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新刊本「くすりの始め方・やめ方」内容ご紹介 [告知]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は金曜日でクリニックは休診ですが、
老人ホームなどの診療には廻る予定です。

それでは今日の話題です。

今日は若干宣伝ですが、
新しい本が出来上がりましたので、
その内容を少しだけご紹介します。

まずこちらから。
目次.jpg
目次の一部ですが、
大体こんな感じで6章の構成になっています。

内訳は、
第1章 安定剤と睡眠剤の始め方・やめ方
第2章 降圧剤の始め方・やめ方
第3章 コレステロール降下剤の始め方・やめ方
第4章 ワルファリンの始め方・やめ方
第5章 糖尿病治療薬の始め方・やめ方
第6章 抗甲状腺剤の始め方・やめ方
です。

基本的にクリニックの臨床医の視点からの検証と解説になっています。

正解を示したものではなく、
ガイドラインなどではあまり触れられない事項、
これまでは臨床医の個々の職人芸的な部分を、
そうしたものは最近は流行らないのですが、
いやいやそう馬鹿にしたものでもないのではないか、
などと思いつつ、
この20年くらいの僕なりの毎日の苦闘を、
形にしたものです。

ただ、これが絶対であるということではないので、
医療関係者以外の方でお読みになる場合には、
その点のみ注意してお読み下さい。

「俺の主治医の言っていることと違うぞ。どっちが正しいんだ!」
というようにはお考えにならないで下さい。
医療というのは、
少なくとも実地の部分では、
良かれ悪しかれかなり幅のあるものなのです。
「こうした意見もありますよ」
というくらいにご理解を頂ければと思います。

項目によっては、
専門でもない癖に何故書くんだ、
と思われる部分もあるかと思うのですが、
こういう言い方は誤解を招くかも知れませんが、
「専門馬鹿」というものもあるかと思いますし、
視野を広げて初めて見えるものもあると思うのです。
ただ、ご批判は甘んじて受けます。

内容をチラとお見せします。
こちらです。
スキャン降圧剤のやめ方.jpg
ブログでも以前書いたことがある、
本態性高血圧症における、
降圧剤の中止の可能性についての論考です。

「降圧剤なんかいらない!」
というような野蛮な言説は、
週刊誌などの得意技ですが、
そうしたものではなく、
一定期間しっかりと降圧をした上での、
降圧剤中止の可能性とその可否の判断、
そして具体的なその手順を、
極力論理的に考察したものです。
根拠となる論文も、
極力沢山ご紹介しています。
ただ、この分野はあまり新しい知見がないのが問題です。

それでは次を御覧ください。
糖尿病文献.jpg
糖尿病の章の引用文献の一部です。

一応日米のガイドラインと一部ヨーロッパのガイドライン、
治療指針のようなものは一通り入れています。
特に高齢者の治療については、
最近色々と動きがあり、
かなり極端な言説もまことしやかに流布されているので、
なるべく整理して、
日本とアメリカとヨーロッパとのガイドラインの比較なども、
盛り込んでいます。
最近の知見としては、
治療のメタ解析が今年幾つか出ていて、
それからエンパグリフロジンとリラグルチドの臨床試験結果が、
注目されましたので、それも入れています。
リラグルチド以外のGLP1アナログのデータも、
ポツポツと出始めましたが、
そこまでは間に合いませんでした。

今予約受付中です。
よろしくお願いします。

誰も教えてくれなかった くすりの始め方・やめ方: ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ

誰も教えてくれなかった くすりの始め方・やめ方: ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ

  • 作者: 石原藤樹
  • 出版社/メーカー: 総合医学社
  • 発売日: 2016/10/28
  • メディア: 単行本





それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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