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SSRIの副作用のまとめ [科学検証]

こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

今日は第2土曜日で、
午後は心療内科の専門外来の日です。
カルテの整理などして、
それから今PCに向かっています。

それでは今日の話題です。

今日はSSRIの話の総集編です。
今までに出て来た用語は解説していませんので、
ご不明の言葉があれば、
まずは過去ログをご参照下さい。

SSRIは、「モノアミン仮説」に基づき、
三環系抗うつ剤の、
他の受容体を阻害する副作用を取り除き、
純粋に抗うつ作用のみに特化した薬として、
1980年代に開発され、
日本では1999年から一般の臨床で広く使われています。

SSRIは若干の付随的効果はあるとは言え、
基本的には脳の中のセロトニンのみを、
増やす仕組みの薬です。
その意味では極めてシンプルな効果の筈です。

ただ、問題はこのセロトニンには非常に複雑な作用があり、
多くの性質の異なる受容体があって、
どの受容体が刺激されるのかによって、
その作用も大きく異なるという事実です。
更には脳の複雑怪奇なネットワークシステムにおいては、
ある部分のセロトニンの濃度が高まり、
ある部分の神経回路が活性化されると、
それが別の神経回路に影響を与え、
結果的に予測とは異なる効果を生み出すようなことも、
往々にして起こるのです。

開発当初から一部で危惧されていたのは、
セロトニンの1Aという受容体が刺激されると、
鎮静作用と抗うつ作用が生じるけれども、
同じセロトニンの2Aという受容体が刺激されると、
逆に衝動性や興奮が生じるという事実です。
興奮というのは一種の覚醒作用です。
要するにセロトニンは抗うつ作用と覚醒作用を、
同時にもたらす可能性がある訳です。

たとえば別にうつ病ではない人がSSRIを飲むと、
特別興奮を示すことはなく、
眠気やだるさを感じることが殆どです。
つまり、通常の脳のバランスにおいては、
SSRIはセロトニンの1Aの作用を優位に発現するのでは、
という考えが成り立つ訳です。
また、うつ病の患者さんでは、
抑制的な傾向が強く、脳の中のセロトニンは、
全体に低下していることが想定されるので、
若干2Aが刺激されても、
大きな問題にはならないのではないか、
と考えられたのです。

抗うつ剤のもう1つの問題点は、
効果発現のタイムラグです。
これは基本的には、
「モノアミン仮説」による「仮説」に過ぎないのですが、
SSRIの効果が安定的に発現するのには、
通常2週間以上の時間が掛かると推測されるのです。
それは一種の脳内の調整期間と考えられます。
しかし、セロトニンの脳内の濃度自体は、
薬の内服初回から上昇します。
SSRIの飲み始めにイライラが生じる患者さんのいることは、
発売当初から分かってはいて、
その原因はこの一時的不安定さにあるのでは、
と考えられていました。
そのために飲み始めは少量から開始して、
慎重に様子を診ることと、
状況によって安定剤を併用してイライラを抑えることが、
処方上の注意事項として語られてはいました。

また、SSRIは時にアカシジアのような、
錐体外路症状を起こすことも知られています。
SSRIは大脳前頭葉の、
ドーパミンの濃度を高めるというデータがあり、
これはセロトニンの1Aや3の受容体を介する作用と言われています。
その一方で、セロトニンの神経の元締めである縫線核という場所で、
セロトニン神経が刺激されると、
その信号は線状体という場所の、
ドーパミン神経を抑制するとの報告もあります。
要するにセロトニンが上昇すると、
脳のある場所のドーパミンは増えるけれど、
他の場所のドーパミンは逆に減る、
という複雑怪奇なことが起こる訳です。
そして、この一部でのドーパミンの減少が、
脳のバランスを崩し、アカシジアの原因となるのでは、
と推測されるのです。

こう考えてみると、
セロトニンが脳の中で増えることが、
必ずしも脳全体のバランスを良くするとは限らない、
ということが分かります。
アカシジアや賦活効果のリスクを考えれば、
そう簡単にほいほいと処方してよいタイプの薬ではありません。
SSRIを使用すれば、
脳内のセロトニン濃度は急速に上昇します。
これが三環系抗うつ剤であれば、
多くの他の脳内受容体を遮断する作用を併せ持っているため、
セロトニンの効果がマスクされ、
使用した本人にとっては不快ではあっても、
それほど急激な変化は起こらないのですが、
SSRIの場合は、セロトニンが上昇するという劇的な変化が、
そのまま脳の変化に直結されるのです。
従って、その人にとって、脳内のセロトニンが総和として上昇することが、
本当にメリットのあるものであるかどうかを、
慎重に見極める必要があるのです。

最近の脳科学の進歩において、
SSRIの画期的な作用が次々と明らかにされつつあります。
現状では主にネズミの実験ですが、
SSRIを投与することにより、
神経の再生に関わる脳由来神経栄養因子は増加し、
海馬での神経細胞の再生と新たなネットワークの形成が、
促進されることが確認されています。
クリアにこんな結果の出る薬は、
抗うつ剤以外にはありません。
要するにSSRIには間違いなく、
脳を再生させる働きがあるのです。
こんな素晴らしい薬を、
闇に葬っては絶対にいけません。

問題はまだ脳はブラックボックスの部分が多い、
ということです。
本来はもっと脳の機能が明らかになってから、
適切な予備検査の元に、
脳内のセロトニンを増やす必要性を判断し、
それに応じてこうした薬は投与されるべきです。
僕達はまだそのためのツールを手にしてはいないのです。
ですから、現時点では、
ほぼ間違いなく必要性がありそうだ、
と判断出来る事例にのみ、
SSRIは使われるべき薬なのだと僕は思います。

しかし、現実はそれとは別の方向に進みます。

発売最初の数年で、危惧された副作用は、
それほど問題にはならず、さほど報告もされませんでした。
むしろ、三環系抗うつ剤よりずっと安全な薬として、
うつを疑ったら、気軽に処方すべき薬、
のようなニュアンスで、
専門の医者もやや軽率な発言を繰り返し、
それに則って、製薬会社は大々的に宣伝を繰り広げました。
そのターゲットは主に僕のような末端の医者です。
取り敢えず簡単な質問表を患者さんに渡し、
何項目か当て嵌まったら、
うつの可能性ありと判断して、
まずは「副作用の少ない」SSRIを出して様子を診なさい、
というようなパンフレットが山のように配られ、
ある種の洗脳が行なわれます。
そしてそれを信じた素直な医者は、
SSRIを第一選択をとして処方したのです。

更にはうつ病以外にもSSRIは効果がある、
という研究結果が相次いで発表されます。
僕の手元の2006年の論文では、
SSRIが効果のある疾患として、
うつ病以外に、強迫性障害、パニック障害、社会不安障害、
過食症、月経前症候群、慢性疲労症候群などが書かれ、
有効性が示唆される疾患としては、
更に、発達障害、行為障害、多量飲酒、境界性パーソナリティ障害、
自傷行為や自殺衝動の抑制まで記述されています。
この文献は日本のうつ病診療において、
指導的立場にある施設の専門医の手で書かれたものです。
その同じ施設の先生が、
今抗うつ剤の適正使用のガイドラインの作成に当たり、
マスメディアでは、SSRIをアルコール依存症やパーソナリティ障害、
行為障害の患者さんには使ってはいけない、
と啓蒙されているのです。
何と言うか、ここまで来ると、
何か壮大なギャグのようで、
不謹慎ですが、笑ってしまいます。
この辺りに、僕は日本の医療の一番の問題点が、
存在するような気がしてなりません。

SSRIは非常に有用性の高い優れた薬です。
しかし、この薬を充分に使いこなすには、
まだ僕達には脳に対する知識が不足しているのです。
おそらくはパーソナリティ障害に対しても、
自傷行為に対しても、自殺衝動や他害衝動に対しても、
ある前提が満たされれば、
SSRIは効果があるのです。
しかし、現時点ではこうした病状に対して、
闇雲に使うにはリスクがあり過ぎるのも事実であるのです。
これが現状での僕のSSRIに対する認識です。

皆さんはどうお考えになりますか。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。
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コメント 68

tashi

我々が得た脳内の神経伝達物質に関する知見は、
まだ氷山の一角に過ぎないのかもしれませんね。
個人的には、最近日本でも認可販売されている
禁煙補助薬の自殺リスクの高さを危惧しています。
by tashi (2009-06-13 18:13) 

fujiki

tashi さんへ
コメントありがとうございます。
チャンピックスについては、
情緒的に不安定な方には、
処方しない方針を取っています。
理屈から言えば、あまりそうした作用はなさそうなのですが、
一種の精神刺激剤と、
考えるべきなのかも知れません。
例によって製薬会社の方は、
そうした内容には一切触れない説明をされるので、
それはいつもちょっと不誠実だな、
と思います。
by fujiki (2009-06-14 08:17) 

さすらいの

SSRIについて再読をさせていただきました。私はストレスが重なり嘔吐感と眩暈で「一過性血流障害」で救急車に乗った3日目から動悸と強い不安感に苛まれて11年目になります。リーゼ、ワイバックス、デパス、メイラックス、コンスタンと薬の履歴がありますが、この疾病を診てくださったDr.12人、いずれも疾病の解説も助言もなく、ただ「薬を出しておきましょう」でした。これらの薬剤も調べつくして要望した結果です。SSRIも勿論考えに浮かびましたが服薬した知人3人が副作用で苦しまれたことを伺い断念いたしました。今は自律神経が乱れた時、コンスタン0.4㎎を半錠ないし3分の1でしのいでいます。1日3錠も飲んでいたことを考えれば夢のようです。或いはSSRI系統の薬は適応しなかったかもしれません。「不安神経症」自らが命名しました。
by さすらいの (2009-06-14 11:23) 

fujiki

さすらいのさんへ
コメントありがとうございます。
症状はパニック障害かも知れませんね。
今は少量のお薬で調節が付いているとすれば、
抗うつ剤を使うのはデメリットの方が大きいような気がします。
by fujiki (2009-06-15 06:11) 

kouji O

藤田保健大学の宮川剛先生が、マウスにパキシルを投与し、その遺伝的変化を研究しています。海馬歯状回が未成熟化し、遺伝子配列の欠損は、宮川さんが、人工的に作り出した遺伝子改変マウス(統合失調症モデルと呼ばれていますが、1年以内に例外なく同胞マウスを殺す性質を有する)と同じ改変=欠損を起こしていたということでした。
宮川氏の最新の論文は、「統合失調症マウスの脳に未成熟な部分を発見」というものですが、近々に論文発表されると思います。
この話は、2009ゲノム広場で行われたポスター発表の席で、私が質問して聞き取ったものです。
by kouji O (2009-08-04 09:46) 

fujiki

kouji O さんへ
コメントありがとうございます。
SSRI はBDNF を増やすという報告や、
海馬の神経再生を促進する、
という報告(いずれもラット)もあり、
本当に判断に迷うところです。
個人的にはラットのうつ病モデルや、
ラットの統合失調症モデルが、
本当に成立するのかは、疑問に思います。
貴重な情報をありがとうございました。
by fujiki (2009-08-04 21:44) 

プリン

リーゼとドグマチールでなんとか落ち込みをしのいでいましたが、根本的に治療したいとクリニックをかえ、アンケートに答えたら2~3のところでうつの傾向がみられるとのことでジェイゾロフトを一週間飲んでみてくださいとのことで50mgを夕方のみました。次の日かえって不安感と動悸いてもたってもいられない落ち着きのなさであわててリーゼをのみました。飲み始めだけの症状かと2日目も服用すると次の日また同じ症状。怖くなって医者に電話し服用を中止するようにということになりました。実は前のクリニックでもパキシルを飲んだところ1日で動悸がすごくて薬をもってとんでいきました。私のようなケースはよくありますか?SSRIがきかないタイプ。それとも薬がききすぎるのでしょうか?苦しいです。
by プリン (2009-10-03 15:01) 

fujiki

プリンさんへ
コメントありがとうございます。
おそらくSSRI の使用に伴う、
セロトニンの急激な上昇が、
不快な作用の原因になっているのでは、
と僕は思います。
同様の症状の方は、結構多いという印象があります。
おそらくSSRI 全般で、同様の症状が出る可能性が高いので、
もし抗うつ剤の使用が望ましい状況であれば、
別の系統の薬に変える方が、良いのではないかと思います。
ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2009-10-04 21:58) 

プリン

Fujikiさま
ありがとうございます。その後またリーゼとドグマチールでなんとか安定してきて今日クリニックの予約日だったので行ってきました。トレドミンを15mg一日一回でやってみましょうかということで、さっきからいろいろ検索してお薬を調べています。とにかくかなり少量からでないと怖くて試したくありません。この量ならやってみる価値ありますでしょうか?夕方になると不思議と自力でもとの元気な自分にもどるのですがそれはどういうことかもお分かりになれば教えていただきたいです。ただ朝のあの憂鬱さや焦燥感、不安が消えないのでやっぱり鬱の症状といえるのでしょうか?
by プリン (2009-10-06 14:32) 

fujiki

プリンさんへ
トレドミンを15mg1日1回なら、
試してみて悪くないと思います。
具合が悪くなれば、無理せず中断して、
主治医に申し出れば良いのではないでしょうか。
ご経過が長い場合、必ずしも朝に体調が悪いから、
即うつだとも言い切れないと思います。
気持ちの変動を感じ取れるということは、
それを感じられる冷静な自分がいるということで、
夕方のお元気な時に、
その日の経過を書きとめておくと、
今後の参考になると思います。
あまり具体的なアドバイスが出来ず申し訳ありません。
by fujiki (2009-10-07 08:42) 

プリン

とんでもないです。早々にアドバイスいただいて感謝しています。私も自分が鬱なのかそれとも不安神経症なのかパニック障害なのかよくわからないのです。ただ朝にはとにかくいろんなことが不安になります。そして嫌な気持ちがどろどろと自分のなかに入り込んでくる感じです。これから自分はどうなっていくのだろうかとか。今日一日無事に過ごすことができるだろうかとか考えてしまって苦しくなります。とにかく重い心をひきずり一つ一つその日にやるべきことをやっていると夕方になりほっとする。という繰り返しです。でも何をしても楽しいとは思えないし以前の自分は良いお天気だというだけでも今日も楽しい一日がはじまりそう。と思うような人間だったのでこれは病気にはちがいないとはおもいます。今日トレドミン朝服用しました。今のところ落ち着いています。
by プリン (2009-10-07 17:33) 

mo

興味深かったです。ルボックスだかデプロメールだかを強迫神経症で12、3才の頃より6年間ほど服用してました。
強迫神経症の症状自体は2年たたずにほぼ治まりましたが、その後うつ状態は薬をのまなくなってからも続きました。
あと、過度の飲酒、自傷、ODみたいな衝動性のある危険行為?みたいのは、確かに薬がきかなかったですよー

薬を実家に忘れてしまって、祖母の家で数日過ごしたことがありましたが、意図せぬ突然の薬断ち、めまいと動悸で起きあがるのも困難でした。当時色々薬のんでたんで、どれのせいか解りませんが…

あと余談ですが、SSRIでODしたときが一番怖かった笑
眠れもせずまどろみながら幻覚見ながら5時間悶絶してました。最悪ですね;

今、たまにソラナックスのむくらいで普通に生活してますが、長年の投薬とODの後遺症って何かあるんでしょうか…?
by mo (2010-02-14 02:02) 

fujiki

mo さんへ
コメントありがとうございます。

今の状態が落ち着いていれば、
特に影響はないと思います。
人間の脳はそうした点では回復力は強いものだと、
僕は思います。
by fujiki (2010-02-14 12:27) 

iko

初めまして。偶然ここを見つけましたが、分かりやすく解説してあって助かりました。

>SSRIは大脳前頭葉の、
>ドーパミンの濃度を高めるというデータがあり、
>これはセロトニンの1Aや3の受容体を介する作用と言われています。

この部分がまさに知りたかったことなのですが、データというのは一般的に認知されていると言っていいのでしょうか。

というのが、三環系では、こういうことが起きると言われているのですが、SSRIではむしろドパミンが抑制されると思いこんでいたので。

ドパミンの脱抑制という言葉がこの現象のことを言っているのでしょうか。

調べれば調べるほど分からなくなってきたので、ワケのわからないコメントで申し訳ありません。
by iko (2010-03-05 20:17) 

fujiki

iko さんへ
コメントありがとうございます。

前頭葉のドーパミンの話は、
主にラットの実験によるもので、
その範囲では認知されたものと言って良い、
と思います。
ただ、それが人間でも同じなのか、
と言う点については、
確立されたものではないと思います。
by fujiki (2010-03-07 17:09) 

iko

コメントへのお返事ありがとうございます。

いろいろと仮説だらけで大変ですが、頑張って調べてみます!
前頭葉のドパミンの話は本当に知りたいところでしたので、そのうえで分かりやすく解説してあることに感動しました!

本当にありがとうございます。人間でもそういったことが「起こりうる可能性もありうる(変な表現ですが)」という前提でもっと調べてみます。

私も自分の脳内で何が起こっているのかをもっと自分自身で知る必要があるなと思って調べていましたので本当に助かりました。
by iko (2010-03-08 13:46) 

ちー

こんばんは。また書き込ませていただきたした。

今は、小康状態です。ビ・シフロール0,125を朝、寝る前に2錠飲んでます。痛み止めには、頓服でロキソニン60。一日2回まで。

で、症状が落ち着いてきました。ロキソニンもここ何日か飲まないで済んでいます。眠剤も不要です。
いかに、以前のクリニックの処方が私には合わなかったかと、常々思っている所です。

ところで、今の主治医はアカシジア(パーキンソン症候群)を疑っていますが、他に何の症例があるのでしょうか・・・・?
薬はとても効き目があり、昼寝さえ、出来るほど回復の兆しをみているのですが・・・。

ただの、神経痛ですか~~???自分で、病気を作ってるって??
(前の先生に言われた事です。人のせいにしてると)

確かに私はACです。自殺未遂も何回もしていますが、境界性人格障害でもないらしく、よく、わかりません。SCTの心理テストは途中で、挫折しましたが。(地獄ですね、あの問いは・・・。)


先生はACを認めますか??そして私の症状は何なのですか?
パニック障害&バセドー。そして鬱、パーキンソン症候群。

もうわかりませんが、今は大分良くなりました。
痛くないって幸せです。生きていけると思いました。
ありがたいです。先生も質問に応答してくださってありがとうございました。

感謝します。


by ちー (2010-08-19 20:54) 

fujiki

ちーさんへ
コメントありがとうございます。
こうした病名は所詮は症状の分類に過ぎないので、
あまり気にされる必要はないと思います。
でも、症状が良くなって非常に良かったですね。
今の時間を大切にされて下さい。

by fujiki (2010-08-20 21:38) 

ちー

またまた失礼します。

どうも、主治医は薬を変えたいのか、断薬をしたいのか、よくわからないのですが、自殺未遂するほどの、絶えられない痛みや異様な焦燥感が、わからないらしく、行くたびに薬を減らそうとします。

飲み始めてまだ、一ヶ月なのに・・・。
やっと希望が見えて来たところで・・・・。

また、幼いころよりの希死念慮も、もう治ることはないと断言されました。

カウンセリングは始めたばかりですが、そういう先生ってどうなんでしょうか???

火曜日に、カウンセリングと診察を受けますが、どうもモルモット状態な
気がします。

アカシジアが辛いときの対処法を聞いたのですが、君はどうしてるの?って聞かれるばかりです。
無理に歩いて筋肉を傷めてしまいました。(鎮痛剤も考えものですね。)

主治医の先生も考え中といったところなのでしょうか・・・?

脳のホルモンって難しいですね。
今度は思い切って先生の意見を聞いてみますね。

勇気があれば、お勧めの治療薬に切り替えてみようかと思います。

って、早すぎですかね、決断が~。




by ちー (2010-08-21 05:28) 

entrez

はじめまして。先生のSSRIについての記事、一気に読ませていただきました。

私は強迫性障害でルボックス最大量を4ヶ月飲みました。強迫観念は2週間ほどで取れましたが、飲んでいる途中から億劫感のようなヘンな感じが出てきて、主治医はまだルボックスを続けたほうがいいといいましたが、断薬しました。

断薬から2ヶ月たちますが、未だに頭のヘンな感じが抜けません。頭の中を擦られるような違和感があって、億劫感も続いています。別の記事で抗うつ薬で前頭葉が萎縮することがあることを知り、同じようになっているのではないかと不安です。SSRIを大量に使いすぎたのでは…この症状は治るのでしょうか?

by entrez (2010-09-21 08:20) 

fujiki

entrez さんへ
コメントありがとうございます。

脳の萎縮が生じる、というご心配は、
あまりされなくて良いのではないでしょうか。
おそらく断薬による、
一時的症状の可能性が高いと考えますので、
徐々に改善してくると僕は思います。
by fujiki (2010-09-22 06:19) 

entrez

お返事ありがとうございます、希望が持てました。
私の症状は「前頭葉類似症候群」というものなのでしょうか。
セロトニンが増えすぎている・・・?
断薬してからも何ヶ月も続いているのが気持ち悪いのです。
ノルアドレナリンを増やすような薬を使う場合もあるそうですが、
下手なことはしないほうが良いのでしょうか。
質問ばかりで申し訳ありません。
by entrez (2010-09-22 13:32) 

fujiki

entrez さんへ
脳内のセロトニンが実際に計測出来れば、
そうした処方も意味があるかも知れませんが、
現実には推測でしかないので、
あまり他の薬は使用せず、
様子を見る方が良いのでは、
と僕は思います。
by fujiki (2010-09-23 09:32) 

entrez

ありがとうございました。
希望を捨てずにがんばりたいと思います。
by entrez (2010-09-24 00:48) 

ごめんなさい。長文失礼いたします。

SSRI、副作用で検索をかけたところ偶然、医師が書いていると思われるブログがトップ近くに出たので、書き込みます。

僕はあなた方精神科医や、SSRI、向精神薬を許せません。

学校にいけなくなり、中学1年生のときPDDと診断されて以来、向精神薬を大量処方され副作用に悩みました。極度の倦怠感に眠気、日中のふらつきや、酷いと金縛り、そして、向精神薬にありがちなジスキネジアなどの副作用。酷いときは、首が、左へ体が右へ、足や手はねじれ、救急車で運ばれる始末です。

初め、僕は母の言うがまま、半ば、脅される形で、心療内科へ連れていかれました。診断後は、ひたすらの投薬でしたし、僕も医者や母の厳しい説得や薬の効果を信じ、軽い副作用を感じながらも、飲み続け、毎週毎週、電車で数時間もかかる病院へ通うより他はありませんでした。

創作活動や読書に明け暮れるほどの意欲も、少しずつなくなり、やがて、完全にそんな気も失せていました。中学3年次に当たる頃には入院をしやっとこさ出るころには、既に10月でした。苦労して進学した中高一貫校の有名進学校でしたが、高校へ進学しても留年は必至でしたし、同じように、残り数カ月で入れる学校などありません。仕方なく、通信制の高校に名前だけ登録し、気がつけば、高校2年生の秋でした。ただ、そのころ、やっと、重い、前述したジスキネジアの重度の症状が出たおかげで、長らくより、薬の減薬を求めていた僕の声に親も賛同してくれて、次第に薬は睡眠薬のみになりました。

本当に、高い壺でも買ったかのようにとんとん拍子で事は進み、今の2倍ほどあった体重も落ち着き、大検資格も無事取得できました。

とはいえ、所詮大検資格程度の学力では、今時、中堅と呼ばれる大学にすら歯は立ちません。もう、10月も終わります。おそらく、通信制によく似た大学へ進学することになると思います。
僕は、物理学者になるのが夢でしたが、おそらく本当の意味で物理学者になることは今後一切断たれたものと思います。

ジスキネジアが出たとき、薬や副作用に疎い父から出た言葉は、
「お前、らりってるみたいだな」でしたが、おそらく、的を射ているのだと思います。すべてがすべて、治療による負の成果だとは思っていませんし、おそらく負の原因を作ったのは僕かもしれません、けれども、少なくとも僕は、火と油を担った一端が薬の副作用にあることは疑えません。これほどまでに劇的なものか、自分自身で、体験体現、したこともその理由に含みます。

父の言葉しかり、一般人から、復帰するべき社会の構成員からしても向精神薬の効果というのは計り知れず、”悪い薬”にすら見えるほどの効能を持っているのです。

薬への疑問だけでなく、半生を語り、あなたには何の関係も、責任もないことですが、ごめんなさい。6年間の社会生活とマークシートでない学習、勉強も、もう戻ってこないという悲しみと憤りは抑えられませんでした。

なぜ、作用がよくわかっていない薬を他の科以上にドバリと出せるのでしょうか?安易ではなくもっと、的確な投薬を願うばかりです。知らず知らず、事実上のとっかえひっかえのラットくんよろしくの処方の方法も同じです。
by ごめんなさい。長文失礼いたします。 (2010-10-28 01:32) 

fujiki

ごめんなさい…さんへ
コメントありがとうございます。
お辛い経験をされたのだと思います。
理解したなどと、分かったようなことは言えません。
ただ、僕自身も学校に行けなかった時期がありますし、
感触として分かる部分はあるつもりです。
コメントをこうして書いて頂いたことで、
多少でもお気持ちが整理出来る部分があれば、
僕としても嬉しく思います。
怒りをもち続けることは、
意味のないことではないと思います。
まだお若いと思いますので、
夢は捨てないで下さい。
遅すぎる、ということは決してないと思いますし、
実現は可能だと僕は思います。
by fujiki (2010-10-28 22:25) 

ゆう

初めまして。
先日、公的な相談機関から病院を紹介され、精神科を受診してPTSDと診断されました。
自分でPTSDだろうな、と思っていたので関連する本を何冊か読んでいて、PTSDにはSSRIが一番効くと書いてありました。
私はまだ若いし、効うつ剤に抵抗がありましたが、BNP?が増えて脳の神経細胞の突起が伸びるだとか、海馬が縮小しているだとかそういう技術があり、また自分も最近物忘れが酷くなったのでSSRIを処方されても仕方ないと思っていました。
しかし意外なことに先生はSSRIはフラッシュバックも悪夢も悪化させますと言って今一番効くのは漢方だということで漢方を処方されました。実際すぐフラッシュバックが良くなりました。
脳の話をしたり色々な話をしましたが、このブログを読んでそういうことだったのかと思いました。
PTSD治療を行っている病院でもあるので症例も結構沢山あったのかな?とも思いますし、私が脳のことを話すと、うーんまだ良く分かっていないからと言われました。
ところで、この記事の話は他の抗うつ剤にも当て嵌まる話なんですか?
つまり、脳のメカニズムがいまいち良く分かっていないから本当のところは効果があるのかないのか良く分からないということです…。
by ゆう (2010-11-07 10:48) 

fujiki

ゆうさんへ
コメントありがとうございます。
基本的には全ての抗うつ剤に当て嵌まる話です。
ただ、たとえば三環系の抗うつ剤は、
これまでに長い歴史があり、
臨床経験の蓄積により、
その安全性や効果についての情報がより多い、
ということは言えるかと思います。
PTSDにどの漢方薬が効いたのでしょうか。
興味があります。
by fujiki (2010-11-08 09:04) 

ゆう

お返事ありがとうございます。
今自分の書いたコメントを読みましたが調子が悪かったのかはちゃめちゃな文章になっていました;
すみません。
漢方は桂枝加芍薬湯と四物湯ですよ。
フラッシュバックはすぐ良くなったのですが、今までフラッシュバックがほとんど一日中あったので記憶とそれにまつわる感情?を覚えていて、それなのに急に原因の記憶を思い出しても感情が沸き起こらなくなって、それがダメだったみたいで今は薬は何も飲んでいません。
保険適用のカウンセリングがなかなか見つからなかったストレスも作用していたかもしれません;
幸い、主治医の先生がとてもいい先生で症状や薬の処方に関しても丁寧に説明して下さるのでSSRIや抗うつ剤についても今度聞いてみようと思います。
by ゆう (2010-11-13 10:37) 

さわ

はじめまして。記事から2年もたってのコメント書き込みで、すみません。先生の記事やみなさんのコメントは大変勉強になりました。やはり、長期にわたるSSRIの大量服用は怖いですね。強迫性障害でうちの息子がデプロメールを服用しています。はやく減薬させたいのですが、病気のリバウンドも怖い。先生は強迫はどのように治療すべきだと考えておられますか?成長期の子供に抗精神薬を服用させるのは、本当に不安です。最近、日中の眠気が強く、反面、夜は寝つきが悪く、眠りも浅いようです。少し、オーバードーズ気味かなとも思います。
by さわ (2011-06-24 15:01) 

fujiki

さわさんへ
コメントありがとうございます。
強迫性障碍は、具体的な状況における対応法を、
考えて記録し実践するなど、
認知行動療法的なアプローチは、
その程度にもよりますが、
比較的有効だと思います。
デプロメールは強迫性障碍についての効果は、
ある程度確立している薬剤なので、
主治医の先生とも相談の上、
可能であれば徐々に減量の方向で、
考えて頂くのが良いのではないかと思います。
by fujiki (2011-06-25 09:07) 

とも

はじめまして。僕は不眠で病院にいってうつ病と誤診をされパキシルを出されて2ヶ月ほどのみました。飲んだ時も副作用で頭痛、こわばり、常時ふらつき、パーキンソン症、ジストニア、線維筋痛症、リウマチ、筋肉がつっぱる、うつ、パニック障害、脱毛、下痢これらの症状全てなりました。
1年以上たってますが未だに治らず仕事も1年以上できてませんし、
お金やら恋人やら全てをSSRIと誤診で奪われました。
医者は責任逃れのため認めません。
はっきりいって医者も製薬会社も恨んでます。

何か解決方はありませんでしょうか?
多分ドーパミン濃度の異常とセロトニン症候群が合併してる状態です。
専門的な事はわかりませんが、何か対処法はないでしょうか?
by とも (2011-08-22 06:04) 

fujiki

ともさんへ
難しいのですが、
生活のリズムを形から整えることが、
良い兆しに繋がるような思いが、
最近はしています。
あまり内的な好不調の波に捉われないようにして、
自分を捨てて枠に嵌めるようなイメージです。
抽象的な話で申し訳ありません。
by fujiki (2011-08-23 08:52) 

とも

お返事ありがとうございます。
主治医の先生も同じ事言ってました。
しかし、精神面ではかなり安定してますし、
身体に気が捉われてるという誤解されてるみたいなんですよ。
服用前は特に身体の症状は何もなかったんですよね、、、
セロトニン症候群の治し方などはない感じなんですかね。。


by とも (2011-08-28 18:19) 

まみ

興味深く読ませて頂きました。
最近、レクサプロというSSRIが日本で発売されましたが、この薬については先生はどう思われますか?
他のSSRIより即効性があり、眠気がでにくいと言われて処方されたのですが、そのような効果はありますか?
また。SADにSSRIが有効という説について、先生もそう思われますか?
よろしくお願いします。

by まみ (2011-09-12 08:10) 

fujiki

まみさんへ
コメントありがとうございます。
レクサプロは、
かなり選択制の強いSSRIという位置づけで、
要するにセロトニンのみを上昇させる作用の薬です。
臨床的な効果はマイルドという評価ですが、
セロトニンの上昇による有害作用が、
生じ易い場合には注意が必要だと思います。
ただ、その安全性がある程度確認出来れば、
純粋なSSRIと言えるので、
第一選択として使用するのも一案だと思います。
by fujiki (2011-09-13 08:12) 

なむ

こんにちは。
自分の中で怖さがありましたが医師と少し話すことができたのは良かったのですが、初診で精神面での問診というかチェックリストのようなものの記入等も無く、フルボキサミンマレイン酸を処方されましたが、副作用を調べているうちに飲み始めるか迷ってきました。
脳のメカニズムは未解明なことも多いそうで、飲まずに済むなら飲まない方がいいのではと。
もし副作用が出てそれを修正するために別の薬を・・・と悪循環にはまっていくのではと。
一旦脳内のバランスが崩れたら修正するのも難しそうですね。
また、投与初期に副作用が出やすいそうですが、外出する必要がありその場で副作用が出るのではと、飲み始めるか迷っています。


by なむ (2012-04-18 06:53) 

fujiki

なむさんへ
こうした薬はリスクもありますが、
適切な使用で症状の改善につながることも勿論あり、
主治医の先生とよくご相談の上、
その使用を決めて頂くのが良いと思います。
たとえば、数回の使用で、
合わないと感じて使用を中止して、
その影響が後まで残る、
というようなことは、
ないと考えて頂いて良いと思います。

強い吐き気やめまいなどが、
飲み始めに起こることは稀にあり、
個人的にはその場合には、
使用を中止して主治医の先生に、
ご相談頂いた方が良いと思います。
そうした副作用は、
飲めばすぐに起こりますので、
初回の内服は、
外出などはされない機会に、
して頂くのが良いのではないかと思います。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2012-04-18 08:21) 

なむ

稚拙なコメントにアドバイス頂きありがとうございます。
薬は強迫性症状等へ処方していただいたものです。
意を決して今朝1錠服用しました・・・まだ1錠なので特に何もないですが、1~2週間は注意しようと思います。

パーソナリティ障害からの強迫性症状にはよくないらしいですね。

精神医学について、誤診も怖いですし、薬の相性に振り回されてしまうのも悲しいですね。
光トポロジーのような客観的な検査法が確立されることを望みます。
ありがとうございました。


by なむ (2012-04-18 13:55) 

なむ

以前に返信していただき、ありがとうございました。
処方されているフルボキサミンマレイン酸塩が1日50mgから、今は100mgになり服用しているんですが、幾つかの症状のうち気になるものがあります。
後頭部から肩にかけての首の後ろがこわばり、横になっている時に、このこわばりの首の後ろの所が時折不意にビクッと顔と共にチック?(チック自体どのようなものか分からないんですが)のようになります。
これはひょっとしてセロトニン症候群なのでしょうか。
また、ビクッとなるのはミオクローヌスというものなのでしょうか。
もし、セロトニン症候群であれば、服用は止めた方がいいのでしょうか。
それとも次回の診察までは服用を続けたほうがいい、または服用し続ければ治まるのでしょうか。
主治医に相談すべきだとは思うのですが、何か参考になることがあれば、教えてもらえませんか?

by なむ (2012-05-11 08:18) 

fujiki

なむさんへ
ご返事が遅れまして申し訳ありません。
セロトニン症候群ではないと思います。
ただ、筋肉のこわばりのような症状が、
SSRIの使用で生じることはあり、
次回の診察時にはその点については、
主治医の先生とご相談して頂くのが良いと思います。
診察時までは、
服用はそのまま継続して頂いて、
大きな問題はないのではないかと思います。
ただ、症状の強くなる場合は、
電話などで、
主治医の先生にご連絡を取って頂いた方が良いのではないか、
と思います。

ご参考になれば幸いです。
by fujiki (2012-05-13 09:04) 

なむ

お忙しいところ、返信して頂きとても感謝しています。
安心できました。
コメント後、少し症状がやわらいぎ、近々診察もありますので、服用を続けようと思います。
ありがとうございました。

by なむ (2012-05-13 22:09) 

suru

一気に読みました。
周囲で抗うつ剤を飲んでいる人の多くが根本は改善せず、
10年以上薬付けになり。衝動犯罪の陰にもSSRIがちらつき、少し調べていました。
専門家である医師からこのような分析と冷静な判断が出てくることを喜ばしく思います。極論に陥ることなく、医師としての専門的見解が展開されていて納得いたします。
推察どおり、広告キャンペーンが医師の方に行われていたのですね。医師も、ご自分で通常薬を分析調査するわけではないので、認可されてれば疑いませんよね。多少の臨床結果もあれば。

もともと脳に効く薬は恐ろしいのでは、覚せい剤が怖いなら、類似の仕組みをもつ薬は無制限に使うのは怖いはずではとの疑問が常にありました。

これを慎重に使用すべきとの結論がとても腑に落ちました。ありがとうございました。
by suru (2013-02-14 17:08) 

fujiki

suru さんへ
コメントありがとうございます。
SSRIは有用性のある薬だと思いますが、
それが適切に使用出来るような、
脳科学の一層の進歩を期待したいと思います。
これからもよろしくお願いします。
by fujiki (2013-02-15 08:31) 

ゆう

はじめまして。
薬を飲んだほうがいいのか迷っていてこの記事に辿り着きました。(以前もこのブログを読んだことがあります。)
先生としては、うつに処方する薬としては、三環系、四環系の薬が良いと考えておられるのでしょうか。
正直この記事を読んで、薬の評価を一体どういう人たちが作っているのかを知り、薬が本当に効果があるものなのか信用できなくなりました。
薬ではなくて、根本を解決しなくてはどうしようもないのではないかという疑問がどうしても残ります。
それでも薬で最悪な精神状況を少しでも助ける意味はあるのではないかと思いますが…。
今はセントジョーンズワートというサプリメントを飲んで約三ヶ月になります。
気分が底上げされ、少しずつ家事などができるようになりました。
それでも薬を飲んだほうがいいのでしょうか…。
困ったコメントでごめんなさい。
ここのコメント欄と記事を読んで先生なら信頼できると思い、相談しました。
忙しいでしょうが、よろしくお願いします。。
by ゆう (2013-08-04 23:17) 

fujiki

ゆうさんへ
コメントありがとうございます。
現時点では単極性のうつであれば、
SSRIは使用していますが、
慢性の経過であったり双極性の疑われる場合には、
うつでのSSRIは使用せず、
抗うつ剤の必要性があれば、
3環系を使用していることが多いのですが、
それが正しいかどうかは分かりません。
向く方にはSSRIは決して悪い薬ではないと思うので、
その判断基準がないことが、
一番の問題のように思います。
その効果はあくまで「治す」ということではなく、
お辛い症状を和らげ、回復を助ける、
という性質のものだと思います。

病状が回復しつつあるのであれば、
必ずしも薬剤は必要ないように思います。
大野裕先生の「こころが晴れるノート」など、
お使いになって認知療法を試みてみるのは如何でしょうか?
(釈迦に説法でしたら申し訳ありません)
by fujiki (2013-08-05 08:41) 

みらい

はじめまして。突然失礼します。

SSRIを調べていてたどりつきました。


先日14歳の娘が小児科に起立性障害により3ヶ月の入院後退院しました。
入院中20日間デプロメールを飲んでいて、退院時、少し元気になって今なら死ねるという行動をとることのある薬だと説明されましたが、その他の注意などはなくそのまま退院しました。

退院数日後、睡眠薬を12錠服薬し、隣の部屋で私と一緒にいた上の娘に電話で、それを伝え、どうして飲んだのか上の娘が聞くと、「わけわからん」と言ってました。

救急車を呼び、いろいろ探しまくった挙句に搬送された病院の小児科で胃洗浄と点滴による入院となり、次の日の昼退院、処方された病院からも家に返していいとのことで家に帰ったのですが、帰った昼また、薬とお酒を同時にのんでふらふらになっているのを夕方みつけました。
(薬は全部隠したつもりだったんですが古いぶんがどこかからか少量出てきました。)

しかし通院先に電話しても、診療時間外だから次の日の午前中に来るようにとのことでした。

こんなことは初めてで、SSRIについて調べてみると、結構大変な薬で特に未成年には与えるのは要注意であると知りました。

翌日午前中に診察に連れて行って、それを主治医に伝えましたが、薬のせいではないと言われたものの、娘はハイになってヤバイと言っていました。
しかし今、娘の記憶はこの一連はあまりちゃんと覚えていません。

主治医は一旦デプロメールを抜いて、また1からやり直すといっていましたが、危険ではないかと思っています。


こちらのサイトを拝見させて頂いていろいろ参考になりました。
ありがとうございます。
かなり履歴が前の日付なのでお気づきになられないかもしれないと思いつつレスさせて頂いております。


by みらい (2014-03-03 23:44) 

fujiki

みらいさんへ
コメントありがとうございます。
娘さんご心配なことと思います。
主治医の先生とよくご相談の上、
慎重に今後の投薬を決めて頂ければと思います。
(あまり明確なことが言えず申し訳ありません)
少しでもご参考になる点があれば幸いです。
by fujiki (2014-03-04 08:31) 

通りすがり

私はssriに凄く疑問をもっています。この薬を飲んでセロトニン神経を
健康な状態に戻すのではなく最終的には弱らす結果になると感じています。タバコのニコチンのようなもので摂取しなければまた元の木阿弥状態。レセプターに不自然に蓋をしてシナプスにセロトニンが多くあるように見せかけてるだけなので、蓋をする薬がなくなればまた
同じ症状が出てきますよね?それも蓋をするのは薬の力なのでセロトニン神経自体はそれに頼りっぱなしになるので弱くなるとどこかの本で読んだことがあります。その点ではどう感じてられるでしょうか?
やはり対処療法でずっと服用する薬と捕らえるべきでしょうか?
将来的にはセロトニン神経自信を強くする薬があれば理想なんですが。
by 通りすがり (2014-07-31 07:17) 

fujiki

通りすがりさんへ
うつ病などで一時的にセロトニンが低下するような場合には、
セロトニンを増加させるような薬剤を使用することにより、
症状が和らぎ自然治癒を助けるメリットはあるように思います。
慢性の疾患への長期使用に関しては、
ご指摘の危惧も存在するように思います。
by fujiki (2014-08-01 08:22) 

マンボー

私は社会不安障害と診断され、ssriを服用しております。
自分は本当に社会不安障害なのかと疑問に思うことがあるのですが、もし効果が出なければ辞めればいいやと気軽に飲み始め1ヶ月ほどたちました。
健常者がssriを飲んだ場合、飲んでいる最中の副作用の他に、やめたあとも影響が出てしまう可能性があるのでしょうか?
by マンボー (2014-10-04 14:00) 

fujiki

マンボーさんへ
基本的にはご心配はないと思いますが、
有効性がないようであれば、
早めの終了が望ましいと思います。
次回の診察時に薬剤の効果について、
主治医の先生によくご相談をして頂くのが、
良いように思います。
by fujiki (2014-10-04 15:05) 

fumiya

はじめまして。よろしければアドバイスをお願い致します。

すでに相談されている方もいますが、現在私は不安障害とうつ病の疑いで、レクサプロを服用して5日目となります。

5日目になって動悸が出始めて胸の不快感とみぞおちが苦しい感覚が辛くて、頓服のワイパックスを服用して落ち着きました。しかしワイパックスが切れると動悸が出そうになります。

セロトニンによる交感神経刺激の影響だと思うのですが、SSRIの効果が出るまでの繋ぎとしての抗不安剤ではなく、SSRIの副作用を抑えるための抗不安剤という考え方は、一般的なのでしょうか?

その場合は2週間ほどでSSRIの効果が出てくれば自然と副作用は治まるからでしょうか?

私としては「SSRIのこの動悸が治まらなかったらどうしよう」「これは副作用なのではなく元々の不安障害によるものなのでは?だったら繋ぎとしての長期効果のあるメイラックスをもらった方が良かったのでは?」と素人なりにいろいろ考えしまいます。よろしくお願い致します。
by fumiya (2016-07-12 15:49) 

fujiki

fumiyaさんへ
SSRIによりその使用開始時に、
不安や動悸などの症状が悪化することがあり、
軽度であれば経過の中で落ち着くことが多いので、
様子に見ても良いと思いますし、
症状が重度であったり進行性であれば、
薬剤を変更することが望ましいと思います。
ただ、通常そうした場合は内服初日から、
症状は出ることが多く、
5日後の動悸は、
元の病気からの症状の可能性の方が、
大きいようにも思います。
ただ、ここはお話を聞いただけでは、
どちらもと言い切れないと思います。

個人的には、
SSRIの効果が出るまで、
症状を取る目的での抗不安薬の使用はあっても、
副作用を抑える目的での使用は、
あまり適切ではないと考えますが、
その辺りもいろいろな見解があり、
一概に誤りとは言えないと思います。

悪化傾向がなければ、
もう1週間程度ご様子を見ても良いと思いますが、
薬に対しての不安が強いようであれば、
早めに受診をされて、
その点をご相談をされた方が良いと思います。
by fujiki (2016-07-13 13:48) 

fumiya

お返事して頂きましてありがとうございます。

症状は客観的に見て重度のものではないと思いますので、引き続き服用して様子をみたいと思います。丁寧にご回答頂きましてありがとうございました。

これまで不安障害から不定愁訴に散々苦しめられた上で、覚悟の上でSSRIを呑んでいるのですが、どうしても身体が反応してしまうようです。

特にレクサプロのが心臓に影響する副作用が低い割合ながら存在するという話が一番不安なんだと思います(最近初めて心電図検査に引っかかったというのもありましたので...)。
by fumiya (2016-07-14 18:53) 

まむ

記事、興味深く拝見しました。
私は、不安障害でメイラックスを服用しており、すこしづつ減薬し断薬寸前までいきましたが、最近疾患不安から体調を崩し、メイラックスを元の量に戻さざるを得ませんでした。不安で疲弊し抑うつになっていると考えています。朝の気分不良・倦怠感が強く、夜に軽快するので、うつの日内変動と思いますが、レクサプロを服用するかどうか迷っています。というのも、焦燥感が最も不快な症状であり、レクサプロがこれを改善させるのか、悪化させるのかわからないからです。リフレックスなら薬理的に焦燥感を悪化させないので、悩んだのですが、やはり仕事をしている身としては、眠気の強いリフレックスは現実的でないと考え、レクサプロを選びました。ただし、5mg開始としました。主治医は、焦燥感悪化はあまり考えていないようです。いわゆるうつ病には大変優れた薬と考えますが、私のように、不安での疲弊による抑うつで焦燥感がある場合、いかがでしょうか?仕事はなんとかできていますので、抑うつとしては軽度と思いますが、メイラックス2mgでは不足感があります。そもそも不安障害の第一選択肢はSSRIとされており、レクサプロで持ち上がり、メイラックスを減量できれば理想的ですが、焦燥感悪化を恐れています。恥ずかしながら内科医です。もし、お時間あり、ご意見頂ければ幸いです。
by まむ (2016-08-05 00:57) 

fujiki

まむさんへ
レクサプロはかなりシンプルに、
セロトニンのみを増加させる薬剤なので、
今の症状がセロトニンに関連しているかどうかを、
判断する目的では、
使用してみることは悪くないように思います。
セロトニンの増加による不安や焦燥感などの副作用は、
強く出る方はすぐに出るのが、
その場合は即日中止が望ましいと思います。
5ミリで問題がなければ、
10ミリまでは増量してみて、
それでご判断されるのが良いように考えます。
by fujiki (2016-08-06 08:14) 

まむ

お忙しいな中、お返事ありがとうございました。非常に厚かましいのですが、もう少し追加をお許しください。
現在の症状がセロトニン以外の可能性もあるということでしょうか?たとえばノルアドの低下などという意味でしょうか。ここが一番わからないところなのですが、ノルアドの低下も焦燥感、不安を惹起するのでしょうか?活動しだすと焦燥感は和らぐ感じもありますが。
ということは、SNRIはより焦燥感を起こさせるイメージを感じていたのですが、不安、焦燥のある抑うつにSNRIもありなのでしょうか?主治医はイフェクサも選択肢に入れているようでしたが。
何回も恐縮です。お返事頂ければ幸いです。
by まむ (2016-08-06 10:46) 

fujiki

まむさんへ
効果は個人差も大きく、
あまり理屈とは一致しない部分もあるかと思います。
最初からSNRIというのは、
あまり選択肢としてはないと思いますが、
他の薬が無効である場合には、
選択肢の1つにはなるかと思います。
コメント欄の性質上、
あまり具体的なアドバイスには踏み込めませんので、
この辺りでよろしくお願いします。
by fujiki (2016-08-06 12:16) 

まむ

お返事ありがとうございます。
参考になりました。
本当にありがとうございました。
by まむ (2016-08-06 13:55) 

きよたん

以前一度質問させていただきました、きよたんです。

 先生は、SSRIはどれもこれも同じようなもんだ、とのお考えでしょうか。それともSSRIにも違いがあるように感じられますでしょうか。
 SSRIは、いずれもセロトニン濃度をアップさせる化合物ですが、あるSSRIでダメだった場合、別のSSRIを試す価値はあるとお考えですか?
 また、中程度の量のSSRIである程度の効果があったにも関わらず、最大量まで増加させることでうつが悪化するようなことは起こり得るのでしょうか?

 あと、うつ病治療において、SSRI(またはSNRI)に抗精神病薬(ジプレキサ等)をプラスする処方は本当に有効なのでしょうか?ある研究では効果アリとの結論が出たそうですが、その後、より大規模な研究を行った結果効果ナシとの結論が出たと聞きます。

 よろしければ、先生のお考えをお聞かせください。
by きよたん (2016-09-25 23:06) 

fujiki

きよたんさんへ
科学的な見解ではなく、敢くまで一種の感想として、お読み頂きたいのですが…
SSRIもセロトニンの増加はすぐに出現するのに、
症状の改善には時間が掛かり、
その効果にも差があるので、
全ての効果がセロトニンのみで説明可能ではなく、
幾つかのメカニズムを想定する必要があるように思います。
その意味では、構造の違う薬は、
別個の作用があってもおかしくはありません。
また、こうしたメンタルな薬は、
矢張り相性のようなものがあって、
ほぼ同じ効果の薬剤でも、
薬を変えることで効果が変わることは、
経験的にはあると思います。
分量についても、個人差はかなりあると思いますし、
増量により体調不良の生じることもありうると思います。
抗精神病薬がうつ症状に効果のあるケースはあると思いますが、
併用より基本的には単剤での使用の方が、
望ましいのではないかと思います。
by fujiki (2016-09-26 16:55) 

きよたん

ご感想ありがとうございました。

大変参考になりました。

私の主治医は割と大雑把な人で(笑)、なおかつ最大量までアップしたがる方です。若干の医者不信になっており、このような形で様々な方のご意見をお伺いしたくなってしまっています。お手数をおかけしました。

ご感想ありがとうございました。

感謝いたします。
by きよたん (2016-09-26 18:43) 

慢性疲労

SSRIが脳の萎縮、セロトニン症候群、やめられなくなるなど悪い話を聞きとても心配なのですが、数年くらい使う場合そのようなリスクは考えられるのでしょうか?

慢性疲労症候群かうつ、自律神経失調症当たりの症状で、すぐにだるくなり、体を洗うくらいで汗びっしょりになる症状に苦しんでおり、
ジェイゾロフト2錠とレメロン1錠を飲んでいます。

何とか減らそうとジェイゾロフトを1と2/1に減らしたところだるさが、
悪くなり2に戻すと改善します。
明らかにジェイゾロフトが聞いているので、
もしかして慢性疲労症候群ではなく鬱や自律神経失調症なのでしょうか?
ストレスがたまると夜中に汗びっしょりになって起きることがあります。
by 慢性疲労 (2017-02-09 17:15) 

jm

はじめまして 自分は今デプロメール25mg朝晩を処方されてるんですが吐き気などの副作用は一切ないのですが悪夢をよく見ます
これは他のssriでも一緒なのでしょうか?また薬を変えたらまた最少量からやり直しなのでしょうか? 次の処方でデプロメールの量を増やすことになってるので
by jm (2017-04-15 17:36) 

お教えください

軽度のうつ病でレクサプロが処方されることもあるのでしょうか。その場合、副作用はどのように出る可能性がありますでしょうか。
よろしくお願いします。
by お教えください (2017-04-21 00:54) 

fujiki

お教えください…さんへ
軽度でも処方されることはあると思いますが、
薬物治療が必要であるという医師の判断になりますので、
明確な線引きは難しいかと思います。
レクサプロは通常開始用量が決まっているので、
副作用には差はないと考えて頂いて良いと思います。
by fujiki (2017-04-22 09:29) 

初夏

こんにちは。 先生のブログ、興味深く読ませていただきました。 強迫性障害で30年ほど苦しんでます。 病院でレクサプロを勧められていますが、迷っております。 セロトニンを増やすということでしたら、セロトニンのサプリメントでもよいのでしょうか? よろしくお願いいたします。
by 初夏 (2017-04-22 11:03) 

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