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クリニック開院1周年のお知らせ [告知]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日3回目の更新はお知らせです。

今日は10月1日で北品川藤クリニックは、
丁度開院1年目になります。

あっと言う間の1年でもあり、
色々と苦労もあった1年でもありました。

2年3年と、これからも地域のかかりつけ医として、
粘り強く続けて行きたいと思いますので、
今後ともよろしくお願い申し上げます。
力まず淡々と着実に積み重ねて行きたいと思います。

これは小ネタですが、
今年の7月に2014年に出した本の台灣版が出版されました。
それがこちらです。
100歳の台湾版.jpg
日本では簡単に買えないようですが、
正式の出版で海賊版ではありません。
ただ、印税は僕の元までは届かないようです。

クリニックの待合室には置いてありますので、
ご興味のある方はご覧下さい。

それでは今日はこのくらいで。

おやすみなさい。

石原がお送りしました。

月刊「根本宗子」第13号「夢と希望の先」 [演劇]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日2本目の記事は演劇の話題です。

それがこちら。
ねもしゅー.jpg
相変わらず精力的な活動を続けている根本宗子さんの、
月刊「根本宗子」としての本公演が、
明日まで下北沢の本多劇場で上演されています。

根本さんとしても今回はトピック的な公演で、
本多劇場に初進出ということもありますし、
主役に人気者の橋本愛さんを持って来て、
失敗の許されない1本ということになるかと思います。

観劇後の感想としては、
根本さんの面目躍如的な快作で、
個人的にはこれまでの根本さんの作品の集大成と言っても良い、
凝縮され充実した作品になっていたと思います。

個人的な不満は、
セットがちょっとやぼったくて、
2つの部屋が下に並んで、
その真ん中に意味ありげな黒い空間があり、
その上に登場人物の実家の部屋が載っている、
というのは、
バランスも悪く美的センスにも乏しいので、
もう少しスマートな構造がなかったのかな、
という気はします。

ただ、作品の充実度からすれば、
それは些細なことで、
最近やや迷走気味であった根本さんの劇作が、
原点回帰でより深化した本作は、
最近の小劇場の特筆するべき成果であることは、
間違いがないと思います。

個人的には、
見逃すと一生後悔するレベルです。

以下ネタバレを含む感想です。

これから鑑賞予定の方は、
必ず鑑賞後にお読み下さい。

この作品は基本的には、
昨年の月刊「根本宗子」第10号「もっと超越したところへ」に似ています。

あちらは4つの部屋を舞台に配置して、
同時進行で4つの部屋の恋愛模様を描写する作品でしたが、
今回は時制の違う同じ部屋を舞台の上手と下手に配して、
10年前の過去と現在を、
別々のキャストで同時進行させるという趣向になっています。

根本宗子さんが現在のヒロインのOLを演じ、
その10年前を橋本愛さんが演じます。
小劇場荒らしの感じもある怪女優長井短さんの10年後を、
これまた怪優の墨井鯨子さんが演じるなど、
対比のセンスも抜群です。

橋本愛さんが演じる主人公は、
芸能界デビューを目指して、
東京に出て小劇場に所属しているのですが、
同棲しているその恋人というのが、
小説家や詩人を目指しているものの、
口先番長のろくでなしである上に、
恋人を自分の支配下に拘束しようとする、
性格的にも問題のある男で、
後から東京に出て来た幼馴染の少女には、
恋人と別れるように言われるのですが聞き入れず、
恋人との生活を優先するために、
所属していた劇団も止め、
せっかく最終選考に残ったオーディションも欠席して、
夢と希望を捨て愛に生きるという決断をします。

しかし、その10年後には、
恋人の男は生活力のないフリーターのままで、
夢をあきらめたOLである主人公のヒモとなっていて、
しかも合コンで会った少女と浮気をしています。

ダメ男に全てを捧げる女性のイメージは、
これまでにも何度も根本さんの劇作に登場しています。
おそらくは実在のモデルがあるようにも感じられます。

最後にこんなダメ男に尽くした自分が愚かだったと、
現在の主人公が絶叫すると、
その思いが10年の時間の壁を超えて過去に届き、
過去は書き換えられたかにも見えるのですが、
それはおそらく将来に絶望した現在の主人公の、
妄想に過ぎないことを示唆して物語は終わります。

過去と現在をキャストを変えて同時に上演する、
という趣向は目新しいものではありませんが、
そうした趣向をある場面で明確に表現する、ということはなく、
ジワジワと観客に分からせる、という展開がなかなか面白く、
10年の歳月を巧みに表現するディテールが凝っています。
台詞も生き生きとしていて躍動感があり、
あまちゃんをなぞった設定でニヤリとさせたり、
架空の刑事ドラマを作ってテレビで流したり、
東大卒業のロリコンアイドルなどの設定も、
巧みにリアルを掬い取っています。

役者も橋本愛さんは敢くまで可憐で美しく、
現実と幻想を繋ぐテーマ曲を、
プー・ルイさんに歌わせるなど音楽的にも工夫が凝らされています。
唯一以前から出演をされている大竹紗絵子さんが、
ただの賑やかしかと思わせて、
過去と現在を繋ぐ役割を果たしていたり、
劇団の座長でナルシスト役の鈴木智久さんが、
短い出番ながらそれらしい大芝居で盛り上げたり、
長井短さんのもう堂々たるアングラ芝居があったりと、
主筋以外もお腹いっぱいに楽しませてくれて隙がありません。

内容的には以前からの根本さんのファンにとっては、
目新しさは特にないのですが、
おそらく一番彼女にとって切実であった何かと、
決別するための作品であったと思われる本作は、
かつての作品をより深化させより絢爛豪華に彩った快作で、
今年の小劇場の新作劇の中では、
一番と言っても良い充実した舞台でした。

上演は明日までですが、
立ち見でも観る価値はあると思います。

とてもお薦めです。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんは良い休日をお過ごし下さい。

僕はもう少し仕事です。

「ゴーストバスターズ」(2016年公開版) [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は土曜日で午前午後とも、
石原が外来を担当する予定です。

今日は土曜日なので趣味の話題です。

今日はこちら。
go-sutobasuta-zu.jpg
1980年代の大ヒット作「ゴーストバスターズ」の、
本当に久しぶりの続編が公開されています。
シリーズは2作品があるのですが、
基本的には前作からストーリーが継続している訳ではなく、
1作目と2作目を繋げてリメイクしたような内容になっていて、
今回のゴーストバスターズは全員が女性、
というのが今回の特徴です。

これはなかなか楽しい作品で、
娯楽映画としてのクオリティは高いと思います。
物語にダレたところがありませんし、
ストーリーも明快に出来ています。
オリジナルのキャラクターも登場し、
前作に登場した役者さんの、
カメオ出演も楽しいところです。

わざわざ予告編と同じ、
一回りスクリーンより小さな画面を作り、
周辺の黒枠に光線やゴーストの噴出物が、
はみ出すという趣向もまずまずで、
3Dの効果も高いと思います。

最後が核兵器で決着するのが、
アメリカでは正義の核兵器というものがあるのだなあ、
と言う感じがして違和感がありますが、
これはそうしたものなのだと思います。

オリジナルはゴーストが全然怖くはないのですが、
今回の作品では、
ちょっとドキドキするようなショッカー演出もあり、
ゴーストの造形も、
個人的には今回の方が好みです。

そんな訳で個人的には楽しめましたし、
オリジナルよりむしろ今回の新作の方が、
完成度は高いと思いました。

ただ、集客は芳しくはないようで、
もう上映は今週でほぼ終了のようです。

残念な気はしますが、
作品の出来と集客というのは、
必ずしも一致はしないので仕方がないと思います。
もっとガチャガチャして目がちかちかするような映像の方が、
今の観客にはフィットしているのかも知れません。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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