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ワーグナー「ジークフリート」(東京春祭ワーグナー・シリーズvol.7) [オペラ]

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は日曜日でクリニックは休診です。

休みの日は趣味の話題です。

今日はこちら。
ジークフリード.jpg
桜の終わりくらいの時期に、
東京・春・音楽祭のメインの公演として、
ワーグナーの「ニーベルングの指環」の第2日、
「ジークフリート」が演奏会形式で行われました。

このシリーズは、
最近はワーグナーの作品をじゅんぐりに、
演奏会形式で毎年1作品ずつ上演しています。

2年前からは「ニーベルングの指環」の連続上演を、
マレク・ヤノフスキの指揮で行なっています。
オケはNHK交響楽団という他では望めない豪華版で、
キャストも世界の一流どころが顔を揃え、
昨年の「ワルキューレ」では、
代役として急遽大御所のマイヤーが、
ジークリンデに参戦しました。

オペラファンにとって、
年間随一の楽しみと言って過言ではありません。

演奏会形式というのは、
少し物足りない面はあるのですが、
ワーグナーの場合、
多くの演出は間抜けなコスプレのようなものか、
そうでなければ意味不明の読み替え演出なので、
音だけを聴いていた方がどれだけましか、
と思う事の方が多く、
最近は演奏会形式の方が心地良いのです。

今年のキャストは昨年の「ワルキューレ」と比べると、
若手主体でしたが、
世界で活躍する一流の歌手を揃えています。

全ての歌手が全力の歌唱で聴き応えがありました。
中でも声量抜群のアンドレアス・シャーガーが、
ジークリフリートにうってつけの迫力で、
ラストのブリュンヒルデ役エリカ・ズンネガルトとの二重唱は、
迫力と情感、そして繊細さを兼ね備えたアンサンブルが素晴らしく、
これぞワーグナーという愉楽に満ちていました。
オケも勿論素晴らしく、
ブリュンヒルデの覚醒の場面など、
背筋がゾクゾクするような興奮を味わうことが出来ました。

後特徴的であったのがミーメ役のゲルハルト・シーゲルで、
その美声に禿頭に汗をかいての熱演は、
従来のミーメのイメージを、
一新するような痛快さがありました。

ワーグナーを聴く楽しみに満ちた上演で、
来年の「神々の黄昏」が楽しみになると共に、
もう来年で終わってしまうのか、と思うと、
非常に残念でならないのです。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良い休日をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。
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