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「バーフバリ 王の凱旋」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日からクリニックはいつも通りの診療になります。

今日は土曜日なので趣味の話題です。
今日はこちら。
バーフバリ.jpg
インドのスペクタクル大作、
「バーフバリ 王の凱旋」を観て来ました。

これは昨年末に短期間だけ公開された、
「バーフバリ 伝説誕生」の続編で完結編です。
僕も前編は見逃していますが、
最初に日本語のナレーションで結構長い前編ダイジェストが付いているので、
特に予備知識がなくても問題はありません。
正直後編を観ただけでもうお腹はいっぱいという感じで、
この後で前編を見たいという気分にはなりませんでした。

これは昔のハリウッドのスペクタクル史劇、
「十誡」や「ベン・ハー」に近いような世界で、
最も影響をされているのは「十誡」だと思います。
人望のある王の後継者が陰謀により追放されてしまったり、
王宮のセットのイメージや、
そこから戦車部隊が出撃する感じなども良く似ています。
戴冠式の元ネタは「クレオパトラ」ですね。

僕はこうした昔のスペクタクル史劇が大好きで、
今でも小学生の頃に渋谷パンテオンで観たシネラマの「ベン・ハー」や、
渋谷東急で観た70ミリの「十誡」は心に焼き付いているのですが、
最近はこうした映画はハリウッドも造らなくなりましたし、
同じような素材の映画を造っても、
かつてのような天真爛漫な脳天気な感じはなく、
PCに気を遣って、
違和感のある登場人物を出して来たり、
中途半端に現代的な苦悩をする主人公であったりして、
昔のような楽しい贅沢な気分に浸ることはありません。

その点今回のこの映画などは、
歌と踊りも唐突なインド・ミュージカルの要素も入れ、
活劇についてはハリウッドや中国活劇のパクリなども入れながらも、
遙かに今のハリウッドより天真爛漫に、
かつてのハリウッド史劇の世界を再現していて、
懐かしくも楽しい感じがあります。

ただ今の映画の常でVFXが多用されているので、
集団の合戦シーンなどは、
出来の悪い「指輪物語」という感じは否めません。
アメリカのこうしたタイプの映画と比べると、
群衆場面での実際の人数も多く、
セットも結構大きな物を使っているようなのですが、
動きのある場面は結局VFXに頼っているので、
あまり画面が重みのある印象にはならないのです。
その点は少し残念でした。
VFXの出来は「鎌倉ものがたり」の方が上です。

また、何となく神様や怪物なども登場しそうな雰囲気なのですが、
実際にはそうした超自然の生き物などはほぼ登場せず、
戦士の活躍はアニメ並みには人間離れしていますが、
そのレベルに留まっています。
その点ても、個人的には少し物足りなくは感じました。
この内容なら、怪獣の一匹くらいは、
出て来てもいいですよね。

いずれにしても2時間20分という上映時間は、
インド映画としては短い方で見やすく、
そうは言っても色々な意味で濃い作品なので、
正直後半は「もういいよ」という感じもあるのですが、
これでもかという見せ場の連続の超大作で、
お正月の気分にはぴったりの大活劇でした。

個人的には空を飛ぶ帆船でのミュージカル場面と、
卑怯者の首をいきなり刎ねて、
王宮と決別する場面の切れ味がツボでした。

期待をし過ぎるとちょっとガッカリするかも知れません。
でも、面白いし理屈抜きに楽しめるインド大活劇です。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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