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星屑の会「星屑の町 完結編」 [演劇]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は土曜日ですが、
石田医師は休診で、
午前午後とも石原が外来を担当します。

今日は土曜日なので趣味の話題です。

今日はこちら。
星屑の町.jpg
1995年が初演という演劇の大河シリーズ、
水谷龍二が愛すべきムード歌謡のコーラスグループを描いた、
「星屑の町」のシリーズ第7作が、
完結編と銘打って今下北沢の本多劇場で上演されています。

これは僕は1996年の第1作の再演で初めて観て、
巻頭大平サブローのソロに、
ラサール石井、小宮孝泰、でんでん、渡辺哲、有薗芳記のコーラスが付く、
という素敵な趣向のライブに、
とても楽しい気分になりました。
その後楽屋の揉め事や人間模様が展開されますが、
そちらはそれほど楽しくはありませんでした。

第2作も楽しみにして出掛けましたが、
話は第1作より暗くなっていて、
ゲストの平田満さんが、
悪い時の暗いじめっとした芝居をしていたので、
同工異曲な筋立てもあって、
それ以降は毎回は足を運ばなくなりました。

2006年の作品からは大平サブローさんも出なくなり、
戸田恵子さんがソロを歌いました。
当初は脇役を色々と演じていた菅原大吉さんが、
途中からリーダーの小宮さんの弟ということになり、
コーラスに加わるような異動もありました。

完結編と銘打った今回は、
10年ぶりに大平サブローさんも復帰し、
戸田恵子さんも出演して、
かつてのオールスターキャストが顔を揃えています。

オープニングにシャ乱Qの「ズルい女」のイントロが流れると、
それだけでグッと来る感じがあります。
第1作のオープニングがこの曲のライブで、
丁度流行っていた時期だったのです。

このシリーズは、
ライブの場面は抜群に良いのですが、
お芝居として繰り広げられる、
グズグズの人情話が、
僕にはあまり好みでなかったのですが、
今回の作品は、
謎の実業家に招かれて、
北海道のもう閉鎖されたグランド・キャバレーに、
かつてのコーラスグループが招かれ、
一夜限りのライブのために、
8年ぶりにメンバーが集まる、
という設定自体がなかなか良いですし、
それぞれの人間ドラマが過不足なく描かれ、
ラストも綺麗に祝祭的に着地していて、
個人的には今までに観たこのシリーズの中で、
一番の傑作なのではないかと思いました。

何よりも良いのは、
意外な人物のその後を含めて、
ほぼメンバー全員が幸せになっていることで、
ラストのアンコールには、
こちらまでそのささやかな幸せの、
おすそ分けを受けた気分になるのです。

キャストは抜群で名人芸を堪能出来ますし、
ディテールにはちょっと嫌な部分もあるのですが、
トータルには大変気分良く劇場を後にすることが出来ました。

ほぼラストだと思いますので、
気になった方は是非劇場に足をお運び下さい。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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