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萎縮性胃炎とピロリ菌の話 [医療のトピック]

こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

朝から健診結果の整理をして、
それから今PCに向かっています。

それでは今日の話題です。

2日前に「腸上皮化生」の話をしました。

今日はそれを含めた萎縮性胃炎のサイクルと、
ピロリ菌との関係についての話です。

萎縮性胃炎というのは、
所謂慢性胃炎とほぼ同じ意味合いの言葉で、
年齢に伴って、
その程度の差こそあれ、
誰にでも起こる胃の粘膜の変化のことです。
まあ、胃の老化と言って、
そう間違いではないと思います。
その経過はまず胃の粘膜が、
赤く痛んだ状態になることから始まり、
それから胃の粘膜の細胞が、
どんどん少なくなって胃酸を出す力が低下します。
それが更に進行すると、
先日お話したような、
腸の粘膜に近いような細胞に姿を変えるのです。
これが「腸上皮化生」です。
つまり、腸上皮化生というのは、
萎縮性胃炎の最も進行した姿なのです。

この萎縮性胃炎には、
大きく分けて、2つのタイプが存在しています。

そのうちの1つは「自己免疫性胃炎」と呼ばれるもので、
胃の真ん中の部分を中心として、
広い範囲で萎縮が広がり、
主に酸を出す「壁細胞」という細胞が減って行きます。
その進行した姿は腸上皮化生です。
これは膠原病のように、
自分の細胞に対する抗体の出来ることによる病気で、
一種の自己免疫疾患です。
悪性貧血という貧血を伴い、カルチノイドという腫瘍を、
誘発し易いのもその特徴です。

このタイプの胃炎は、海外には比較的多く、
日本では非常に稀だと言われています。
診療所で診断した事例も、
疑い例が1例あるだけです。

その一方で、
もう1つのタイプは「多巣性萎縮性胃炎」と呼ばれ、
萎縮はまず大抵胃の出口の付近から始まり、
進行と共に、次第に胃の上の方へと上がっていきます。
進行すれば胃の全体に広がり、
腸上皮化生が見られるようになります。
萎縮の進行した粘膜には遺伝子異常が起こり、
これが胃癌の大きな原因の1つと言われています。

このタイプの萎縮性胃炎が、
現実的には日本人の萎縮性胃炎の殆どです。

「多巣性萎縮性胃炎」の原因が、
その大部分はピロリ菌の感染であることは、
現時点でほぼ確実なことです。
100パーセントピロリ菌が原因だ、
と言われる先生もいますが、
僕はそこまでのことはないのではないか、
という立場です。
萎縮性胃炎の原因というより、
萎縮性胃炎を進める主な要因、
という言い方の方がより適切かも知れません。
(これはあくまで正常な加齢に伴うものよりも、
進行が早く病的な事例に限っての話です)
その一方で「自己免疫性胃炎」の原因は不明で、
こちらもピロリ菌が関わっているのでは、
という意見もありますが、
どちらかと言えば少数派です。

萎縮性胃炎という現象を、
ピロリ菌の感染という見地から見ると、
人間の胃にピロリ菌が感染すると、
まず表面が赤く腫れるようなタイプの胃炎が起こります。
当然その中には潰瘍化するものもあります。
この時の胃の粘膜を顕微鏡で見ると、
ピロリ菌と共に、リンパ球や好中球が、
一杯集まっているのが見えます。
これは要するにピロリ菌を退治しようと、
白血球が集まって来ている訳で、
のどが腫れるのと同じようなことが、
胃の中で起こっているのです。
この時期からしばらくすると、
胃の出口から胃の細胞の減少、
すなわち萎縮が始まります。
それが更に進行すると、
胃の粘膜の細胞に遺伝子異常が起こり、
「腸上皮化生」が起こります。
この腸上皮化生が進行すると、
胃酸は殆ど出なくなり、
胃の中の酸度は低下します。
ピロリ菌は胃粘膜の環境に適合しているので、
萎縮性胃炎が高度になると、
ピロリ菌は却って減少し、
時には胃の中からいなくなってしまいます。

つまり、萎縮性胃炎の原因はピロリ菌なのですが、
進行した萎縮性胃炎では、
往々にしてピロリ菌は見付からないことがあるのです。

ピロリ菌の感染から数十年を掛けて、
萎縮性胃炎が発生し、
それから更に十数年を経て腸上皮化生が生じる、
というのが一般的な時間経過と考えられています。

高度の萎縮性胃炎が、
胃癌の原因となることは、
これも間違いのないことです。
ただ、ここで注意すべき点は、
その場合の胃癌はあくまで、
「高分化型腺癌」というタイプの癌だ、
ということです。
胃癌には他に低分化癌があり、
経過の悪いことで有名なスキルス癌は、
この低分化癌の代表ですが、
このタイプの癌にどの程度萎縮性胃炎や、
ピロリ菌の関与があるのかについては、
現時点では不明のままなのです。

それでは現状で胃癌を早期発見するには、
どうすればいいのでしょうか。

「高分化型腺癌」に対しては、
萎縮性胃炎を進行させないことが、
何より大事なことです。
従って、ピロリ菌がいて表面の胃炎の状態があったり、
萎縮が軽度な状態であれば、
ピロリ菌を除菌するのが、
最大の予防になる筈です。

ただ、進行した萎縮性胃炎で、
ピロリ菌のもういない状態であれば、
除菌は殆ど意味がないことになるでしょうし、
そこまでいかなくても、萎縮が進行している状態では、
ピロリ菌自体は存在していても、
除菌の効果は充分ではないかも知れません。

早期の除菌の必要性を言われる先生の根拠が、
この辺りにあるのです。

しかし、スキルス胃癌や印環細胞癌という、
低分化癌の場合には、
必ずしも萎縮性胃炎やピロリ菌との関係が確かではありません。
ただ、診療所の事例で低分化癌の患者さんは、
これまでに10名ほど経験していますが、
粘膜の萎縮の程度はまちまちですが、
ピロリ菌は全例陽性でした。

しかし、これで何かが言える訳ではなく、
ピロリ菌陰性の事例も存在するのですから、
低分化胃癌に関しては、
現時点では定期的な検査をすることしか、
早期発見の方法はないのかも知れません。

胃カメラの検査で重要なことは、
癌のあるなしや胃潰瘍のあるなしもありますが、
粘膜の状態を適切に評価し、
その将来のリスクについて分析し、
それを元にした今後の対処法を、
患者さんに伝えることだと僕は思います。
ただ、他の医療機関で検査をされた患者さんのお話を聞くと、
往々にして単に、「慢性胃炎があるけど心配いらないね」
くらいの話しかされていないことがあります。
それではせっかく高価な検査をしたのに、
意味がないのではないかと思うのですが、
皆さんはどうお考えになりますか?

今日は萎縮性胃炎とピロリ菌感染の総説でした。

明日はちょっと関連する画像をお見せしたいと思います。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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コメント 1

ゆうこ

初めまして。石原先生、理解しやすい内容、ありがとうございました。私事ですが、先日、ピロリ菌血液検査の結果、検査値では最大に存在するとのことでした。二週間後に内視鏡をうけます。私の場合は軽く麻酔の使用があると説明がありました。生検のためかしら?しっかりと自分の粘膜と向き合い、将来のリスクも受け止め、対処していこうと思いました。
by ゆうこ (2009-08-26 23:41) 

fujiki

ゆうこさんへ
コメントありがとうございます。
少しでもお役に立てば嬉しいです。
検査結果は今後の経過観察の方針を含めて、
不明の点を残さないように、
よくお聞きになって来て下さい。
ピロリ菌の量が多いのは、
むしろ感染からまだあまり時間が経っていないためなので、
そんなにお気にされる必要はないと思います。
by fujiki (2009-08-27 08:32) 

丸山 帰一

始めまして。6月に人間ドックのバリュウム検査で隆起性病変があり、内視鏡での検査を勧められました。内視鏡検査の結果萎縮性胃炎と胃の出口にあり4㎜程度のポリープが見つかりました。萎縮性胃炎がありポリープがあると胃がんになる可能性が高いので内視鏡的に切除したほうが良いと考えると言われました。なおバイオプシーも同時にしていますのでその結果は後日診察に行くこととしています。内視鏡的に切除するほうが良いかピロリ菌の除菌を行うほうが良いか選択をするときは石原先生はどらを患者さんに勧めますか。
by 丸山 帰一 (2010-07-02 10:53) 

fujiki

丸山帰一さんへ

ポリープの形状などの情報がないので、
何とも言えないところですが、
通常生検の結果がグループ3まででしたら、
気になる形状でなければ、
まず除菌をして、
3~6ヶ月後くらいに胃カメラ再検、
くらいの方針でも、
問題はないのではないかと思いますし、
診療所では概ねそうした方針で経過を見ています。
それでこの5年間、
特にポリープがその間に癌化した、
というような事例はありません。

問題になるのは、
ポリープではなく、
窪みのようなタイプの早期胃癌が疑われるような病変で、
その場合、うっかり先に除菌をすると、
病変が変化して癌を見落とす原因となることがあります。
ただ、ポリープであれば、そうしたことはない筈です。

ポリープは除菌により縮小するケースが多いと思いますし、
縮小するポリープは、
切除する必要はないと思います。
ただ、勿論色々な考えの先生がいらっしゃいますし、
切除が決して誤りだ、ということはないと思います。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2010-07-02 11:51) 

いつも楽しみに拝見しています

つまらないことなのですが、気になっていることがあるので、教えていただけませんか?
ピロリ菌除菌が成功したかどうかの判定は、PPIを飲んでいるとわからないのでH2ブロッカーに代えると言われたのですが、その理由がわからず気になっています。

石原先生の、
> すると、ピロリ菌は酸度の高い環境が好物なので、
の文章を読んで、胃酸を抑える薬を飲んでいる間は活動が抑えられて、わずかに残っていても増えないから検出できないのかな、と思ったのですが、「ピロリ菌が活動するのに最適なpHは6~7で、4以下では、ピロリ菌は生きられず、ウレアーゼで胃酸を中和した中に住んでいる」と書いているwebサイトもあります。どういう仕組みなのでしょう?ピロリ菌は自分の周りを中性にしないと生きられないけれど胃酸が必要なのですか?
それに、なぜ、PPIはだめでH2ブロッカーならば判定できるのでしょうか?
by いつも楽しみに拝見しています (2010-11-29 23:27) 

fujiki

いつも楽しみに…さんへ
コメントありがとうございます。

「酸度の高い環境が好物なので」
と言う記載はちょっと不正確でした。
胃の粘膜がピロリ菌にとって適した環境で、
腸上皮化生が起こると、
そこはピロリ菌にとっても居心地の悪い場所になる、
というのが正確な表現です。
胃粘膜特有の粘液の存在などが、
その主な理由と思われます。
勿論ピロリ菌は、
ウレアーゼでアンモニアを産生することにより、
自分の周囲をアルカリ化することで、
胃酸から自分を防御しているのです。
(記事は修正をさせて頂きました)

プロトンポンプ阻害剤で除菌の判定が偽陰性になるのは、
抗生物質と比較すれば遥かに弱いのですが、
プロトンポンプ阻害剤自体に、
ピロリ菌に対する抗菌力が存在するためです。
それは培養の感受性検査で確認されたことなので、
直接作用だと考えられます。
そのメカニズムはひょっとしたら、
もう分かっているのかも知れませんが、
僕は把握していません。
ちなみにオメプラゾンより、
その抗菌力はタケプロンやパリエットの方が、
より強力なことも分かっています。

こんなところでよろしいでしょうか。
by fujiki (2010-11-30 21:43) 

いつも楽しみに拝見しています

石原先生、ご回答ありがとうございます。

> ピロリ菌に対する抗菌力が存在するためです。

なろほど、そうなのですか。納得いたしました。
すっきりしました。ありがとうございました。

> ちなみにオメプラゾンより、
> その抗菌力はタケプロンやパリエットの方が、
> より強力なことも分かっています。

豆知識もありがとうございます。

by いつも楽しみに拝見しています (2010-11-30 23:43) 

おうちゃんママ

はじめまして、38歳女性です。2月に定期健診で胃カメラをしました。その時に【炎症がみられます】との診断があり、特に薬もなく過ごしておりました。<BR><BR>
炎症というのが気になり、先日年内にもう一度検査をしておこうと思い、胃カメラをしましたところ、【萎縮性胃炎】との診断がされました。<BR><BR>
ピロリ菌も調べて頂いたのですが、(-)でした。
ピロリ菌がいないのに萎縮性胃炎というのはありえるんでしょうか。。とても怖いです。。<BR><BR>
組織がたまたま取れなかったからかもしれないのでと言われたので、念のために血液検査も今して頂いており結果待ちです。<BR><BR>
今回初めて、薬も処方して頂きました。ムコタス錠です。<BR><BR>
萎縮性胃炎は癌になるとお聞きしました。<BR><BR>
この先、どのペースで検査をしたらいいかのアドバイスと、もしピロリ菌がいた場合は、除去できたら炎症は収まるのかもお聞きしたく
お問い合わせさせて頂きました。<BR><BR>
突然の結果で、つじつま合わない文面で大変申し訳ありません。。
よきアドバイを頂けましたら嬉しい限りです。
よろしくお願いいたします。
by おうちゃんママ (2010-12-03 22:54) 

おうちゃんママ

はじめまして、38歳女性です。2月に定期健診で胃カメラをしました。その時に【炎症がみられます】との診断があり、特に薬もなく過ごしておりました。
炎症というのが気になり、先日年内にもう一度検査をしておこうと思い、胃カメラをしましたところ、【萎縮性胃炎】との診断がされました。
ピロリ菌も調べて頂いたのですが、(-)でした。
ピロリ菌がいないのに萎縮性胃炎というのはありえるんでしょうか。。とても怖いです。。

組織がたまたま取れなかったからかもしれないのでと言われたので、念のために血液検査も今して頂いており結果待ちです。
今回初めて、薬も処方して頂きました。ムコタス錠です。

萎縮性胃炎は癌になるとお聞きしました。

この先、どのペースで検査をしたらいいかのアドバイスと、もしピロリ菌がいた場合は、除去できたら炎症は収まるのかもお聞きしたく
お問い合わせさせて頂きました。

突然の結果で、どうしたらよいのか・・
つじつま合わない文面で大変申し訳ありません。。
よきアドバイを頂けましたら嬉しい限りです。
よろしくお願いいたします。
by おうちゃんママ (2010-12-03 22:57) 

fujiki

おうちゃんママさんへ
萎縮性胃炎の原因の多くはピロリ菌によるものですが、
原因のはっきりしないケースもあります。
またその診断は特に軽度の場合には、
内視鏡医の主観による部分もあるので、
必ずしも客観性のあるものではありません。
また、萎縮性胃炎の全てが胃癌になる訳ではなく、
比率的にはごく少数で、
萎縮のない方に比べれば多い、
というだけのことです。
通常萎縮性胃炎が年齢に比し、
明らかに強い場合には、
1年に1度の胃カメラの検査をお勧めします。
ピロリ菌の除菌により、
萎縮性胃炎は改善することが多いのですが、
その効果は個人差もあり、
著明に改善する方と、
あまり変化のない方が、
いらっしゃることは事実です。

いずれにしても、
定期的に検査をしていれば、
大きな問題はありませんので、
ご心配はし過ぎないようにして下さい。
by fujiki (2010-12-04 09:10) 

おーちゃんママ

先生、お返事ありがとうございました。
お恥ずかしい話、先生のお言葉を拝見し 怖さが少しラクになりました…ご丁寧にお答え頂き本当にありがとうございました。

検査の先生で判断も変わる事もあるんだな…というのも 分かるような気がしました。

あともうひとつお伺いしていいですか。

次回に血液検査の結果を聞きにいくのですが ピロリ菌がいた場合は もちろん除去の薬を処方して頂こうと思ってるのですが もし血液検査でも【-】の場合は 引き続き この胃薬を処方してもらった方がいいと思われますか?
先生ならどうなされるか お伺いできたら嬉しいです。
というのも すいません…今回薬を頂いたのも 特に飲んでも飲まなくても。みたいな感じで処方されたので… 萎縮性胃炎に対してはこれといって治療がないからなのかな。と思った次第です。
長々と文面申し訳ありません。
何か定期検査意外にした方がいい事があればお伺いできましたらお願いします。
何度もすいません。
by おーちゃんママ (2010-12-04 18:39) 

おーちゃんママ

恐れいります、付け足し文面です。

ピロリ菌がいないのは
萎縮性胃炎の重度の可能性も考えられますか?

重度の場合も画像のみで判断ができるものなのでしょうか?
たくさんお伺いばかりしてすいません。
先生のお考えも教えて頂きたいです。宜しくお願いします。
by おーちゃんママ (2010-12-04 19:01) 

fujiki

おーちゃんママさんへ
製薬会社の方には怒られるかも知れませんが、
ムコスタのような粘膜保護剤は、
あまり治療効果は望めない、
御まじないレベルの処方だと思います。
何となく続ける意味合いはありません。

確かに進行した萎縮性胃炎では、
ピロリ菌はいなくなることがありますが、
ご年齢からそうしたことは考えられないと思います。
勿論画像上判断は可能です。

by fujiki (2010-12-04 23:14) 

おーちゃんママ

早速のご回答ありがとうございます。
2月の最初の炎症と診断される頃から
口のネバ付きが気になりだし、【もしかして胃が悪い?】
とは気にはなっていたんです。

相変わらず、口の中のネバ付きも気になります。
市販の薬は何を飲んだらいいのかも
分からずで、今まで特に胃薬は飲んだ事もないんです。

次回の診察でその旨も伝えて、もう少し炎症に効く薬を
出して頂けるのか訪ねてみようかと思います。

実は、病院の先生に【原因は何かありますか?】と
お尋ねしたところ【ピロリ菌がいないので加齢ですね】

とはっきり言われたので、加齢の進行した萎縮性胃炎なのかもしれない・・と余計に怖くなっていました。

先生みたいな方にきちんと見て
説明をして頂きたい気持ちです。。

ご親切に分かりやすくお答頂き
本当にありがとうございました。



by おーちゃんママ (2010-12-05 02:04) 

くろぐろ

はじめまして。37歳の女性です。先日人間ドックをはじめて受けたら、萎縮性慢性胃炎と診断され、不安になりいろいろ調べていたら、先生のHPにたどりつきました。
今日、ピロリ菌の検査をしてもし陽性なら除菌します。

人間ドックを受けた病院で3年前に胃の不調から胃カメラをしていたので、聞いてみたらそのときも萎縮はあったそうです。
現在は、画像で判断する限り、萎縮は胃の出口から胃の真ん中くらいまで萎縮はあり、萎縮の程度(深さ?)は浅いそうですが、総合的には中程度の萎縮らしいです。3年前は胃の出口だけだったようで、その時、先生のようにちゃんと説明をしていただいていれば、ピロリを検査して陽性だったなら除菌して進行をおさえれたかもと思うと、悔やみきれません。

検査結果がでていないのであくまで仮定の話ですが、もし陽性で除菌しても、私の萎縮の程度では、あまり効果がないのでしょうか・・

あと、萎縮性胃炎をもっている人は癌になる確率はかなり高いのでしょうか?具体的なデータとかは発表されているのでしょうか?

今後毎年、胃カメラで検査はするつもりですが、子どもも小さく、将来を考えると不安になってしまします。

またお時間のあるときに教えてください。

by くろぐろ (2010-12-28 19:34) 

fujiki

くろぐろさんへ
37歳で除菌をされれば、
充分に効果はあると考えて頂いて良いと思います。
ただ、将来的な癌の発生が、
どの程度予防可能かについては、
何とも言えないと思います。

2001年の報告では、
1526名の胃疾患患者を8年間観察したところ、
ピロリ菌陽性者では2.9%に胃癌が見付かり、
陰性者ではゼロだった、とされています。
ただ、これはちょっと極端な気もします。

ピロリ菌と萎縮性胃炎との関連は、
もっとクリアで、
ピロリ陽性者では30代で85%に萎縮を認めたのに対して、
陰性者では4%だった、というデータがあります。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2010-12-31 14:03) 

ayujin

始めまして、
実は私は近くの主治医から「萎縮性胃炎OⅢ」と診断されいつ癌になってもおかしくないと言われました。
この胃炎の治療法も無いと言われました。
それじゃどうしたらいいの!なんとも無責任な先生に怒りと絶望に苦しんでおります。
そんな時先生のブログに出会いすがる思いでお便りいたしております。
ピロリ菌の除去は昨年致しまして今はネガティブです。
直らなくとも患者としてはこれから何をしたらいいのか、何に注意したらいいのか、先生に直接診察、検査をしていただけるのかなどご教示くださいますようお願いいたします。
また私はさいたま市に住んでおりますがこちらにも専門の先生がいらっしゃるのでしょうか。

by ayujin (2011-01-22 21:08) 

fujiki

ayujin さんへ
萎縮性胃炎は誰の胃にも年齢と共に起こる変化で、
それが早いかどうかの差があるだけです。
確かにある程度以上進行した萎縮性胃炎は、
胃癌のリスクではありますが、
定期的な胃カメラ検査でチェックしていれば、
ほぼ100%治療可能な状態で見付かります。
(スキルスと呼ばれる予後の悪い胃癌は、
萎縮性胃炎とはあまり関連性はありません)
勿論萎縮性胃炎のある方の中で、
実際に胃癌になる方はごく僅かです。
ビタミンCを多めに取ることと、
塩分を控えることは、
一定の効果があると考えられます。

定期的な検査を欠かさず、
それ以外はあまり気にされないのが、
一番ではないかと僕は思います。
by fujiki (2011-01-23 21:52) 

いち

こんにちは 先日胃カメラをのんだら幽門部に胃の全体の20パーセントぐらいが萎縮性胃炎のようにみえるといわれました。たしかに少しまわりと色がちがっていましたが、血管などがすけて見えるような感じではありませんでした。腸上なんとか?になってくるとがんの危険性がたかくなるといわれましたが今は軽度といわれましたが毎年カメラの検査を受けるようにといわれました。それほどがんになる確立が高いのでしょうか?
心配で胃がいたくなります。ピロリ菌は2年前に除去し現在は陰性でした。先生アドバイスください。おねがいします
by いち (2011-01-28 08:52) 

心配もの 

先生こんにちは。胃がん(スキルス以外)というのはどの位の期間で現れてというか発見されるのですか?(がんが育つ期間)せっかく除菌してもその前に胃がんの因子が育ちはじめていたら元もこうもないですよね。そこで、成長期間が気になり始めました。でも萎縮性胃炎の部分はもうどうにもならないんでしょうかね。あー心配です。
by 心配もの  (2011-01-28 09:08) 

せいじ

始めまして。よろしくお願いします。

私は現在48歳ですが、以前人間ドッグで胃の幽門部に萎縮性胃炎があると診断されました。ネット上の色々な書き込みを見て、用心のために朝昼晩と寝る前にガジュツの入ったショウ薬を飲んでいます。
それから飲み会のある日は、朝食後にタケプロン15を飲み、出かける前に胃粘膜を保護して胃の働きをよくしてくれるお薬(某有名会社の食前胃腸薬)を飲んで、寝る前にセルベックスを飲んでいます。
素人なりに悪化をさせないよう色々考えてみたのですが、どうでしょうか。問題があれば教えていただきたいのですが。




by せいじ (2011-01-28 12:40) 

せいじ

追加ですみません。

運動は毎日ジムで30分のウオーキングをしています。
by せいじ (2011-01-28 20:04) 

fujiki

いち さんへ
コメントありがとうございます。
除菌後の進行速度は何とも言えませんが、
一般的にはピロリ菌のいない方と、
同じ程度の加齢による進行と、
考えて良いと思います。
要するにそれほど早い進行はありません。
毎年の検査は一種の保険と考えて頂いて、
後は大きなご心配はされないで良いと思います。
心配する方が却って胃に悪いですよ。
by fujiki (2011-01-28 22:03) 

fujiki

せいじさんへ
コメントありがとうございます。
他の方のコメントにも書きましたが、
現時点ではっきりと萎縮性胃炎を改善する薬はありません。
塩分を控えることと、
ビタミンCを多めに摂ることには、
一定の進行予防効果は期待出来ます。
なるべく胃をいじめない生活をして、
後は定期的に胃カメラをするのが、
現時点では最善と僕は思います。
書かれている事項は、
決して誤りではないと思います。
by fujiki (2011-01-28 22:22) 

fujiki

心配もの さんへ
コメントありがとうございます。

直径2センチを超えた辺りから、
その増大速度が速くなるのでは、
というデータがあります。
概ねこの範囲までが、
内視鏡治療で治療出来る大きさです。
ただ、萎縮性胃炎から腸上皮化生までに、
通常10年以上は掛かります。
かなりその増大速度には幅があるので、
断定的には言えないのですが、
数年で一回り大きくなる、
というくらいが標準的な速度とお考え下さい。

組織形によっては、
早期でも手術が選択される場合はありますが、
萎縮性胃炎の時点で、
定期的な胃カメラ検査を行なっていれば、
治療困難な状態で発見されることは稀で、
多くの場合は内視鏡治療で対応可能と、
考えて頂いて良いと思います。
by fujiki (2011-01-28 22:59) 

せいじ

早々のご返事ありがとうございました。
これからも暴飲暴食は慎んで健康に留意していきます。


by せいじ (2011-01-29 19:58) 

カジキ

はじめまして。81歳の母のことでご相談があります。3年前に急に胃痛が起こり検査したところ縮性胃炎と診断されました。それから、いろいろな薬を飲みましたが、一向に良くならず、最初の半年で13キロも体重が減り、現在に至っております。あまりに、胃痛を訴えるため、どうしたら良いかと途方に暮れていたところ、先生のHPにたどり着きました。半年ほど前から新薬から漢方薬に切り替え,胃痛は改善されないなりにまあまあ落ち着いた状態でしたが、最近ピロリ菌の検査をしたところ、陽性と言われました。本来なら除菌が好ましいのですが、あまりにも母の胃の状態が悪い為、除菌の薬の副作用の方が恐いということで、パリエットが追加で処方されました。しかし、パリエットを飲んでから、状態がさらに悪化し、今では、幼稚園児が食べるような量を二時間もかけないと食べられないほどになってしまいました。先生のお話によると萎縮性胃炎は胃酸を出す力が弱くなっているということですが、パリエットという薬は胃酸を強力に抑えるということで、萎縮性胃炎には更によくないのではないかと思うのですが、先生のお考えを是非お聞かせいただけたらと思います。後、現在の母は、ピロリ菌の除去も含め、どのような治療をすれば良いと思われるかもお聞かせいただけたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。
by カジキ (2011-02-03 21:49) 

fujiki

カジキさんへ
萎縮性胃炎だけで、
それほど強い胃の痛みが起こることは、
一般的には考え難く、
何か他に腹痛や体重減少の、
原因になるようなご病気がないのかどうか、
むしろそのことが気になります。

膵臓の検査などはされたでしょうか?
主治医の先生に、
胃炎以外で腹痛の起こっている可能性について、
ご相談をしてみて下さい。

ご高齢の方の場合、
お身体に問題がなくても、
食欲がなくなり体重が減り、
お腹の痛みなどの症状のご訴えがある場合もあります。
もし、膵臓など他の臓器に異常がなければ、
そうした可能性も疑ってみる必要があると思います。
(コメント欄という性質上、
微妙な表現になることをお許し下さい)

パリエットには胃酸を抑える以外に、
ピロリ菌を減らすという抗菌作用があります。
ただ、カジキさんの言われるように、
萎縮性胃炎が高度の場合は元々低酸になっているので、
通常胃の状態を悪くすることは稀だと思いますが、
使用する意味もあまり大きくはないと思います。
パリエット開始後症状に改善がないとすれば、
中止しても問題はないのではないでしょうか?

除菌はもし現時点でのピロリ菌の菌量が少なく、
萎縮の程度が強いようであれば、
その効果は限定的なので、
勿論施行して悪くはありませんが、
敢えてやらないのも1つの考え方です。
いずれにしても、痛みの原因を、
もう少し幅広く検討することが、
先決ではないかと思います。

以上はあくまでコメントの内容だけからの判断ですので、
ご参考の上また主治医にご相談して頂ければ、
と思います。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2011-02-04 08:24) 

カジキ

お礼が遅くなりまして申し訳ございません。早速のお返事ありがとうございました。先生のご意見を伺い、主治医に相談してみようと思っておりますが、自宅から少々遠方の為、なかなか簡単に受診できなく、次回の予約も一カ月後ということもあり、あつかましいと存じますが、ひとつ又お聞きしたく、よろしくお願い申し上げます。
母の胃痛についてですが、まず、他の消化器につきましては、検査結果が異常なしと診断されていることをご報告いたします。胃痛については、もう少し詳しくお話させて頂きたいと思います。先日は付記しませんでしたが、単純なチクチク、ズキズキという痛みだけでなく、胸のつかえが異常にひどく、げっぷが出ない為、胃痛がおき、その症状がとれないまま、次の食事時間が来てしまい、食べたくないけれど、、食べないと体に良くないからと、口に入れると更に胸がつかえ、苦しくて、結局二時間位かけないと食事が摂れない。といった繰り返しの状態が続いております。食事と食事の間は、必死にげっぷを出そうと常に”ぐっぐっ”と出そうで出ないげっぷと格闘しており、結局一日中、胸がつかえて苦しく胃痛もするといった状態です。胃痛の原因を検討した方が良いという先生のご意見を伺い、自分なりにネットで検索していたところ、スキルス胃がんというものが目にはいり、内視鏡検査では診断しにくい、胸がつかえる、体重が急激に減る等、母の状態に当てはまるのでは?と急に心配になってしまいました。(スキルス胃がんは比較的若い女性に多いとはありましたが……)主治医は内視鏡検査の結果だけで、がんではないという診断をしておりますが、先生は、母の状態から(と言っても直接診察しているわけでもなく、私のこんな話しの内容だけでは難しいと思うのを承知で)どのように思われますでしょうか。次回の受診時、”スキルス胃がんの検査をしてもらえますか?”と言ってもいいのでしょうか?そこは、地域の中核的な病院なのですが、大きな病院(大学病院など)に移った方がいいでしょうか?三年程通院しております。
話しがまとまらず申し訳ございません。もう、どうしていいかわからない状況でして、藁をも縋る気持ちで質問させていただいております。よろしくお願い申しあげます。
by カジキ (2011-02-05 16:44) 

カジキ

お礼が遅くなりまして申し訳ございません。早速のお返事ありがとうございました。先生のご意見を伺い、主治医に相談してみようと思っておりますが、自宅から少々遠方の為、なかなか簡単に受診できなく、次回の予約も一カ月後ということもあり、あつかましいと存じますが、ひとつ又お聞きしたく、よろしくお願い申し上げます。
母の胃痛についてですが、まず、他の消化器につきましては、検査結果が異常なしと診断されていることをご報告いたします。胃痛については、もう少し詳しくお話させて頂きたいと思います。先日は付記しませんでしたが、単純なチクチク、ズキズキという痛みだけでなく、胸のつかえが異常にひどく、げっぷが出ない為、胃痛がおき、その症状がとれないまま、次の食事時間が来てしまい、食べたくないけれど、、食べないと体に良くないからと、口に入れると更に胸がつかえ、苦しくて、結局二時間位かけないと食事が摂れない。といった繰り返しの状態が続いております。食事と食事の間は、必死にげっぷを出そうと常に”ぐっぐっ”と出そうで出ないげっぷと格闘しており、結局一日中、胸がつかえて苦しく胃痛もするといった状態です。胃痛の原因を検討した方が良いという先生のご意見を伺い、自分なりにネットで検索していたところ、スキルス胃がんというものが目にはいり、内視鏡検査では診断しにくい、胸がつかえる、体重が急激に減る等、母の状態に当てはまるのでは?と急に心配になってしまいました。(スキルス胃がんは比較的若い女性に多いとはありましたが……)主治医は内視鏡検査の結果だけで、がんではないという診断をしておりますが、先生は、母の状態から(と言っても直接診察しているわけでもなく、私のこんな話しの内容だけでは難しいと思うのを承知で)どのように思われますでしょうか。次回の受診時、”スキルス胃がんの検査をしてもらえますか?”と言ってもいいのでしょうか?そこは、地域の中核的な病院なのですが、大きな病院(大学病院など)に移った方がいいでしょうか?三年程通院しております。
話しがまとまらず申し訳ございません。もう、どうしていいかわからない状況でして、藁をも縋る気持ちで質問させていただいております。よろしくお願い申しあげます。
by カジキ (2011-02-05 16:53) 

いち

先日は、ご回答ありがとうございました。あれから、心配しないように心がけていますが、つい頭に浮かび不安のスパイラルに陥ってしまい,現在心療内科にかよっています。他のこともありますが。そこでもう少し質問させてください。1.カメラで胃幽門辺りが萎縮性胃炎 胃全体の20パーセントらしいですが、かるそうだといわれました。カメラで解るものなのでしょうか。ペプシノーゲの検査をしたほうがいいのでしょうか?過去にピロリ菌の除去は成功していまは陰性です。2.先生のどなたかの回答で,除菌をすると萎縮性胃炎が改善されると,書かれていましたが,病院では一度なったら治らないと言われてショックでしたが,先生の御意見はいかがでしょうか?炎症が治るだけで,組織はもとにもどらず危険性は残るという意味でしょうか?3.萎縮性胃炎ががんになる確率はスキルスを除いてどの位なのでしょうか?やはり,少し病的な質問ばかりしてますよね。申し訳ございません。でもいままでの先生の色々なご回答をよんでると、はげまされます。お忙しい所申し訳ございませんがまたよろしくおねがいします。


パーセント
by いち (2011-02-25 08:25) 

いち

いちです。追加で質問させてください。4.あるネットでの文にペプシノーゲが陽性で萎縮があると2.4パーセントががんになるとかいてありました。心配がいまましてます。あまり調べるのはかえってよくないとおもいながら調べてしまってます。この確率はすごく気になりました。43歳男性です。
by いち (2011-02-25 08:40) 

fujiki

カジキさんへ
ご返事が大変遅くなりまして申し訳ありません。
「スキルス胃癌というのがあると聞き、
心配になったのですが、その可能性はないでしょうか」
くらいのニュアンスであれば、
お聞きになってみて頂いても良いのではないか、
と思います。
ただ、スキルスで体重が減ったり食事が取れなくなるのは、
通常はもう狭窄のあるような時期なので、
スキルスによる症状の可能性は、
低いのではないかと思います。
by fujiki (2011-02-25 20:10) 

fujiki

いちさんへ
コメントありがとうございます。
2001年のNew England…に、
有名な日本人の論文があり、
概ねそれを引用して書かれたものが多いと思います。
それは、ピロリ菌の感染者1246例を数年間観察し、
平均8年の観察で、
2.9%に癌が見付かった、というものです。
ピロリ菌感染の胃癌リスクは10倍、
というデータを某国立癌センターのグループが出しています。
海外では2.5倍という報告もあります。
萎縮性胃炎というのは、
人間の場合は主に肉眼的所見なので、
萎縮性胃炎と胃癌とが、
関連のあることは事実ですが、
それを何%と言うことは難しいですし、
そうした統計は、
あまり信頼度の高いものではないと思います。

高度の萎縮はピロリ菌を除菌しても、
あまり改善は望めないと思いますが、
萎縮の初期段階では改善する可能性があると思います。
ただ、実際に診療所の事例でも、
かなり進行した萎縮性胃炎が、
除菌により明らかに改善した事例は経験しています。
従って、かなり個人差があるのではないか、
と個人的には思います。

ピロリ除菌が成功して幽門部領域のみの萎縮であれば、
年に一度の胃カメラ検査はお勧めしますが、
胃癌のリスクはそれほど高いものではない、
と考えて頂いて良いと思います。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2011-02-25 20:27) 

いち

早速のご回答ありがとうございました。大変感謝いたします。萎縮性胃炎が改善されることを期待し日々、塩分の取りすぎや食生活、運動に気をつけて行きたいとおもいます。ありがとうございました。今度検査しましたら、ご報告させていただきます。 感謝
by いち (2011-02-25 22:36) 

いち

先生、やはり私は疾病不安症になっているようです。がまんできずに質問してしまいます。今度先生のところで検査うけてもいいですか?
先生のおっしゃる高度な萎縮性胃炎とはどのような状態なのかがよくわかりません。私のような幽門部(胃の全体2割ぐらい)が萎縮している症状でも高度であることはあるのでしょうか?また検査を受けた病院では比較的軽い症状といわれましたがたしかに周りと少し色がうすくみえました。また腸上皮化生にはなっていませんかと質問をしたらなっていませんといわれました。なにが心配なのかをまとめると、高度萎縮となるとピロリ菌除去でのがん予防に効果があまり見られないという記事を読んでしまい少し落ち込んでいます。高度萎縮だったらどうしょうなどと・・・。こんな感じのいやな事ばかり考えてしまっている毎日です。心療内科も通い始めましたが薬を出されるだけでこの詳しい胃のお話や悩みが理解されずこのままでいいのか不安です。先生は診療内科医でもあるのですか?ホームページでは科目として入っていましたがもしそうであれば一緒に診察していただきたいです。なんか、もう胃癌になっているかのような神経が自分でも怖いです。
by いち (2011-03-01 00:03) 

いち

追記です。いちです。 すみませんあと40代の人がピロリ菌に7割から8割感染しているということは、彫っておくと徐々に萎縮性胃炎になっていくということなんですか?それ+老化がかさなり発展して腸上皮化生になりがんになるのですか?除菌すれば萎縮性胃炎はとまり腸上皮化生にはなりにくくなるのですか?なんどもすみません。
by いち (2011-03-01 00:11) 

fujiki

いちさんへ
勿論検査はさせて頂いて構いません。
電話かメールでご連絡を下さい。

僕の説明が却ってご不安を増してしまったようで、
大変申し訳ありません。

大多数の胃癌に関しては、
定期的に検査を受けていれば、
早期の診断と治療が可能だと思いますので、
そこは少し医療者を信用して頂いて、
あまり気に病まないで生活して頂くのが、
一番良いのではないかと思います。
もう除菌はされたのですし、
いちさんが今後されることは、
定期的な胃の検査を受けて頂くことだけです。
それで殆どの胃癌は早期に見つかる筈ですし
(残念ながらスキルスは別です)、
勿論大多数の人は、
胃癌にはならないのです。
萎縮性胃炎云々の話は、
まだ100%分かっている訳ではありませんし、
今後その見解が変わる可能性もあり、
また専門の先生によっても、
その考え方は違う点があります。
今掛かられている先生も、
文面から判断する限りしっかりした先生だと思いますし、
信用して任せて頂くのが良いのではないでしょうか。

もやもやが晴れないようでしたら、
ご連絡を下さい。
診療所で責任を持って検査はしますし、
ご説明もさせて頂きたいと思います。
by fujiki (2011-03-01 08:44) 

いち

先生お返事ありがとうございます。是非先生の診察及び検査を受けさせてください。今までの、先生はいまの病院を辞められたそうなので、現状の私はの状態や心理的不安を理解してアタだいているのは、fujiki先生が一番ですし。何回かやり取りさせていただきまして、とても、熱心で、患者の気持ちを理解しアドバイスしていただけることに、とても人としての温か味をかんじました。メールでは先日、いちと本名で、検査の件で、質問させていただきましたが、まだ返事をいただいていません。もう一度御連絡したほうがよいでしょうか?では、あと、心療内科もやっておられるのですか?では、宜しくお願いいたします。
by いち (2011-03-02 07:34) 

fujiki

いちさんへ
すいません。
メールを確認したのですが、
いちさんからと思われるものが見当たりません。
大変申し訳ありませんが、
再送して頂けないでしょうか。
(ホームページのメール相談のアドレスにお願いします)
心療内科もやっています。
僕ともう1人精神科医の専門医と、
状況に応じて併診の形で対応させて頂いています。
by fujiki (2011-03-02 22:39) 

いち

お世話になります。先程、メールさせていただきました。宜しくお願いします。
by いち (2011-03-02 23:40) 

いち

先生、本日はありがとうございました。先生のお顔も拝見させて頂き、安心感が増しました。ホームページでのメールで、写真で度の部分かわからないところがありましたので、写真を添付して質問させていただきました。宜しくご査収の程お願いもうしあげます。先生に観て頂いて、さらに精神的なアドバイスもいただき、大変感謝しております。毎日のブログもよく拝見させていただいております。本当に凄いですね。
by いち (2011-03-10 17:23) 

いち

一晩経って、自分なりに色々先生のおっしゃったことを整理しました。エコーの件は安心できましたが、萎縮性胃炎のことで、私の頭の中での解釈がどうしても、萎縮性胃炎があると、いくら、除菌をして陰性になっても、これから先、潰瘍などにはなりにくくなるけれども、胃がんにかんしては、確率を下げる要素にならない。と考えてしまい、混乱してしまっています。どうしても、今の私の、思考が、マイナスになってしまってるけいこうにあるのはわかっているのですが、c2もあるのがかになります。毎年きちんと、検査を受ければ大丈夫だといいきかせても、まだ、まけてしまいます。がん恐怖症なんでしょうか?心療内科の主治医とそうだんしてみます。毎回すみません、辛くわりきれないんです。
by いち (2011-03-11 12:30) 

いち

何度もすみません、それと、怒られるかもしれませんが、萎縮の判定は私の精神的な部分を考慮していただいているのでは?と言う不安感もでてきてしまっています。こんなことは、本来なら決して言ってはいけないことかもしれませんが、抑えきれないのです。本当にすみません。
by いち (2011-03-11 12:41) 

fujiki

いちさんへ
萎縮の判定は間違いないです。
年に一度の胃カメラ検査で、
チェックは充分ですし、
そのことに関する全責任は、
僕が持つと断言して構いません。
こちらに下駄を預けて頂いて、
ご心配はされないで頂ければと思います。
by fujiki (2011-03-11 20:10) 

いち

ありかとうございます。先生を信頼し、末永くおせわになります。大変な地震がおきてしまいましたね。尊い命が、いとも,簡単に突然うしなわれているのをみていると、じぶんの小ささがわかります。もっと、前向きで今を生きます。先生本当にかんしゃします。
by いち (2011-03-11 23:39) 

髙木史子(まめっち)

初めまして!会社の消化器検査で再検査となり胃カメラを受け「胃腺腫」と「萎縮性胃炎」と診断されました。

色々とネットで調べていて石原先生のHPにたどりつきました。私のブログ内でも先生のHPから引用させていただこうと思っていますがよろしいでしょうか?

私の場合ピロリ菌が陰性なんです。胃壁がそうとう老化しているのかとても薄くて白いらしいです。やはり私も皆さんのように心配することないよって言われ、ムコスタとプロテカジンを処方されています。

ですが1日1回は胃の調子があまりよくないです。そしてすぐとはいいませんが回復はします。

あつましいお願いで大変申し訳ありませんが
先生はどう思われるかお聞かせいただけると助かります。

今年も会社の消化器検査が近づいてきているので気が重いです。

by 髙木史子(まめっち) (2011-07-10 18:49) 

fujiki

まめっちさんへ
コメントありがとうございます。
引用は全然構いません。
胃の調子の悪い時だけ、
制酸剤のようなお薬で対応する方針で、
基本的には問題ないと思います。
後は定期的な胃カメラの検査は、
欠かさないようにして下さい。
by fujiki (2011-07-11 08:30) 

髙木史子(まめっち)

先生、こんばんは。
お忙しい中、早速のご意見お聞かせいただいてありがとうございます。
お薬はムコスタは毎日1日3回、プロテカジンは毎日就寝前に飲んでいます。
今年も会社の検査で要検査になりましたら、先生の病院で診察、検査をお願いしようと思っていますので、よろしくお願いいたします。
それから、先生のHPリンクいただいちゃいますね。
色々とありがとうございました。



by 髙木史子(まめっち) (2011-07-11 20:37) 

かえる

こんばんは、軽度萎縮性胃炎と診断された24歳女です。
たびたび胃の調子が悪くなり、胃カメラ(鼻から)を勧められ、本日検査をして診断されました。
現在の症状は
①朝起きると一時間くほど吐き気を催して何も食べられない(常に。一年ほど前から)
②食後の胃もたれ(ここ3週間ほど。最近軽減)
③空腹時に、少量食べ物を摂取すると胃痛(通年、たびたびおこる)
今回は②の症状が強く、病院を受診し胃カメラを飲みました。

胃カメラした内科では、このまま経過をみましょうと言われ、ガスター、ビオフェルミンを飲んでいます。

その後、子宮内膜症治療のため婦人科に行ったところ
「その年で萎縮性胃炎なんて、ピロリ菌がいるのでは?」
と言われ心配になり、ピロリ菌を有無を調べようかと考えています。

ただ胃もたれは、内科の薬でかなり軽減し、さらに婦人科でもらった当帰芍薬散を飲んだら内科の薬なしでも、軽減してきました。
また内膜症でピルを飲んでいて、それの食後に飲むと、胃もたれが増します。(よって食事をとりながらピルを飲んでいます)
胃もたれの症状はちょうどピルを2カ月飲み始めてからなったので、ピルを疑いましたが、因果関係はあまりないし、胃炎が進行することもない、とのことでしたので、ピルは継続して飲むつもりです。

ピロリ菌の検査はするので、ほかに萎縮性胃炎の原因になることを聞きたいです。またほかに検査等ややったほうがいいことがあれば教えてください。
by かえる (2011-08-26 22:07) 

fujiki

かえるさんへ
コメントありがとうございます。
萎縮性胃炎の判断は、
あくまで胃カメラの時の肉眼所見によっていると思いますから、
その程度は何とも言えないところだと思います。
ピロリ菌以外には、
塩分の取り過ぎとビタミンCの不足に注意すること、
という程度しか、
明確なことは分かっていないと思います。
症状はどちらかと言えば胃の動きの問題で、
萎縮性胃炎との関連性は、
さほどではないのではないかと考えます。


by fujiki (2011-08-29 08:15) 

kochi

はじめまして、40歳女です。
昨年、夏、胃に不調を感じ、1週間ほど酢しか飲めない状態で、かかりつけの消化器内科で胃カメラ検査をしました。結果は中度の慢性胃炎、細胞検査でピロリ菌(+)となり、除菌をしましたが、一時除菌後の呼気検査で4.7という値で、2次除菌をしました。2次除菌後の呼気検査での値は0.5となり、除菌は成功したと思われました。この一年間、一日、ムコスタ3錠、ガスモチン3錠、マグミット錠3錠、タケプロン2錠を服用しました。(便秘がちのため、この中には便秘の薬も入っていると思います)
一年後の今年8月、再度胃カメラ検査をしましたところ、担当医に「一年前の胃の状態は表面がザラザラしていたが、今の胃の状態は表面もきれいで、良くなっていますよ。ピロリ菌はいないと思いますが、細胞検査しますか」と言われ、「念のため、細胞検査してください」とお願いしました。結果はピロリ菌(+)。検査結果には「リンパ球、○○○に浸潤。萎縮あり。再生上皮あり。」とかかれてありました。(○○○は忘れてしまいました)担当医は内視鏡の写真を見ながら、「年齢からみると、萎縮するのは早いけど、前回が2次除菌での除菌成功だから、除菌は少し考えましょう。」と。私は不安になり、「慢性胃炎を10段階で10を一番悪い状態だとするとどれくらいか」と、聞いたところ、「内視鏡の画像だと1か2」といわれました。また先生は「ピロリ菌が(+)だけど、この検査方法は顕微鏡でみてるので、死んだピロリ菌の残骸でもいたら、(+)になるから」ともいわれました。1年前に除菌成功しているのに、いまさら残骸が出てくるのですか?
現在は昨日から、タケプロンの服用を1ヶ月間やめて、1ヶ月後に呼気テスト受ける予定です。検査結果が(+)だった時、除菌をしたらよいのかどうか迷っています。
除菌したら、耐性菌の心配もあるから、むやみやたらにしない方がよいのかも?と思ったり、でも、除菌した方が今後の胃癌のリスクが抑えられるのかも?
という思いがあり、悩んでいます。このような場合はどうしたらよいのでしょうか?ここ、1ヶ月の胃の状態は、食事は普通に食べれますか、朝方胃がキリキリすることもあるし、なんとなく胃が重いときもあります。
よろしくお願いします。

by kochi (2011-09-01 10:25) 

fujiki

kochi さんへ
おそらくは少ない量のピロリ菌が、
残存していた状態を考えます。
二次除菌で不成功の場合、
明確なその後の除菌法の標準はなく、
適宜色々な方法を検討することになります。
ただ、呼気テストの結果にもよりますが、
ピロリ菌の量もそれほどとは考え難く、
タケプロンにもピロリ菌を減少させる効果はあります。
LG21のような乳酸菌にも、
そうした減少効果は確認されています。
僕の個人的な意見は、
勿論記載の内容のみからのもので限界はありますが、
定期的な胃カメラのチェックは行ないつつ、
少し様子を見ても良いのではないか、
というものです。
この数年のうちには、
二次除菌無効の場合の除菌法も、
標準化される可能性が高いと思われるからです。
それから試みられても、
遅くはないのではないかと考えます。

僕自身は個人的には、
二次除菌のフラジールは用量が少な過ぎるのではないか、
という見解を持っていて、
二次除菌のケースでは、
そのお話しをした上で、
ご希望の方には自費で倍量を使用した、
除菌を行なっています。

最近記事にしましたが、
日本の除菌法は世界標準のものではなく、
その用量もかなり少なく設定されているのです。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2011-09-02 08:48) 

kochi

アドバイス、ありがとうございました。先生の見解をお聞きできて、よかったです。
私自身、2次除菌後、昨年の胃カメラ時の胃の状態よりは格段に良くなったのですが、本当に除菌されたのかしら?という思いがありました。
先生が書かれた「二次除菌無効の場合の除菌法も、標準化される可能性が高いと思われるからです」ということを知り、暫くは年一回の胃カメラ検査をしながら、様子を見ようと思います。
またLG21などのピロリ菌減少に効果的な食品も取り入れて、ストレスにならない程度に日々を楽しく過ごしてみます。
ご回答をいただけて、安心しました。
御忙しい中、ありがとうございました。

by kochi (2011-09-02 11:43) 

kochi

前回、9/11にピロリ菌の事で質問したkochiです。

検査結果が出ましたので、ご報告します。
結果は値が0.5で陰性でした。
検査値は一年前と同じなのですが、一年前はタケプロンを前日まで服用しての検査結果で、
今回はタケプロンの服用を1ケ月前から中止しての検査結果です。
主治医としては、タケプロンを服用中止しての呼気検査結果が陰性とでたからには、
「3次除菌をせずに、必要であるなら、薬を飲みつつ(一日、ムコスタ3錠、ガスモチン3錠、マグミット錠3錠、タケプロン2錠)、来年の胃カメラ検査まで様子を見ましょう」
ということでした。
主治医は
「胃カメラで見た限りでは、明らかに萎縮してるという部分は見られないし、内部もみずみずしいので。」
と仰ってました。

ですが、私としては細胞検査で陽性と出ているので、やはりピロリ菌はいると思うので、不安なのですが・・・。

このような結果の場合、どのような治療の方向で考えればよいのでしょうか?
やはり、以前、先生にご回答していただいたとおり、「定期的な胃カメラのチェックは行ないつつ、少し様子を見ても良いのではないか」という事になりますでしょうか?

よろしくお願いします。

by kochi (2011-10-06 17:41) 

kochi

間違えました。
9/11ではなく、9/1に質問しておりました。
よろしくお願いします。
by kochi (2011-10-06 17:43) 

fujiki

kochi さんへ
本当にピロリ菌が1つもいないのか、
という点については、
これはもう科学ではなく哲学論争にようになってしまいますので、
あまり考えても意味はないと思います。
少なくとも今の状態は、
ピロリ菌がいないのと同じ、
と考えて頂いて良いと思います。
つまり、臨床的には除菌は成功しているのです。
方針通り来年の胃カメラ検査で、
何ら問題はないと思います。
仮にごく少数が残存しているとしても、
今後1年間の胃癌のリスクは、
完全にいない人と何ら変わるところはないと考えます。
by fujiki (2011-10-07 08:44) 

kochi

ご回答、ありがとうございました。
先生の意見をお聞きできて、安心いたしました。
来年の胃カメラ検査まで様子をみます。

ありがとうございました。
by kochi (2011-10-07 09:26) 

yumi

はじめまして。38歳女です。
昨年10月に人間ドックのバリウム検査で胃にポリープがあると言われ、胃カメラの検査をしました。

その時の診断では「ポリープは多発性でがんになるようなものではないし、胃もきれいで病気になるような胃ではないですよ。」といわれました。
そして今年10月に人間ドックの際に胃カメラ検査をしたところ、「萎縮性胃炎」と診断されました。

胃カメラの際には内視鏡の先生からはポリープのこと以外は何も説明がなく送られてきた結果に記載されており驚きました。

すぐに人間ドックを受けた病院に行き内科の先生に話を聞いたのですが、「誰でもなるものだし心配ないよ。1年に1回検査すれば120%安心です。」と言われました。

萎縮性胃炎とは慢性胃炎がひどくなったものと思っているのですが、
1年前きれいな胃だと言われていたものが急に萎縮性胃炎になるものなのでしょうか?

ちなみに1年前と今年の検査をした病院は違うところです。

それから萎縮性胃炎になってがんになる人はごく僅かだとこちらのブログで見ましたが本当でしょうか?

インターネットなどで悪い情報ばかりが目に付いて不安になります。
ピロリ菌の検査のことも何も言われなかったのでしていません。

長々と乱文すみません。
よろしくお願いいたします。
by yumi (2011-10-27 20:32) 

fujiki

yumi さんへ
萎縮性胃炎は慢性胃炎ですので、
昨年はなく今年急に現われる、
ということは考え難いと思います。
萎縮性胃炎の判断は、
生検をしない場合は、
胃カメラをする医者の肉眼所見によるものなので、
どうしてもこうした差が出てしまう性質のものです。
ただ、あるとしても、
軽度の萎縮性胃炎であることは、
間違いないと思います。
ピロリ菌の有無は、
必ずチェックしておいた方が良いと思いますが、
現時点でリスクは低いと思いますので、
あまりご心配はされない方が良いと思います。
by fujiki (2011-10-28 21:36) 

yumi

ご回答ありがとうございます。
やはりピロリ菌の有無はチェックした方が良いのですね。
チェックは胃カメラ検査でするのでしょうか?
その場合、来年の胃カメラの検査のときでも大丈夫でしょうか?
萎縮性胃炎=がん という心配はしなくてもよいですか?



by yumi (2011-10-28 22:07) 

みかんジュース

始めてコメントさせていただきます。私の64才の母の事で教えて下さい。ピロリ菌陽性で内視鏡検査をした所、胃を膨らませただけで一部から出血がありました。画像を見ながら、いつ癌になってもおかしくないと先生に言われ、出血のあった部分の病理検査をすると言われ今結果待ちです。癌の可能性が高いでしょうか?胃壁が薄くなっている。胃酸が出づらくなっている。表面がざらざらしている。と先生はおっしゃっていました。父を昨年胃癌で亡くしているので不安で仕方ありません。先生のご見解を聞かせていただけますか?何卒よろしくお願いいたしします。
by みかんジュース (2011-12-19 08:29) 

fujiki

みかんジュースさんへ
お母様ご心配なことと思います。
一般論で言って、
出血し易い荒れた胃粘膜は、
慎重な観察が必要なことは事実です。
ただ、勿論それが全て癌だ、
という訳ではありません。
矢張り組織の検査の結果を待って頂かないと、
何とも言えないと思います。
あまり突っ込んだ説明が出来なくて申し訳ありません。
ご心配はし過ぎずに、
結果を待って頂ければと思います。
by fujiki (2011-12-20 08:36) 

ベレー

初めてコメントさせて頂きます。43才女性です。
子育てと会社のストレスで、長年暴飲暴食してしまい、胃の痛みがあったので、2009年9月に内視鏡検査をし、その時は「軽度の胃炎、ピロリ菌(−)でした。その後食生活を改め、胃痛は治まりましたが、飲酒をきっかけに2010年に再度胃痛に。膵炎を疑われ、エコー検査や血液検査、胃の内視鏡検査もしましたが、所見なしでした。しかし、今年一月頃より再度胃痛を感じ、ガスターやブスコパンを処方されるも、飲むと余計に悪化するので、大建中湯を処方され、症状は時間の経過と共に改善されてはいるのですが、念の為、今日(3月14日)に内視鏡検査をしたら、「萎縮性胃炎、60才位の胃ですよ。」と言われ、非常にショックを受けています。萎縮性胃炎とは、そのように急になるものでしょうか。また、胃酸を抑制する薬を飲んでいた為に、悪化させてしまったのでしょうか。最近、子宮内ポリープやめまいなどで、精神的に参っていたので、追い打ちをかけられ、鬱状態になりそうです。ピロリ菌陰性であること、貧血であることなどで、再度血液検査をしましたが、結果はまだです。何か別の病気が考えられるのでしょうか。医師からは説明がなく、家に帰ってから不安に襲われています。先生のご意見をお聞かせ頂きたく、よろしくお願いします。乱文で申し訳ありません。
by ベレー (2012-03-14 17:46) 

fujiki

ベレーさんへ
萎縮性胃炎の診断は、
通常は肉眼所見のみなので、
術者の主観がかなり影響する部分があります。
お読みした個人的な印象としては、
おそらく2010年の胃カメラの所見と、
さほど違ってはいないのではないかと思います。
ストレスなどの急性胃炎が、
萎縮も伴っているように見えることは、
結構あるもので、
また萎縮の所見の取り方も、
術者によってかなりの違いがあります。

あくまで文面のみからの判断ですが、
あまりご心配をされる必要は、
ないのではないかと思います。

胃カメラの所見用紙と画像のコピーは、
出来ればもらって頂いた方が良いと思います。
by fujiki (2012-03-15 08:20) 

ベレー

何度もすいません。ベレーです。
先生の回答を読んで、過去の画像と先日の萎縮性胃炎と診断された画像を見てみると、過去2回はひだが何本もくっきりと
あるのに、今回は平坦な感じがします。色や血管が透き通っているかなどは、私には判断がつきませんが、それは過去と同じように見えます。
急性胃炎によって、ひだが無くなる事があるのでしょうか。
このひだは、無くなると回復しないのでしょうか。それとも胃の回復と共にまた出現するのでしょうか。
心配しすぎは却って胃を痛める、とわかってはいるのですが、
長年の不摂生により胃炎が慢性化し、萎縮性胃炎へと移行してしまったのだろうかという考えが頭から離れず、落ち込むばかりです。
つい気になってまたメールしてしまいました。先生の貴重なお時間を無駄にさせて申し訳なく思いますが、どうかご容赦下さい。
by ベレー (2012-03-15 16:45) 

fujiki

ベレーさんへ
直接所見を見ていないので、
正直なところ何とも言えないのですが、
胃のひだは部位によりある場所とない場所とがあり、
また胃への空気の入れ方によっても、
その見え方は異なります。

今回の結果をまず聞いて頂いた上で、
ご疑問の点が解消されないようなら、
少し時間をおいて、
もう一度別の医療機関でセカンドオピニオンを求めるのも、
1つの考えではないかと思います。
by fujiki (2012-03-16 09:08) 

ベレー

早々のお返事誠にありがとうございます。
あまり慌てて先走らずに、1か月ほどしてからセカンドオピニオンを聞きに行きたいと思います。
本当にありがとうございました。

by ベレー (2012-03-16 10:07) 

じーぶ

はじめまして。委縮性胃炎で検索していてこちらを見つけました。
丁寧な説明をされているので、ぜひお聞きしたいことがあり書き込みします。
遠方に住む私の父(60代)がドックの胃カメラで2年連続して「委縮性胃炎」と言われ、今年は去年よりひどくなっていると言われたのですが、ただそう言われただけで生活面での指導などがなかったそうです。
(先生の「粘膜の状態を適切に評価し、
その将来のリスクについて分析し、
それを元にした今後の対処法を、
患者さんに伝えることだと僕は思います。」
まったくそのとおりと思います。指摘だけでは検査した意味がなく、私は「この病院どうなの?」と思いました)

父はその病院の内科に2ヶ月に一度通院しているので(高脂血症のフォロー)、その時に自分から聞いたそうなのですが、
「委縮性胃炎にはピロリ菌が関係しているが、ピロリ菌の治療をするとなると「胃潰瘍」と診断名をつけないと保険が利かず自費治療になる。日常生活でピロリ菌退治にできることがある。最近ネットでも調べられるから、ネットが見れるなら見てみて」と言われたそうです。
父はネットはできないので、私に調べてほしいと言ってきました。

先生にお伺いしたいことなのですが、
①委縮性胃炎の進行をおさえてピロリ菌に効くことと言えば、日常生活でできるのは、暴飲暴食しないとか生活リズムを整えるとかストレスをためないとか、LG21をとるとか、よく言われていることだろうと思うのですが、何か他にもあればお教えいただけないでしょうか
父は母の介護で心身ともに疲労はためているのはありますが、体力には自信がありよく動きます。昔から物事を心配して悩みやすいではあります。
がんにつながる話は父の性格上、あまり積極的に話さないでおこうと思います(父方の祖母は胃がんで亡くなりました)。

②自費に関わらず、ピロリ菌の検査・除菌をしたほうがいいでしょうか。

私は父が検査を受けた病院の対応に不満があります。
検査後の指導のなさ、さらには自分から質問したのに高齢者に「ネットで調べてみて」で終わるなんて。
最後は私の愚痴になりました。
初めての書き込みで長々と大変失礼いたしました。よろしくお願いいたします。

ちなみに私(30代)も8年前に夜中突然激しい胃痛があり(仕事のストレスも強かったと思います)、それ以来、めっきり胃が弱くなりここ数年の胃カメラで食道裂孔ヘルニア・表層性胃炎と言われています。
自分の生活も注意しなければとこちらを拝見して改めて思いました。
by じーぶ (2012-04-06 09:02) 

じーぶ

追加ですみません。
先生がこれまでのコメントに返答されてる中に、委縮性胃炎進行を抑えるために塩分を控えることやビタミンCを多く摂取することなどがよいなど書かれておられるのは読んでいます。
①は、日常生活でできることはそういうことですよね、という確認のために質問させていただきました。
失礼いたしました。
by じーぶ (2012-04-06 11:47) 

fujiki

じーぶさんへ
コメントありがとうございます。
あくまで文面のみからの判断になることをご理解の上、
お読み頂きたいのですが、
原則としては60代のお元気な方で、
胃癌の家族歴があり、
胃カメラの所見としてはっきりした萎縮性胃炎が存在していれば、
ピロリ菌の感染の有無を検査し、
陽性であれば除菌は是非して頂いた方が、
その後の胃癌の発症予防には、
有効性があると思いますので、
自費の判断となっても、
除菌は頂いた方が良いと僕は思います。

ただ、除菌後に胸焼けなど、
通常は一時的ですが、
体調不良の生じることもあり、
その点は予めご理解をして頂く必要はあります。

萎縮性胃炎の判断は、
通常肉眼的な所見で行なわれることが多く、
術者の主観に左右される部分があります。
萎縮が1年で急激に進行することは、
通常は考え難く、
萎縮の程度は同等ですが、
表面の胃炎も伴っていたので、
より進行しているように見えた…
というような可能性の方が、
高いのではないかと思います。
60代で全く萎縮がない、ということは、
逆にほぼ有り得ないのですから、
そのことを深刻に考え過ぎる必要はないと思います。
ただし、早期胃癌の発見のために、
定期的(所見が安定していれば1年ごと、
不安定であればより短い間隔で)
な胃カメラの検査は、
必須と考えます。

萎縮を確実に阻止するような方法はないと思います。
塩分を控えることや、
ビタミンCを不足させないことが、
やや有効か…
という程度でお考え頂くのが良いと思います。

基本的に萎縮性胃炎は、
自然の加齢現象の1つなので、
心配をし過ぎる必要はありません。
ただ、ある程度萎縮が進むと、
胃癌の危険性は高まるので、
定期的な検査は必要であることと、
明確に胃癌と萎縮性胃炎とに係わりのある、
ピロリ菌への対応は、
しておいた方が良いと思います。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2012-04-07 08:44) 

じーぶ

丁寧なご回答、本当にありがとうございます。
すでに記事や他の方へのご回答で書いてらっしゃることも再度書かせてしまい、お手数をおかけしました。拝見はしていたのですが、同じような質問をしてしまいました。申し訳ありません。
ですが大変勉強になりました。
父にもこちらでいただいた情報と先生のご意見を参考に、今後の生活・検査・治療について話していきます。
ありがとうございました。




by じーぶ (2012-04-09 00:11) 

ベレー

三月14日にコメント書かせて頂いてますベレーです。
その後、別の病院で検査しましたが、やはり萎縮性胃炎との診断でした。過去二回の検査は何だったのだろう、と悔やまれますが、今更どうしようも無いですね。ピロリ菌陰性であること、萎縮の範囲が上部であることなどから、自己免疫性胃炎を疑われ、血液検査の結果、抗胃壁抗体陽性で、自己免疫性胃炎との診断確定されました。胃炎の原因は長年の暴飲暴食だと思っておりましたので、自己免疫性と言われ、またまたショックを受けています。医師からは、定期的な内視鏡検査とビタミンB12欠乏になっていないかの検査をすること以外は、今のところ特にする事は無い、と言われましたが、自分で調べると、カロチノイド腫瘍だの、怖い事がたくさん書いてあり、これでは胃癌の方がマシではないの?と思う位です 涙
担当医は、「抗体あるからと言って気にするな!それよりこの貧血と栄養不良治そう。それが先!」と言ってくれたので、鉄分注射と栄養指導により、頭痛やめまいも改善され、今は体調もよくなりました。いろんな病院に行きましたが、こんな先生は初めてで、感謝しておりますが、その先生も、自己免疫性については、今まで症例がなく、よくわからないようでした。
この抗体があると、カロチノイド腫瘍の発生リスクがあると聞きましたが、これは胃癌のように早期発見により完治するものなのでしょうか。悪いことばかり考えてしまいます。これがストレスとなり、胃に悪いとはわかっているのですが、毎日堂々巡りしてしまいます。
by ベレー (2012-04-28 16:02) 

fujiki

ベレーさんへ
自己免疫性胃炎は、
日本には少ないですが、
欧米には多く、
カルチノイドの合併が多いとされていますが、
その予後が特に悪い、
ということはないと思います。
良い先生に出逢われたのだと思いますので、
ある程度主治医の先生にお任せして、
定期的な検査をしていれば、
大きなご心配は要らないのではないかと思います。
by fujiki (2012-04-30 21:10) 

ベレー

早々のお返事ありがとうございました。
3月の内視鏡検査で萎縮を指摘されて以来、鬱々としておりましたが、これをきっかけに自分のライフスタイルや今後どう生きていくのか、ということを考えるようになりました。
それにしても、いろんな医師がいるもんだな・・という実感です。
先生や、現在の主治医の先生のように患者と向き合って下さる医師はいませんでした。淡々と症状と今後のリスクを述べ、それ以外の症状については、聞かれない限り答えない、という感じでした。そもそもそんなことを言ってあげる必要もない、というか。。。
たぶん、過去2回の内視鏡検査でも、癌や潰瘍が出来ていないから、
萎縮のリスクがある、など特に教える必要もないと思われたのだと思います。
今回のことで医師という職業について、いろいろ考えさせられました。
が、一方で、先生や現在の主治医の先生のような方もいらっしゃるので、私たち患者にも救いがありますね。
本当にありがとうございました。
ちなみに、ある先生は、このブログを診察室でご覧になっていましたよ。それを見て私も複雑な気分でした(笑


by ベレー (2012-05-01 11:30) 

Faith(フェイス)

初めて先生のサイトを訪問しました。現在オーストラリア在住で、今日始めて当地で食堂・胃・上部十二指腸内視鏡検査をしました。(こちらでは全身麻酔をして行います)。検査後の簡単な所見では、atrophic gastritis=萎縮性胃炎と言われました。(生検もしているので、専門医との面談は2週間以降になります)
実は、昨年暮れにbreath test=呼気検査をし、ピロリの値が高いとのことで、1週間、2種類の抗生物質と胃薬(Amoxil, Klacid, Nexium)を飲みましたが、その後の再度の呼気検査では、さらに高い値のピロリが検出されました。2度目の抗生物質大量投与(一回目と同じ)を飲みましたが、その後はまだ呼気検査していません。
ピロリ菌除去薬が効かない!とのショックが大きく、でもまあ体調も相悪くはないから大丈夫じゃないか、と思いながらの胃カメラだったのですが。
ピロリ除去が不可欠であるのは理解しています。
薬が効かない場合、さらに強力なものを投与する、と言われ、前の薬だけでも参っているのに・・・と、それも不安です。

萎縮性胃炎と分かったので、健康を害する(副作用)と分かっていても、やはり除去に専念すべきでしょうか。
それから、なぜ抗生物質が効かないのかも知りたいのですが。どんな可能性があるでしょう。

お忙しいところ申し訳ありませんが、ご意見をいただけるでしょうか。

by Faith(フェイス) (2012-07-02 20:01) 

fujiki

Faith さんへ
日本の場合はクラリスロマイシンの耐性が多く、
そのための除菌の失敗例が多いので、
クラリスロマイシンをメトロニダゾールに変更した方法では、
成功率が高いようです。
かならずしも副作用が多い、
ということはありません。
ご年齢にもよりますが、
はっきり萎縮性胃炎があるようであれば、
矢張り除菌した方が、
将来的な癌のリスクは軽減出来ると思います。
by fujiki (2012-07-03 08:24) 

Faith

Fujiki先生、迅速なお返事、本当に感謝します。
幼少時より体が弱く扁桃腺肥大だったので、しょっちゅう熱を出し、抗生物質漬けのような状態でした。それで菌に耐性がついたのかとがっかりしていました。
生検結果がでるのが遅いのと、専門医に会うのに時間がかかり9月末が次のアポイントメントなのですが、その時に医師に薬のことを相談してみます。
誠にありがとうございました。
by Faith (2012-07-03 11:27) 

RED

初めまして。慢性萎縮性胃炎を検索していたところ、先生のサイトに辿り着き、とても分かり易いご説明をされておられたので質問させて頂きたくコメント欄を使わせて頂きます。
2週間ほど前に胃カメラを受けた所、慢性萎縮性胃炎(重度)、逆流性食道炎(軽度)、食道裂孔ヘルニア(滑脱型)と診断されました。実は、1年ほど前に小腸に腫瘍があるとの事で、ダブルバルーン内視鏡を受けているのですが、結局小腸には異常はなく、診断結果は「消化管スピロヘータ症」との事でした。2週間程、抗生剤を服用し、現在は「消化管スピロヘータ症」が治っているかの検査は受けておりません。で、今回胃の不快感から胃カメラを受けた所、上記の診断がなされ、先生から「1年前のダブルバルーンでは、胃の所見が見られなかったのに、1年で萎縮性胃炎がここまで進行しているのは早い」と言われました。現在服用している薬は、朝ラベプラゾール10mg、セディール10mg、カモスタット100mg、ストロカイン5mg、六君子湯2.5g、昼、夜はラペプラゾールを抜いた4種類です。(六君子湯、ストロカインは1週間前から、それ以外の薬は約1年ほど前から飲んでおります)
ピロリ菌は(-)でした。ストロカインを飲み始めてから、胃痛は治まっているのですが、逆に食後の胸焼け吐き気、胃が張っている感じ、お腹の中で空気が破裂している(ポコポコと鳴る)が酷く、とても不快感に襲われます。食事をしてもすぐお腹がいっぱいになってしまって、その食事がいつまでも胃に溜まっている感じがあります。これは、ストロカインの副作用でしょうか?胃痛は治まっているので、副作用があってもそのまま飲み続けた方がいいのでしょうか?私は結構色々な胃薬を試していて、あまり効果がなく、ブスコパンでは目が開けれなくなったりしてしまいます。何か胃痛も食後の不快感も治まるお薬はないのでしょうか?萎縮性胃炎が重度ならば、あまり薬も効かないんでしょうか?現在、接客業をしておりまして、あまり不快感が激しい時は仕事にも影響が出てしまって(顔色が悪かったり、苦痛が顔に出てしまう等々)オーナーからこのまま仕事を続けれるのか?と言われています。どうか良きアドバイスをよろしくお願いします。
by RED (2012-11-15 08:39) 

fujiki

REDさんへ
残念ながら萎縮性胃炎に、
確実に効果のある薬はないと思います。

漢方薬では、
六君子湯以外に半夏寫心湯も、
効果のある場合があり、
試してみて悪くないと思います。

萎縮が進行した場合には、
胃酸の出は抑えられていることが多く、
ラベプラゾールのような胃酸を抑える薬は、
却って症状を強くする場合も、
あるように思います。
胃カメラの所見からの判断もありますので、
主治医の先生とご相談の上、
一旦中止するかもしくはH2ブロッカーに変更して、
様子を見るのも1つの考えだと思います。

ストロカインは、
胃粘膜の局所麻酔薬ですから、
連用により症状の悪化があるようでしたら、
痛い時のみの使用にした方が、
良いように思います。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2012-11-17 07:59) 

RED

早々のお返事、ありがとうございます。

主治医にH2ブロッカーに変更を希望しようと
思います。ストロカインもひどく痛む時に飲むように
します。

アドバイスありがとうございました。
by RED (2012-11-17 09:45) 

TOMO

初めてコメントさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

「萎縮性胃炎」について調べていましたたところ、
先生のブログに辿り着きまして、
とても信頼できるアドバイスがたくさんありましたので、
ぜひ、ご相談させいただけければと思った次第です。

ここ数年、胃の内視鏡検査で、「萎縮性胃炎」と言われているのですが、

・一昨年:慢性胃炎→細胞検査を行い萎縮がみられると診断
・昨年:萎縮性胃炎(C1)と1箇所ポリープと診断
・今年:萎縮性胃炎(C2)と診断

と診断されているのですが、内視鏡の先生からは、
「心配ない。大丈夫。」と言われ、昨年から進行しているかどうかについてお聞きしたのですが、「まあ、あんまり変わらないね。」というお答えをいただいています。

萎縮性胃炎が進行すると、最終的には胃がんにという話もありますので、進行状況について詳しく知りたいのと、C1からC2というとシロウトからすると進行しているように感じられるのですが、内視鏡の先生からはそれ以上のコメントはいただけず、少し不安に感じていた中で、先生のブログと出会い、

「胃カメラの検査で重要なことは、
癌のあるなしや胃潰瘍のあるなしもありますが、
粘膜の状態を適切に評価し、
その将来のリスクについて分析し、
それを元にした今後の対処法を、
患者さんに伝えることだと僕は思います。
ただ、他の医療機関で検査をされた患者さんのお話を聞くと、
往々にして単に、「慢性胃炎があるけど心配いらないね」
くらいの話しかされていないことがあります。
それではせっかく高価な検査をしたのに、
意味がないのではないかと思うのですが、
皆さんはどうお考えになりますか?」

というお話が、まさに今私の不安にピッタリのお言葉でしたので、
一度、先生にご相談できればと思った次第です。

一度、先生に診察いただければと思いますが、
例えば、一旦、今持っている内視鏡の写真をお持ちして、
ご相談する方がよろしいでしょうか。
それとも、もう一度、先生に内視鏡で診断していただくのがよろしいでしょうか。

アドバイスいただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。
by TOMO (2013-01-26 14:41) 

fujiki

TOMOさんへ
今年になって胃カメラをされているようでしたら、
まずお写真をお持ちになり、
ご受診を頂ければと思います。
診療時間内でしたら、
いつでも構いません。
今週の土曜日午後は代診になりますので、
その時間帯だけは避けて頂ければ幸いです。
by fujiki (2013-01-28 08:25) 

心配性

こんばんわ 66歳の女性です
逆流性緯線でタケプロンを長期服用しています
先日胃カメラの際ピロリ菌の検査をお願いしましたら
「あなたはタケプロンを飲んでるので偽陰性にでるので
検査は無意味です」といわれました
胃カメラの直後に「血液で検査しておきます」といわれ
採血し2週間後「3」という結果がでて陰性ですtとのこと
そのときは何もきかずに帰宅しましたが
検索してみますとやはりタケプロン服用していると
血液抗体検査も陰性でも信用できないと
かいているサイトが多く不安になりました
やはりタケプロンを飲んでいると血液抗体検査も
偽陰性に出るのでしょうか?
数値も「0」ではなく「3」だったので、すこしはピロリがいるんで
しょうか
よろしくお願いいたします。
by 心配性 (2013-04-30 00:30) 

きょうすけ

28歳男です。
五年前に機能性胃腸障害と診断されました。過度な精神的ストレスが原因でした。


当時、胃腸に好酸球が浸潤しており血清中の好酸球の濃度も39パーセントと、多臓器不全が起こっても不思議ではないレベルでした。
その後、好酸球の異常増加と浸潤は、消失して、胃腸の動きが悪い症状が現在に至るまで継続しておりました。

しかし、この度アコファイドを処方してもらう為に、内視鏡を行ったところ、萎縮性胃炎と診断されました。

今回、この病気の進行を遅らせるために
以下のことを行おうと思いますが、効果がでる可能性はありますか。

βカロチン、ビタミンCの摂取。


EPAとDHAの摂取(服用したところアレルギー症状が緩和されたので、同じ自己免疫疾患なら効果があると考えました。)

漢方薬。(現在検討中ですが、ケイヒトウ・ショウサイコトウ・ヘイイサン)

いずれも、少しでも進行遅延ができればと思い
試してみようと思います。
できればアドバイス等いただけましょうでしょうか?

by きょうすけ (2013-07-18 02:16) 

fujiki

心配性さんへ
ご返事が遅れまして申し訳ありません。
抗体価の数値自体には、
タケプロンは影響しないと思いますが、
現時点でピロリ菌がいるかどうかについては、
2週間タケプロンを中止した上で、
尿素呼気テストを行なうのが、
最も確実性が高いと思います。
by fujiki (2013-07-18 08:07) 

fujiki

きょうすけさんへ
ビタミンCの不足を避けることと、
減塩には一定の予防効果があると思います。
EPAとDHAはどの程度の効果があるかは、
何とも言えませんが、
使用することに大きな弊害はないと思います。
漢方薬は個人的には進行抑制に関与するとは考え難く、
体質に合わないと副作用も出ることがありますから、
今回の目的には、
あまりお奨めは出来ません。
by fujiki (2013-07-18 08:09) 

きょうすけ

所長様。
お忙しいところ、ご質問に答えていただきありがとうございます。

ピロリ菌が陰性の場合の萎縮性胃炎は、誰の胃にも年齢と共に起こる変化で、、それが早いかどうかの差があるだけです。
というお話が以前ございましたが、

今回の私のケースですと、発症が20代と早いと思います。
ピロリ菌が陰性の場合に起こる、萎縮性胃炎はほぼ例外なく
免疫疾患によるものでしょうか?

だとすると、ピロリ菌陽性のケースと比べて
進行速度が読めないので、劇的なスピードで進行してしまわないか
とても心配です。
いちど、発症するともう進行はとめれないのでしょうか?


承知しました。
EPAとDHAは続けてみようと思います。


漢方では、改善が難しいのですね。
少しでもアレルギーレベルを抑えようと思ったのですが、理論上効果はないでしょうか?

また、ステロイドを服用しても進行は止めれませんか?


by きょうすけ (2013-07-18 19:26) 

心配性

先生、お返事ありがとうございました
もうあきらめていたのです、久しぶりにサイトへきて
読ませていただきました、嬉しかったです。
秋には胃カメラを違う消化器科で受けますので
そのときにピロリ検査のお願いをしてみます
ご回答本当にありがとうございました
心より感謝しております
by 心配性 (2013-07-23 23:48) 

きょうすけ

所長さま。
お世話になっております。

あれから、A型胃炎の抗体の検査をやるために病院へ再度行ったのですが、進行の状況をみると、A型胃炎である可能性は低いから、検査もやる必要はないと断られてしまいました。
あくまで、年齢相応であるという事でした。
このように、進行部位のみの所見でA型胃炎ではないと断定できるのでしょうか?

何度もすみませんが、よろしくお願いします。
by きょうすけ (2013-08-04 00:11) 

fujiki

きょうすけさんへ
抗胃壁細胞抗体は保険適応の検査ではないので、
そうした面もあるように思います。
勿論A型胃炎でないと断定は出来ませんが、
より高度の萎縮があったり、
カルチノイドが疑われたりしたケースで、
初めて検査が施行されることが多いと思います。
問題は萎縮の程度がどの程度のもので、
どのような広がりを持っているのか、
ということにあるかと思いますので、
その点を病院にもう一度ご確認を頂くか、
時間を少し開けて、
他の医療機関で再度検査をして頂くのが、
良いかも知れません。
by fujiki (2013-08-04 07:35) 

Seiji

初めまして!
「萎縮性胃炎 急に」と検索したらここに辿り着きました。

今現在、38歳です。
19歳で働き始めて、今年で勤続20年になりました。
会社で年1回(9月)検診車での健康診断があり、35歳になる年から胃部X線検査(バリウム検査)をします。
ただ私は夜勤専門担当なので、夜勤者は年2回(2月、9月)健康診断があり、2月の健康診断は35歳以下と同じ、血液検査などの簡単な検査。
9月は35歳以上は胃部X線検査(バリウム検査)、腹部超音波など検査項目が増えます。
検査当日も朝3時まで仕事で、軽く寝てから8時半の健康診断に望みました。

昨年9月の健康診断結果の胃部X線検査では「異常なし」でしたが、今年は「慢性胃炎/萎縮性胃炎」との結果が出ました。
もちろん35歳時、36歳時も「異常なし」でした。
こんなに急に「慢性胃炎/萎縮性胃炎」になるのでしょうか!?
胃痛などはないですが、ただ確かに最近、やたらゲップが多かったり、食事後にたまに軽い腹痛になります。

因みに今年、副鼻腔炎(蓄膿症)になってしまい、副鼻腔炎の治療薬を飲んでいます。

今まで大きな病気とかなかったのですごく不安で・・・その不安で逆に胃がキリキリと悪くなりそうです。
早めに返答願います。
by Seiji (2013-10-09 07:55) 

fujiki

Seiji さんへ
バリウムでの萎縮性胃炎という診断は、
ただバリウムの粘膜への載りが悪い、
という程度の意味なので、
異常のない可能性も充分にあります。
ただ、1つのきっかけと考えて頂いて、
一度胃カメラで所見の有無を、
確認されることをお勧めします。
by fujiki (2013-10-09 08:10) 

seiji

お忙しい中、早速のお返事有難うございます。

今は副鼻腔炎の薬を服用しておりますが、もう少しで終わると思いますので近い内に、まずはピロリ菌検査を受けようと思います。
因みに昨日までクラリシッド錠(クラリスロマイシン錠)を1週間のみ飲んでおりました。

それと! ネットで調べてみるとピロリ菌抑制に「LG21」が良いそうですが、先生から見たらどうなんでしょうか!?
まぁ気休めにしかならないんでしょうけど、早速食べてますが。
by seiji (2013-10-13 14:51) 

KT

石原先生初めまして。胃バリウム検査にて胃体部の「胃炎(萎縮過形成性)」との診断、総合判定には「軽度の変化を認めます。」とのコメントがありました。「萎縮性胃炎」は先生のご説明など拝見し、なんとなく分かった気になっておりますが、「過形成」の萎縮とはどういうことなのでしょうか。過形成=上皮が厚くなるというような説明のあるサイトもありましたし、萎縮性胃炎と同義のように書いているところもあります。また、上皮が厚くなっているのなら、「ポリープ」ではないのでしょうか?あるいは先生が以前お書きになっていた「腸上皮化生」なんでしょうか?
萎縮性胃炎と萎縮過形成の胃炎に違いはあるのでしょうか?また、違いがあるとすれば現在、あるいは将来のがんリスクに違いはありますでしょうか?早めに胃カメラの検査を受診したほうがいいのでしょうか?
お忙しいところまことに恐縮ではございますが、ご教示いただければ幸いでございます。
by KT (2013-12-19 21:04) 

fujiki

KTさんへ
過形成胃炎は萎縮性胃炎の早期の状態で、
粘膜全体が委縮するのではなく、
胃酸分泌細胞は萎縮して、
他の細胞がむしろ増殖した状態のことです。
通常バリウムの所見では、
タコいぼびらんのようなものが疑われたので、
そうした表現になったのではないかと思います。
腸上皮化生は萎縮性胃炎の進行形ですから、
その意味合いは異なります。
ご心配でしたら、
矢張り胃カメラ検査での確認をお勧めします。
by fujiki (2013-12-20 23:15) 

KT

石原先生
KTでございます。ご親切にご回答いただきありがとうございました。また疑問点等出てきましたら質問させていただくかもしれませんが、その際はよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。
by KT (2013-12-20 23:46) 

ユキ

いつも拝見させていただいております。今回は初めて質問させていただきます。
37歳女性。海外在住です。胃がん、食道がんの家族歴があるので胃カメラの検査を受けました。検査直後の医師からいただいた結果には胃も食道もNormalと書かれていたので安心しておりましたが、バイオプシーの結果を聞きにいくと腸上皮化生だと言われ、ピロリ菌はバイオプシー、血液検査のどちらも陰性ではあったのですが、どちらかが正常値の一番上(あと一歩で陽性)ということで呼気テストを受けます。
質問1、所見ではNormalと判断されたということは腸上皮化生は軽度だと思っていいでしょうか?
質問2、ピロリ菌が陰性の場合の治療方法はありますか?
質問3、現在食後30分くらいするとに胃がムカムカしてきます。これは腸上皮化生の症状ですか?治療薬は何が適していますか?
質問4、ピロリ菌が陰性の場合、胃粘膜の萎縮が著しくてピロリ菌が住めない様な状態になっている可能性は高いですか?年齢と所見のNormalとの診断だと、そこまでひどくないでしょうか?
質問5、2〜3年に一度胃カメラで検査すれば大丈夫と言われましたが1年に一度のほうがいいでしょうか?

質問だらけですみません。。。英語での説明と診断結果に思考の回路が狂ってしまい医師に聞きそびれてしまい、ネットで調べていると不安になるような事が書かれていることが多くて怖くなってしまいました。

by ユキ (2014-02-02 10:17) 

fujiki

ユキさんへ
肉眼的所見で問題がないということは、
腸上皮仮生は軽度と考えて頂いて良いと思います。
おそらく部分的な萎縮で、
その部分が肉眼的にも目立ったので、
生検をされたのではないかと考えます。
ピロリ菌陰性の萎縮性胃炎に、
特定の治療薬はありません。
減塩とビタミンCの摂取に、
一定の有効性があった、との報告はあります。
食後のむかつきは断定は出来ませんが、
食物が未消化で長時間胃に留まるために、
発症することによる可能性が高いと思います。
著効するかどうかは何とも言えませんが、
胃の動きを良くするような薬剤や、
機能性胃腸症に使用するような薬が、
有効な場合があります。
日本では年に一度のチェックをお勧めすることが多いのですが、
軽度の萎縮であれば、
2から3年に一度のチェックという方針も、
誤りではないと思います。
医療経済的には妥当かも知れません。
by fujiki (2014-02-04 08:14) 

ユキ

ご返答いただきありがとうございました。
主治医の説明ではガンになる可能性が腸上皮化生のない人と比べると高くなると説明を受けかなりショックでしたが、軽度だと思われますし、後は悪化させないような生活を送るように気をつけるだけですね。塩分は控えめですし、非喫煙者です。たまにお酒は飲みますが、少しならいいですよね?
ブログ内の記事の引用は英語ですが先生は英語がお得意なんでしょうか?
by ユキ (2014-02-04 11:51) 

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コメント
by お名前(必須) (2014-02-08 21:36) 

MT

初めまして。
娘(23歳)について、以下の相談をさせて頂けますでしょうか?

<通院の経緯>

*2014年二月以来、一か月ほど続く胃痛があり、3月上旬に血液検査、尿検査、レントゲン、胃カメラ、エコーの検査

*傷みを引き起こしている疑いがある潰瘍などの病巣は無く、その点については「きれいな」状態であるとのこと。ただし、胃カメラで見た胃の内部から萎縮性胃炎との診断あり。

<今後の通院、検査など>

特に指示がなし

<相談>

まず、胃カメラの画像より萎縮性胃炎であるとの診断があり、数日後にエコーの所見が出ました。
エコーの結果は異常なし。
胃痛の原因となる異常は無く、ほっといたしました。ただし、数日前に萎縮性胃炎であると言われていたため、今後の検査等について伺ったところ「若いので当分はいいでしょう。胃痛があったら薬を飲んでください」とのことでした。

胃痛に関する薬は初診の時のみ(胃の働きを助ける漢方薬を頂いています)。
萎縮性胃炎の症状の進行度についての説明は無し(病巣が無く、ほっとして聞き忘れました)。
要経過観察とも言われませんでした。

現時点では特に気にする必要はないという説明だったわけですが、病名がついているだけに不安が残ります。
薬で治る病気ではないものの、症状の進行度の確認や原因の詳細を調べたり、定期的な検査をしていかなくても良いのでしょうか?親として後で後悔したくないと思っております。
お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。








by MT (2014-03-10 15:07) 

fujiki

MTさんへ
正常範囲と考えて問題のないレベルの萎縮性胃炎、
という判断なのではないかと推察します。
ピロリ菌の感染の有無が検査されていないようでしたら、
その点はチェックをされた方が良いと思います。
次回の胃カメラ検査は、
1年後で問題ないと思いますが、
その時には、萎縮性胃炎の程度と、
経過観察の必要性については、
しっかりと聞いて頂いた方が良いと思います。
by fujiki (2014-03-11 08:29) 

MT

石原先生、不躾にご相談申し上げましたのに早々のご返答をありがとうございました。

萎縮性胃炎であることは当初医師からの説明はなく、カルテの記載が目にとまった為こちらから質問をしてわかったことでした。ピロリ菌の検査についてもこちらから伺いましたが、今はやらなくて良いとのことで全体的に釈然としない思いで病院を後にしました。
先生のご返答にあったように正常範囲の萎縮性胃炎であると考えれば説明の少なさにも納得できます。

娘がせっかく行った検査が意味の無いものにならずに済みそうです。お時間をいただいて、本当にありがとうございました。

先生に頂いたアドバイスにそって、今後の検査や検診の方針を立てたいと思います。

by MT (2014-03-11 15:13) 

トキコ

10年以上前にピロリ菌の抗体検査をして陽性反応が確認されましたが、当時の産業医判断で除菌をしませんでした。私は20台で十二指腸潰瘍を患い治癒したものの、20代中盤で常にバリウム検査では要精密検査で胃カメラを受けていました。30代では胃癌の腫瘍マーカーであるペプシノーゲン検査でも陽性でしたが、潰瘍等は見つからず、年1回の胃カメラをしてきましたが、2年前から逆流性食道炎になりPPIを服用しむかつきを抑える治療をしてきましたが悪化するばかり、直近の胃カメラで萎縮性慢性胃炎とタコいぼびらんがあり、食道には孤立の静脈瘤も発見されました。今年になりピロリの抗体検査では27以上の数値がでたので明日から除菌に入りますが、除菌が成功しても胃はもとには戻らないと言われています。 まだ、一時除菌で成功するかどうかもわらりませんが今後注意することがあるとするとどんなことでしょうか?  また、除菌が成功しなくても、年一度の胃カメラで検査すれば取り合えず安心でしょうか?
by トキコ (2014-05-13 21:11) 

fujiki

トキコさんへ
胃癌のリスクということで考えますと、
定期的な胃カメラのチェックで、
多くの癌は早期に発見が可能だと思います。
気になる病変のあるケースでは、
間隔を狭めた検査が必要となりますが、
通常の萎縮性胃炎の経過観察では、
年に1回で問題はないように思います。
除菌後に一時的に胃酸の逆流は悪化する可能性がありますので、
その点には注意する必要はあると思います。
by fujiki (2014-05-14 08:15) 

さや

先生はじめまして。35歳女性です。
もともとストレスがあったりすると胃腸にくるため
たびたび内視鏡検査は受けていたんですが、いずれも所見はなく、
機能性胃腸障害と言われていました。
去年個人病院で内視鏡検査をした際にはピロリ菌の検査もしたのですが、結果は陰性。
検査を担当した先生も「ピロリ菌は居そうにないけどな」
とおっしゃっていたので、その時の胃粘膜に異常はなかったのだと思います。
ですが、先日健診センターでの健康診断で胃内視鏡を受けた所、
数ミリのポリープ(良性)が見つかり、
胃の出口付近の粘膜がザラザラしているといわれました。
ピロリ菌検査は陰性でした、と先生に伝えたら「それなら問題ない」
とのことだったのですが、「年齢の割には老化した粘膜ではある」と言われて
不安になっています。
去年は問題なかったのに、一年でこんなに変化することはあるのでしょうか?
それとも去年のピロリ菌検査(血液検査でした)では偽陰性で
実はピロリ菌がいたという可能性はあったりするのでしょうか?

説明の際に鳥肌胃炎とも萎縮性胃炎とも言われなかったのですが、
帰宅して調べてみると「ざらざらした胃=鳥肌胃炎で胃癌リスクが高い」という情報があり困惑しています。

現在も時々ですが食後に胃もたれや胃痛があったりはするのですが、去年の内視鏡検査の結果からは「気のせい」と思うようにして
特に胃薬も飲まずにきたのですが、これからはどうすればいいでしょうか。心配です。

by さや (2014-05-20 14:24) 

fujiki

さやさんへ
除菌歴がなく、血液検査で抗体が陰性であれば、
ピロリ菌の感染はほぼないと、
考えて頂いて良いと思います。
萎縮性胃炎の肉眼的な判断は、
かなり主観的なものがあり、
施行する医師によっても、
ニュアンスがかなり異なります。
それが一般の方の混乱の大きな要因になっていると思います。

おそらくは「幽門の辺りがやや萎縮があるかも…」
と言う程度の所見ではないかと推察されます。
鳥肌胃炎ではないと思います。
ただ、これは勿論推測ですので、
断定的には言えません。

基本的には現時点ではあまりお気にされず、
1年後に胃カメラを受けて頂く方針で良いと思います。
萎縮性胃炎の判断はかなり主観の混じる部分がありますので、
信頼のおける施設があれば、
そこで継続的に検査をされるのが、
最もそうした混乱は少ないように思います。
by fujiki (2014-05-21 06:17) 

さや

先生ご返答をありがとうございました。
検査する先生によって診断が異なってくるとのこと、
気持ちが軽くなりました。
書面での健診結果はまだ届いてないのですが、
もし胃カメラの画像が添付されていたら
それを去年胃カメラ検査した個人病院の先生に
見ていただくのは失礼になりますか?

by さや (2014-05-21 23:24) 

fujiki

さやさんへ
それは問題ないと思います。
by fujiki (2014-05-22 06:01) 

さや

ありがとうございます。
受診の際に見ていただくようにします。
あとはあまり気にしないよう心がけます。
本当にありがとうございました。
by さや (2014-05-22 15:40) 

つーしん

はじめまして。
今日、胃カメラ検査し萎縮性胃炎と診断された37歳・女です。

これまで、29歳からバリウム6年異常なし。去年ペプシ比3.2、今年2.9精密検査となりました。
正直、かなりのショックで、ネットで萎縮性胃炎と調べると絶望的なことばかり…。
お友達で萎縮性胃炎の人は一人もなく…不安でいっぱいです。

今日の医師は、萎縮の程度などは聞いてないのですが、ピロリ菌の事はわからないと言われました。検査は希望すると事前の質問事項には書いたのですが…。

そこで先生に質問です。
萎縮性胃炎は、ネットでは、慢性胃炎を10年位経過し、その後萎縮性になると書いてありました…。慢性どころか胃炎すら健診では、なかったのに急になりるのでしょうか?
もし、ピロリ菌ならピロリ菌は、そんなにすごい力でドンドン萎縮を進行させるのでしょうか?

また、私は子供が二人おります。8.5歳です。同じお箸・スプーンで食べさせ事は多々…。子供達のピロリ菌の感染が心配です。

早い段階で除菌させてあげたいと…。
いつから除菌出来るのでしょうか?

教えてください。
お忙しい中、恐れ入りす。

by つーしん (2014-06-21 21:20) 

fujiki

つーしんさんへ
少し早い遅いの違いはあっても、
萎縮性胃炎自体は誰でも起こる胃の粘膜の変化です。
問題はその進行度と、
ピロリ菌の感染との関連にあるので、
ピロリ菌の感染があるかどうかはしっかり確認して頂いて、
感染があるとすれば、
除菌治療についてご検討をされるのが良いと思います。
胃カメラによる萎縮の診断は、
あくまで肉眼的なものであることが殆どなので、
施行する医師の主観によっても、
かなり違いがあると思います。
ある時から急激に進む、
ということは通常はないと思います。
お子さんの除菌には積極的な意味はないと、
現時点では考えられていますから、
せいぜい高校生くらいになってからの検査で、
通常は問題はないと思います。
by fujiki (2014-06-22 10:27) 

つーしん

先生、お返事ありがとうございます。

とにかく今は、ピロリ菌感染をハッキリさせて、除菌したいと思います。

問題は、進行のことですが、ピロリ菌を除菌したとしても萎縮性胃炎は進行すると言うことなんですね…。
原因のピロリ菌が存在しなくても、進行するのは、加齢・生活習慣のせいですか?

それとも、一度萎縮が始まると止まらないということなのでしょうか?

あれこれ気になり…
教えて頂けると嬉しいです。
お忙しい中、恐縮です。

子供達の件もありがとうございます。
高校生位には、検査したいと思います。
by つーしん (2014-06-22 14:37) 

かまろのり

はじめまして。48歳男です。
過日、内視鏡検査を受けて際に「萎縮性胃炎だね。様子を見ましょう。」と言われ心配になっています。特に予防のアドバイスはありませんでした。ちなみにピロリ菌検査は陰性です。
また、逆流性食道炎もあり「今日見た患者の中で一番ひどい」とも言われました。確かに夜中に胃酸が逆流し目を覚ますことが多かったです。こちらも、薬は出ましたが特に予防のアドバイスはありませんでした。その後、無呼吸症候群の治療を行う中でcpapを装着して寝るようになった途端に夜中の胃酸の逆流は一切起こらなくなりました。

話がそれましたが、お聞きしたいのはピロリ菌が陰性で萎縮性胃炎になることがあるのでしょうか。進行した場合にピロリ菌がいなくなるとは聞きますが進行しているとは聞いていません。
また、この場合の予防法などご教授ください。
よろしくお願します。
by かまろのり (2014-09-08 00:47) 

fujiki

かまろのりさんへ
もしピロリ菌の診断が胃カメラ時のものでしたら、
もう1つ別の方法でも、
ピロリ菌の検査をしておいた方が良いと思います。
胃カメラ時の検査は、
検体を採取する場所によって、
結果が異なる可能性があります。
萎縮性胃炎の進行予防に、
現時点で確実な方法はないのですが、
減塩とビタミンCの不足を避けることには、
一定の効果があるとするデータがあります。
by fujiki (2014-09-08 06:16) 

はる

こんにちは
30歳女性です。
30歳を機に、初めて人間ドックに行きました。ほとんど異常なしかと思いきや、左中大脳動脈狭窄疑い、胆嚢ポリープ疑い、貧血、などなど、たくさんひっかかり、胃カメラの結果も、萎縮性胃炎…もう、ショックで、いろんなサイトを見ては落ち込み、先生のブログにたどり着きました。治る事がなく、将来癌になりやすい…絶望的です。まだ子どもも2歳…この先どうしていけば…

30歳という若さで萎縮性胃炎だと、あと十数年で40歳くらいに腸上皮生になってしまうのでしょうか⁇ピロリ菌の検査もしたのですが、陰性。ますますハテナです。陰性で萎縮性胃炎は珍しいとの事で、どうして私なのか…
考え過ぎてストレスをためると余計にダメなのは分かりますが、何しろ心配性なので、毎日考えては落ち込み、子どもに笑顔で接する事も辛くて…
助けて下さい、先生。
萎縮性胃炎は進行せずに、癌にもならない人はいるのでしょうか⁇でも、この歳でなってしまったら、進行は早く、40歳くらいで癌になってしまうのでしょうか⁇生きてきた30年間の生活を否定されたようで、ショックな毎日を過ごしています。萎縮性胃炎…少数の人しかなっていないのでしょうか…⁇珍しくないのでしょうか⁇

お忙しい所すみませんでした。
by はる (2014-10-31 09:59) 

fujiki

はるさんへ
萎縮性胃炎の判定は、
多くの場合肉眼所見のみですから、
判定する医師によっても、
違いのあるもので、
それほど客観的な所見ではないと思います。
萎縮性胃炎にリスクがあると言うのは、
あくまでピロリ菌の感染に伴う場合の話で、
ピロリ菌の関与のない萎縮性胃炎について、
どれほどのリスクがあるという、
明確なデータはあまり存在していないと思います。

ピロリ菌の感染の有無は、
最低2種類の検査では確認される必要がありますが、
感染がなく、萎縮が軽度でしたら、
定期的なチェックは必要であるにしても、
大きなご心配は要らないように思います。

いずれにしても、
人間ドックの結果で、
そこまでのご心配が起きることは良いことではなく、
もう一度人間ドックを施行された医療機関で、
萎縮の程度の評価や、
今後のリスクの評価について、
しっかりとしたご説明を、
受けて頂くのが良いように思います。
by fujiki (2014-11-01 08:31) 

1歳PAPA

初めて投稿させていただきます。
42歳男性です。

胃内視鏡検査で腸上皮化生と診断され、
自分なりに調べている内に、このブログに辿り着きました。

過去のみなさんとのコメントのやり取りを見て、
真摯な内容に感銘を受けています。

内視鏡検査の結果で少しばかり(かなりかもしれません)、
悩んでおりますので、
いくつか質問をさせていただければと思います。
宜しくお願いいたします。

4年ほど前から胃の不快感、胸のつかえ、こみあげる感じがあり、
逆流性食道炎の症状と似ているのではと思い、
内視鏡検査を受けました。
この時は、逆流性食道炎とは診断されず、
慢性胃炎と診断され(萎縮性胃炎と言われたのかどうかは覚えていません)、
ピロリ菌は陽性でした。
気が向いたら除菌しましょうという程度の話だったので、
除菌せず、そのままになっていました。

その後、不快感は変わらなかったため、
2年前に再度内視鏡検査を受けましたが、
その時も慢性胃炎と診断され、
ピロリ菌を除菌し2回目で成功しました。
その後は特に処置していません。

2ヶ月ほど前に会社の健康診断で、
抗P53抗体というマーカー検査で陽性だったため(結果5程度)、
心配になり、1か月ほど前に、
上記とは別の医院で胃内視鏡検査を受けました。

ここで慢性胃炎が進んでおり、
生検の結果、腸化していると言われ、
更に食道はバレット食道と診断されました。
ピロリ菌は陰性でした(数値は7程度)。
現在、パリエット、セルベックス内服中(パリエット8週間の予定)です。

主治医に腸化しているのがどの程度なのか質問したところ、
どれくらいの部位が腸化しているかは重要でなく、
そうした状況であることが問題であり、
このままではガン化する可能性があると言われ、
感覚的には胃の半分くらいは腸化している可能性がある
とのことでした。
(生検はあくまで2箇所しかしていないため、2箇所分しか断定できないと)

ここまでひどくなっているとは思っておらず、
子供がまだ小さいため、胃がんの可能性に怯えています。
ただ、今の状態が、どこまでひどい状態(悪化具合)なのかわからず、悶々としているのも正直なところです。

石原先生から見て、
上記情報からどの程度の状況(悪化具合)だと
考えられるでしょうか?
(実際に診断しないと何とも言えないとは思いますが。。。)

腸上皮化生となった場合は、
元の正常な状態に戻ることはないと思いますので、
今後、状態がこれ以上悪化しないように、
ガン化しないように気を付けるしかないのだと思っていますが、
食事(野菜中心、塩分控えめ)、節酒、定期的な内視鏡検査以外で、気を付けた方がいいことはありますでしょうか?
(小生たばこは吸いません)

また、ビタミン不足に気を付けるように先生もおっしゃっていますが、
サプリメントでも摂取したほうがいいでしょうか?
アドバイスいただければ幸いです。

とりあえず、今は、今後、万が一検査でガンが見つかっても、
「早期であり、治療は可能だ」
と自分に言い聞かせて、
前向きに考えるようにしています。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
by 1歳PAPA (2015-03-02 15:53) 

fujiki

1歳PAPAさんへ
腸上皮化生という診断は、
通常の胃カメラの目で見た所見と、
精度の高い拡大内視鏡での所見と、
組織を取って見た組織の所見の、
3通りで意味合いはそれぞれ異なります。

通常の胃カメラの所見で、
白くゴツゴツした病変があるものは、
かなり進行した腸上皮化生と考えて良く、
その段階では著明に改善することは望めません。
ただ、組織の所見での腸上皮化生は、
通常の胃カメラの所見としては、
異常がなくても見つかることがあり、
その程度は様々です。
ですから、
おそらくは通常の胃カメラの目で見た所見としては、
腸上皮化生が明らかな状態まで、
萎縮性胃炎は進んではいないのだと思います。

腸上皮化生の進行度についても、
色々な考え方があり、
病変がどのくらいの範囲にあるのかによっても、
胃癌のリスクが変わる、というデータもあるのですが、
それはあくまで目で見た所見の場合で、
組織の所見というのは、
その場所のことしか分からないので、
基本的には別物なのです。

ですから、
過度なご心配はされずに、
定期的な胃カメラを継続して、
経過を見て頂くのが現状では最善と思います。

ピロリ菌が除菌されていれば、
進行はそれほどしない、と言う考えが、
一般的だと思います。

今の生活を継続して頂くだけで、
その予防には充分なのではないかと思います。
by fujiki (2015-03-03 08:35) 

1歳PAPA

先生、早速のご返事ありがとうございます。
少し安心したような、ほっとしたような気がします。

最近、考えすぎて胃が痛くなっていたので、
あまり気にしないようにし、生活を楽しみたいと思います。

これからも先生のブログを楽しみに拝見させていただきます。

by 1歳PAPA (2015-03-03 13:00) 

2児まま

おはようございます。
こちらのブログやコメントを拝見した上でおたずねさせて頂きます。

主人の会社での人間ドックが近いのですが胃カメラやバリウムがある年とない年があり、主人曰く去年も無かった気がするとの事で以前受けた病院へ予約をしました。

2013年1月に何か、ごはんを食べる時に食道がちくっとするようなしないようなとという事で胃カメラ。
何ともない感じだがしいていえば少し炎症があるかな〜?という感じで逆流性食道炎の薬を頂きました。
この時に初めての胃カメラです。主人35歳。

2013年7月末まだ少し1月と同じような違和感があると再度胃カメラ、ピロリ菌陽性→除菌開始→9月中旬再検査、陰性、除菌終了→以後今までの症状なし。

という流れです。今回の予約の際に今までの診察記録を確認したら、2回目の胃カメラの際に、萎縮性胃炎、色むらと書いてあるとの事で、
先生のブログ内容、皆さんのコメントでは、萎縮性胃炎は年齢とともに起こる、ピロリ菌がいても除菌すれば改善が見込める、後は定期検診を欠かさないという認識をしました。

主人は全く内容を覚えておらず、ただ私も受診結果を聞いた際に萎縮があって気をつけないと腸上皮化生に云々などという話は聞いていない気がします。

私の疑問は、1月に萎縮性胃炎がないのに7月に急にでてくるの?色むらって?
そのくらいなら軽度?
という疑問です。

2回とも同じ先生に診察をうけています。

慢性胃炎からの萎縮よりも、老化現象なのか、色むらとはどのような状態でしょうか?
来月1年9ヶ月ぶりの胃カメラで少々気になりご質問させて頂きます。
主人は、嗜好品といえば飲酒、休肝日あり、コーヒー好き、喫煙は数年前に辞めました。

お義父さんが膵臓癌で亡くなっているようで心配しております。



by 2児まま (2015-03-27 06:24) 

fujiki

2児ままさんへ
おそらくは軽度の萎縮が疑われる、
というレベルであったように推察されます。
「色むら」というのはあまり一般的な用語ではなく、
その先生の語彙なのではないかと思います。
粘膜の色調に部位によって差があった、
という意味合いでしょうか?
それは部分的な萎縮やびらんであることもあるでしょうし、
特に問題のない場合もあると思います。
いずれにしても、
大きなご心配は要らないと思いますが、
1年後くらいにはもう一度胃カメラを受けて頂いて、
その時には萎縮性胃炎の程度についても、
しっかり聞いて頂くのが良いように思います。
by fujiki (2015-03-27 23:08) 

2児まま

ありがとうございました。
来月胃カメラをさせるので詳しく聞いておきたいと思います。
皆さんそうですが肌の老化だとあまり気にしませんが胃の老化と言われると何だかものすごい事のように感じてしまいますね。
行き着く先に胃がんという事があるからでしょうが、自分で胃の中を見れない分心配になりますね。

先生の納豆の記事を読みました。どこの研究の、1日1パックの納豆は肝臓ガンになるという結果は、全員なるというよりある程度肝機能に障害がある人は気をつけろという認識でよろしいでしょうか?
仕事にはしていませんが栄養士を持っています、血栓がある人には良くないのは勉強しましたが肝臓ガンは初めて聞きました。
最近は、あれはよくないこれは良いなど消費者の心理を仰ぐ宣伝が多く、私はたばこ以外は何事もバランス良く程々に、、、と思っています。
by 2児まま (2015-03-28 02:18) 

2児まま

ちなみに、35歳で軽度の萎縮は年相応、あってもおかしくはないのでしょうか?少々早いでしょうか?
by 2児まま (2015-03-28 02:21) 

fujiki

2児ままさんへ
個人差もありますし、
それほど客観的な所見ではないので、
何とも言えないのですが、
そう少ないとも言えないように思います。
by fujiki (2015-03-28 06:30) 

るなな。

はじめまして。本日、会社の健康診断で20年ぶりに胃カメラをしました。委縮性胃炎だといわれ、良性のポリープもあるので、1年に一度カメラを受けた方がいいよと言われました。一年ほおっておいても大丈夫といわれました。47歳です。自己免疫性肝炎とSLEのため、プレドニンを20年飲んでます。当初は、ムコスタでしたが、今は、ガスターを処方されています。今なにか自分自身で出来ることはありますか?ガスターは続けていた方が良いですか?
by るなな。 (2015-07-15 16:32) 

心配

男性・42歳
胃カメラの結果、逆流性食道炎(ロサンゼルス分類M)、軽度萎縮性胃炎と十二指腸潰瘍痕(S2 stage)という診断でした。この結果からピロリ菌の検査もしておいた方が良いとのことで呼気による検査を受けましたが陰性でした。
陰性ということでホッとしていたのですが、インターネットで萎縮性胃炎や十二指腸潰瘍を調べてみると、その原因のほとんどがピロリ菌によるもの、十二指腸潰瘍では90%以上ということで、偽陰性なのではと心配しています。萎縮性胃炎、十二指腸潰瘍痕が見られる場合でもピロリ菌がいないことも考えられるのでしょうか?それとも偽陰性を疑うべきなのか、それともピロリ菌が住めなくなるほど萎縮性胃炎が進んでいるのでしょうか?(でも軽度という診断ですので、それは考えにくいでしょうか?)
ちなみに3年半前に胃カメラの検査を受けた時は特に問題ありませんでした。(病院は違います)
先生、宜しくお願い致します。
by 心配 (2015-11-08 06:01) 

ゆき

はじめまして。41歳女性です。ここ半年くらい胃が痛く、かかりつけの内科で朝と就寝前にアシノン(最近は、ザンダック朝夜とレパミピド朝昼晩) をもらって飲んでいましたが、ストレスのせいか痛みがひどくなってきたので、先日、紹介してもらった消化器内科の個人病院で内視鏡検査をしました。結果は軽度の萎縮性胃炎と、ヘルニア、良性のポリープということで、胃がんになりやすいからと、3年に一度の内視鏡検査を進められました。エコーも問題なく、膵臓などにも異常はありませんでした。仕事柄ストレスのある生活で、食生活もきちんとしてるとは言いがたいですが、健康診断はほぼAで健康です。今回、医師にピロリ菌による萎縮性胃炎と断定されて言われましたが、ピロリ菌は陰性でした。「過去に除菌した?」と聞かれ、過去に除菌したことがない旨を伝えると、首をひねりながら「以前に抗生剤を飲んだときにいなくなったのかもね。」と言われました。ちなみに私の母もピロリ菌はマイナスとのことでした。確かに私はよく風邪をひき、抗生剤を飲むことが多いのですが、それでピロリ菌がいなくなることはあるのでしょうか。そして、ピロリ菌がいないのに、萎縮性胃炎だと断定できるのでしょうか。もしかしたらピロリ菌が住めないほど、悪くなっているのではないかとも心配しています。もう一度ピロリ菌がいるかどうかの検査をお願いするか迷っています。胃は毎日痛みます。ピロリ菌もいなかったので薬も処方してもらえず、かかりつけの内科で前回と同じものをもらって飲むくらいでいいんじゃない?と言われました。こんなに毎日胃がキリキリと痛むのに、何も治療もせず、本当にこのまま放っておいて大丈夫なのか心配です。他の病院でもう一度、内視鏡検査をした方がよいのかも迷っています。いろいろ心配になり情報を集めていたら、先生のブログに行き着きました。とても丁寧にお答えくださっているのをみて、信頼できる先生だと思い、失礼ながら書かせていただきました。もし、お時間がありましたら、先生のお考えを教えてください。よろしくお願いします。
by ゆき (2017-11-03 23:47) 

fujiki

ゆきさんへ
萎縮性胃炎の診断は胃カメラの時の、
肉眼的所見によっていると思われますので、
確実とは言えないと思います。
またピロリ菌の検査は100%というものはないので、
1つの検査で異常がなくても、
もう一種類の検査をすることは、
健康保険でも認められていますので、
まず別の方法で、
ピロリ菌の有無をもう一度確認をされるのが、
良いのではないかと思います。
断定的には言えませんが、
痛みの原因は萎縮性胃炎とは、
無関係の可能性も高いように思います。

by fujiki (2017-11-06 06:43) 

ゆき

先生、お忙しい中、お返事をいただきありがとうございます。とても嬉しく心強い思いです。
先日の結果を受けて、内科に行ったところ、ランソプラゾール朝とレパミピド朝昼晩を処方されました。食事にも気を付けるようにしたところ、一時期より少し痛みが治ってきたような気もします。内科医にピロリ菌の再検査を申し出たのですが、内視鏡検査は血液検査や呼気検査よりも正確だから必要ないと言われてしまいました。

先生がおっしゃるように、痛みの原因が萎縮性胃炎でないとすれば、どんな可能性が考えられますか?もっと悪い可能性はありますか?
とても心配です。
先生の貴重なお時間をいただくのは心苦しいのですが、お返事いただけるとありがたいです。
by ゆき (2017-11-10 05:29) 

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