ファン・タマリッツの世界 [マジック]

こんにちは。
六号通り診療所の石原です。
今日はちょっと溜まった郵便の整理をしてから、
診療所に行って、
書類の整理を少しやろうかと思っています。
貧乏症ですね。
昨日は在宅で診ている方のご家族から、
相談のお電話があって、
それから老人ホームには出動しました。
それでは今日もマジックの話などします。
上の写真はスペインのマジシャン、
ファン・タマリッツです。
怪しげなおじさんキャラですが、
カードマジックの名手で、
学究肌のマジシャンです。
その演技は一見奔放で大雑把に見えますが、
実は鋭利な頭脳と緻密な計算に支えられています。
昨日お話した1994年のマジックの国際大会に来日。
その時に生の演技を見ました。
これは最高でしたし、
感銘を受けました。
1つだけお話しますとね、
観客が選んだカードが、
他の観客のポケットから出て来るんですが、
それには予め客のポケットに、
カードを仕込んでおく必要があるのです。
タマリッツは自分の出番の前にさりげなく入って来て、
立っている客とちょこっと話をするのです。
そこでその客のポケットに、
するりとカードを滑り込ませます。
こういうことをさりげなく出来るのが、
まあ本当のプロですね。
日本のテレビで、
よくそうしたマジックが演じられますが、
通常は「サクラ」を使っているのです。
それをしないのが、
タマリッツの腕です。
それでは今日はこのくらいで。
皆さんも良い休日をお過ごし下さい。
石原がお送りしました。
2008-12-30 09:11
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