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今年の締めくくり [身辺雑記]

こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

昨日は患者さんが1人入院されました。
そして、世間は大晦日ですね。

今年一年ありがとうございました。

一応今年のブログの記事の中で、
PV の多かったベスト5を発表します。

好評だったり、参考になった記事だったことを、
作者としては期待したいのですが、
中には批判的に多く読まれた記事もあるのだと思います。
個別の記事を読むと、
ちょっと誤解を招きかねないな、
と思うものもあって、
削除しようかなと思う時もありますが、
書いた責任は取りたいと思いますし、
現時点ではそのままの形で残しています。

難しいな、と思うのは、
ある治療法なり診断なりに対して、
これはないだろう、とか、
これは医者の傲慢だろう、とかと思うことがあって、
それを何度か記事にしたのですが、
その診断を受けたり、
その治療を受けたりされた患者さんにとっては、
自分自身を侮辱されたように、
感じることがあるのですね。

ただ、批判される方は、
大抵その記事だけを読んで、
お怒りになることが多いのですが、
僕としては出来れば他の記事も読んでから、
トータルでどうお考えになるかを、
聞かせて欲しいな、
とそんな風には思います。

いつも読まれている方にはお分かりと思いますが、
この数ヶ月の間でも、
僕の考えは結構変わっています。
読んで頂いている皆さんのコメントやメールなど、
参考にしながらより深く広く、
色々なことを考えて行きたいと思いますし、
皆さんの力が、
僕を成長させてくれているという気がします。

前置きが長くなりましたね。
ベスト5を発表します。

1位 認知症とドグマチールについての補足(8月15日)
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-08-15
これは数字の上ではぶっちぎりの1位です。
ただ、正直どうしてなのかは分かりません。
内容は認知症の現在の治療についての、
批判が前半で、
ドグマチールという薬についての、
補足的な話が後半です。

ドグマチールについては、
何度か書きました。
最初の記事はこれです。
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-08-04
それから、次の日の記事がこれ。
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-08-05
それにちょっと追加したのが、
1位の記事の内容です。
その後抗精神病薬全般に話を広げて、
プロラクチンというホルモンの、
上昇する副作用の総説の形にしたのがこれ。
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-09-17
続けてお読み頂けると分かるように、
ドグマチールという薬についての、
僕の考え方もこの間に少し変わっています。
このブログを書くことを通して、
理解と知識が深まったのだと思います。
先程も書いたように、
こうしたことがあるのが、
僕にとってのブログの大きな意味の1つです。

2位 疥癬との戦いの記録(8月20日)
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-08-20
これは多分疥癬の実際の画像が、
興味を惹いたのではないか、
と思います。
内容は通常の教科書的な解説で、
目新しさはありません。
でも、多分一般の皮膚科の医者より、
疥癬の患者さんは多く目にしているので、
その点の自信は少しあります。

3位 ミルクアルカリ症候群のメカニズム(6月19日)
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-06-19
これはマイナーな病気の話ですが、
出来れば次の2つの記事と一緒に読んで頂ければ、
と思います。
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-08-06
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-08-07
この病気の概念には、
若干混乱している部分があり、
最初の記事だけを読むと、
その辺に誤解が生じるのではないかと思うので。
海外の主要な文献にも、
一通り目を通して書きました。
多分そこらの教科書より、
この病気については詳しくかつ正確な説明と、
密かに自負しています。
結構手間の掛かった、
僕としては自信作の部類です。

結構面白い病名というのがありますよね。
面白い、などと言うのは、
患者さんのことを考えると不謹慎ですが、
語感だけの問題なので、
どうか大目に見て下さいね。
この「ミルクアルカリ症候群」もそうですし、
「全身こむら返り病」とか、
「ミュンヒハウゼン症候群」。
「Brugada 症候群」もそうですね。
勿論僕にも知らない病気は沢山ありますし、
調べると意外な発見があったりして、
これも結構楽しいのです。
そんな訳で時々記事にしています。
珍しい病名だと検索され易いのではないか、
というちょっといやらしいことを考えたこともありましたが、
今は別にそんな下心はありません。

4位 粉ミルクの中の「メラミン」(9月22日)
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-09-22
正直ちょっと受けを狙った時事ネタで、
いやらしいのですが、
このテーマの解説としては、
無駄なくまとまっているのではないか、
と思います。

5位 百日咳の検査による検証事例(6月28日)
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-06-28
百日咳が大人で流行している、
という話があり、それについて、
実例を挙げて検証したものです。

まあ、こんなところがベスト5ですね。

時々、誰かが何処かで紹介してくれたらしく、
急にアクセスが増えることがあります。
大抵反応が見えないので、
正直不安になります。
何処かで怒られているのかな、
とか。

僕が個人的にもっと読んで欲しいな、と思う記事は、
たとえば、こちら。
「心臓欠陥外科専門医の再認定に思うこと(4月17日)」
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2008-04-17
これはねえ、本当に酷い話だと思うし、
もっと非難されるべきだと思うのですが、
そんな気配はありません。
筆も走っていて、僕としてはお気に入りなのですが、
どうでしょうか?

今年は読んで頂いた皆さんには、
本当に感謝感謝の一年でした。
来年もまたよろしくお願いします。
自分の出来る範囲で、
僕も頑張ります。

それでは良い年の瀬を。

今年良いことのあった方は、
来年も今年以上の一年になりますように。
(なりますって、絶対)

それから今年はあまり良いことのなかった方は、
来年は良い年になりますように。
(間違いなくなります)

石原がお送りしました。
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まれすけ

ブログ1年目の締めくくりなのに、お疲れ様のコメントもnice!もひとつも無く、なんだか淋しいですね。みんな大晦日でお忙しかったのかな?

このブログを見つけて、最初の記事から順に読み進め、やっとここまで来ました。本当に勉強になります。普段自分がどれだけ勉強不足か思い知らされます。引き続き読ませてもらいますね。

ひとつお願いがあります。僕の妻がどうやらバージャー病の様なのです。
6~7年前から右足の脛に紫色の痣ができ、だんだん広がって行きました。左足も数年前から同じ場所に同じ痣ができています。正座も出来ないほどに痛むと言っています。最初に痣が出来始めた頃から頻繁に足がつる様になり、しびれもあります。寒い場所に行くと足先が真っ白くなるレイノー現象もあります。手の指もしびれがあります。彼女はかなりのチェインスモーカーです。長く歩いた後には足が痛み、最近では安静時にも痛みがあります。

子供がふたりいて、学校のPTAの役員を何年もやったり仕事もあり、これまで診察も受けずに今まで来てしまいました。勉強不足でバージャー病のことも最近知りました。もし良かったら、一度ブログでバージャー病を記事にして貰えませんでしょうか。お願いします。
by まれすけ (2013-02-16 19:19) 

fujiki

まれすけさんへ
コメントありがとうございます。
この頃は読まれる方も今より少なく、
概ねこんな反応です。
奥様ご心配なことと思います。
血管外科のご受診を一度おすすめします。
記事の件了解しました。
なかなかとっかかりがないと書けないので、
ちょっと資料を探してみます。
by fujiki (2013-02-18 08:08) 

まれすけ

石原先生、お返事ありがとうございました。

3日前から総合病院で検査を開始しました。人からバージャー病の事を訊き、余りに症状が当てはまるので絶対にそれだと確信して書き込みしましたが、バージャー病とは言われてはいません。他にも別な病気が隠れているようです。

脛の痣は、網の目状になっているので血管から来ているのは間違いないとの事ですが、はっきりした原因を確定するために検査が続いています。

足が痛くて何とかして欲しくて通院しているのに、病院内をあちこち歩かなくてはならず、夜には足がかなり痛む様です。

早く診断がついて治療が始められればいいのですが。
by まれすけ (2013-02-22 19:30) 

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