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新海誠「君の名は。」 [映画]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は午前午後ともいつも通りの診療になります。
終日石原が外来を担当する予定です。

今日は土曜日なので趣味の話題です。

今日はこちら。
君の名は。.jpg
新海誠監督の新作アニメで注目度の高い、
「君の名は。」を初日に観て来ました。

これは確かに感動的で美しい力作で、
僕は1人で観に行って、
両側は女の子の2人連れだったので、
とても恥ずかしかったのですが、
物語の骨格が現れる中段から涙が止まらず、
最後までオイオイ泣いてしまいました。

「なにこのオヤジ泣いてやがる」
と思われるのは嫌だったので、
鼻を啜る音を必死で止めていました。
これは出来ればもう少し空いている時に、
両側は空席の映画館で、
思い切り泣きたかったと思いました。

これはテーマの勘所はネタバレをしていないので、
予告編だけを見ると、
都会の男子高校生と、
田舎の女子高校生が、
夢の中で何度も入れ替わる、
という話のように思えて、
「なんだい、時代遅れの転校生かい。随分古めかしいな」
と思ってしまうのですが、
それは実は導入に過ぎなくて、
○○テーマであったことが中段で分かります。
そこから先はもう、涙涙の展開なのです。

映像の美しさは勿論特筆もので、
かつ幻想的な場面では、
新しい試みが幾つもされています。

暗転というかブラックアウトを上手く活かしていて、
そのため映画館で観ないと、
その魅力が十全には伝わらない作品になっています。
この辺りは大林宜彦監督の「時をかける少女」にも似ています。

ラストは観終わって冷静になると、
大甘過ぎるという気もするのですが、
観ている間は心が震えているので、
そんなことは気になりません。

そして、ある意味こうした奇跡でもなければ、
今の世の中で生きていくことは出来ないようにも思います。

その意味でこの映画はまさに現代の日本の映画で、
今生きている若い世代にエールを送る映画です。
こうした希望という名前の奇跡を用意するために、
捨石になることが、
僕達の世代の使命であるのかも知れません。

どうか是非、先入観なく映画館に足をお運びください。

その価値は充分にあると思いますし、
少しだけ心が洗濯された気分で、
すれた中年も感動させてくれる映画であることは、
間違いがないからです。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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