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「君の膵臓をたべたい」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は日曜日のため休診です。

休みの日は趣味の話題です。

今日はこちら。
君の膵臓をたべたい.jpg
2015年の住野よるさんによるベストセラー小説を、
実写映画化した作品が、
今ロードショー公開されています。

これは原作を読んでから映画を見ました。

原作は特段好みではないのですが、
確かにこれは売れるよな、という感じはします。
所謂「難病もの」なのですが、
病気の詳細を一切明らかにしていないことと、
難病の少女の死に方に斬新さがあります。
そこに向けて盛り上げるという構成も巧みです。
内向的で傍観者的な男の子の恋愛というのは、
古めかしい感じのテーマですが、
レトロな感じを上手く情感に結び付けています。
後半が長く、ダラダラとしていて、
描写もライトノベル的にスカスカなのが欠点ですが、
今の多くの読者の方は、
そうした文章の密度や重さのようなものには、
感心が薄いので良いのかも知れません。
題名は結局はこじつけの感じなのですが、
その不自然さが目を惹いて売れた、
という側面が大きいので、
成功しているのだと思います。

映画は大人になってからの少年と,
友人の少女を、
人気者の小栗旬さんと北川景子さんに演じさせていて、
回想と現在が入り混じるような構成になっています。
多分集客を考えての改変だと思われ、
原作を読んでから映画を見ると、
かなり蛇足のようで違和感を感じるのですが、
映画を最初に見た妻は、
むしろ現在の場面の方が良かったという感想でしたから、
映画としてはそれで正解なのかも知れません。

これは原作も映画もともにそうなのですが、
主人公の少女がいつもニコニコしていて、
その笑顔の裏にあるものを、
一旦読み終わったり見終わった後で、
確認したくなるような構成が良く出来ています。
演じた浜辺美波さんは、
原作の雰囲気を、
かなり上手く出していたと思いました。
妻ももう一度見て、
少女の心理を確認したいと言っていましたし、
そうした意味では原作の良いところを、
映画も上手く汲み取っている、
という言い方が出来そうです。

本当は映画を見て泣きたくて行ったのですが、
映画のターゲットからは全く外れていたので、
ほぼ泣けませんでした。
それはちょっと残念ですが、
場違いということなので仕方がないのだと思います。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良い休日をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。
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