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パスタの摂取量と肥満との関連について [医療のトピック]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は金曜日でクリニックは休診ですが、
老人ホームの診療などには廻る予定です。

それでは今日の話題です。

今日はこちら。
パスタとBMI.jpg
今月のNutrition & Diabetes誌にウェブ掲載された、
イタリアにおけるパスタの摂取量と、
メタボやBMIとの関連を検証した論文です。

現在最も健康面での良い効果が確認されている食事は、
地中海地方などで良く食べられている、
「地中海ダイエット」と称される食事スタイルです。

この食事の特徴は、
オリーブオイルとナッツを沢山摂ることと、
赤身の肉や乳製品、卵は摂らないことです。

これまでに多くの臨床試験が行われ、
この地中海ダイエットの継続により、
心血管疾患が予防され、
ダイエットにも良い影響のあることが確認されています。
この食事の特徴として、
ナッツの量とオリーブオイルの量が、
その効果と相関していることも確認されています。

さて、
地中海地方ではパスタの消費量も多く、
そのため地中海ダイエットでの炭水化物においては、
パスタの比率が多くなっていることが想定されます。

それでは、
地中海ダイエットにおけるパスタの摂取量は、
その効果とどのような関連を示しているのでしょうか?

今回の研究はイタリアにおいて、
2つの大規模な食事の疫学データを解析したものですが、
全体のカロリーに占めるパスタの摂取量が多いほど、
BMIは低く、
メタボの基準であるウエスト・ヒップ比も低い、
という関連が認められました。

勿論単純にパスタの消費量で比較すると、
体格が大きい方が消費量も多いのですが、
カロリーとの比率で比較すると、
パスタの消費量が少ない方が、
肥満や内臓脂肪の蓄積が多かったのです。

これで単純にパスタを沢山食べる方が内臓脂肪が溜まらない、
というようには言えないのですが、
健康上の評価が定まっている地中海ダイエットにおいて、
パスタの比率が大きいことも、
1つの構成要素である可能性はあるように思います。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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