはお答えしたいと思います。

蛇足ですが作中でアジア系の子供の顔を、
「stupid face」という表現で馬鹿にするところがあって、
露骨に差別的で驚きました。

今日はもう1本映画の記事があります。

それでは次に続きます。
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コメント 1

midori

このポスター見たら、観たいなと思ってしまいますね私は。貴重な情報を有難うございました。〇〇症候群というのは想像つきますが、本は読んでみようかなw。
by midori (2018-02-04 10:48) 

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